名言ナビ
→ トップページ
今日の
日本の文豪の名言
☆
10月14日
☆
← 前日の名言
→ 翌日の名言
1.
五月の朝の新緑と薫風(くんぷう)は私の生活を貴族にする。
(
萩原朔太郎
)
2.
勤労の裏づけのない富は、人間を誤る。
(
山本周五郎
)
3.
生活の堕落は、
精神の自由を殺す。
(
夏目漱石
)
4.
幸運を望む男よ、お前が三つしか事を為さないのに十の結果を望んでいる間は、幸運は来はしない。
(
山本周五郎
)
5.
元来何しに世の中へ面(つら)をさらしているんだか、解(げ)しかねるやつさえいる。
しかも、そんな面に限って大きいものだ。
(
夏目漱石
)
6.
他人がどうであろうと
自分さえ、ちゃんとしていればいい。
するだけのことをすればいい。
(
武者小路実篤
)
7.
人があやまったり詫(わ)びたりするのを、真面目に受けて勘弁するのは正直過ぎる馬鹿と云(い)うんだろう。
あやまるのも仮りにあやまるので、勘弁するのも仮りに勘弁するのだと思ってれば差し支(つか)えない。
(
夏目漱石
)
8.
在来の父母舅姑は我子夫妻から財養し孝養されることを望んだのであるが、私は我子が独立し得るまでの教育にはあくまでも力をつくす覚悟である代わりに、我子からその報償を得ようとは毛頭考えていない。
(
与謝野晶子
)
9.
程よい怠けは生活に風味を添える。
(
梶井基次郎
)
10.
ナルシスムは、彼自身のなかで、美と悪とを強引に化合させる力である。
(
三島由紀夫
)
11.
敵は多きを恥じず。
されど、敵として其(その)人を選(えら)め。
卑しき敵は持ちたるだけにて此方(こちら)の敗北なり、恥辱なり。
(
国木田独歩
)
12.
人に笑われるなどということは全く大したことじゃありません。
だから我々は大いに他人の失敗を笑うべきなのであります。
(
三島由紀夫
)
13.
君は君、僕は僕、
だが仲良く。
(
武者小路実篤
)
14.
あたたかい心で人のなかに住め。
人のあたたかさは、自分の心があたたかでいなければ分かる筈もない。
(
吉川英治
)
15.
一つの考えというものは正しいか正しくないかだけでは評価出来ない。
(
志賀直哉
)
16.
人間は、時として、充たされるか充たされないか、わからない欲望のために、一生を捧げてしまう。
その愚をわらう者は、畢竟(ひっきょう)、人生に対する路傍の人に過ぎない。
(
芥川龍之介
)
17.
別れる男に、花の名を一つは教えておきなさい。
花は毎年必ず咲きます。
(
川端康成
)
18.
女はとかく多弁でいけない。
人間も猫くらい沈黙であるといい。
(
夏目漱石
)
19.
だれでも他人の不幸に同情しない者はいない。
ところがその人がその不幸を、どうにかして切り抜けることができると、今度はこっちでなんとなく物たりないような心持がする。
もう一度その人を、同じ不幸におとしいれてみたいような気にさえなる。
(
芥川龍之介
)
20.
人が四十三歳にもなれば、
この世に経験することの多くが
あこがれることと
失望することとで
満たされているのを
知らないものもまれである。
(
島崎藤村
)
← 前日の名言
→ 翌日の名言
→ トップページ