名言ナビ
→ トップページ
今日の
日本の文豪の名言
☆
9月22日
☆
← 前日の名言
→ 翌日の名言
1.
人力の限りあるを知るのが自信だ。
(
島崎藤村
)
2.
物質的欲望を減ずることは、必ずしも平和をもたらさない。
我々は平和を得るためには、精神的欲望も減じなければならない。
(
芥川龍之介
)
3.
すべて、徹底を願うことは、それにともなう苦痛も多い。
しかしそれによって与えられる快感は何ものにも見出すことが出来ない。
(
島崎藤村
)
4.
男の世界は思いやりの世界である。
男の社会的な能力とは思いやりの能力である。
武士道の世界は、一見荒々しい世界のように見えながら、現代よりももっと緻密な人間同士の思いやりのうえに、精密に運営されていた。
(
三島由紀夫
)
5.
心に傷をもたない人間がつまらないように、あやまちのない人生は味気ないものだ。
(
山本周五郎
)
6.
かつては「平和」のために軍備が拡張せられねばならぬと言われた。
今は「平和」のために軍備が縮小せられねばならぬと言われる。
「平和」がそれを聞いたら何と答えるだろう。
(
島崎藤村
)
7.
いかなる良策でも、用いなければ空想を語るに過ぎません。
(
吉川英治
)
(
『三国志』
)
8.
仲良き事は美しき哉(かな)
(
武者小路実篤
)
9.
偶然即(すなわ)ち神と闘うものは常に神秘的威厳に満ちている。
賭博者もまたこの例に洩(も)れない。
(
芥川龍之介
)
10.
自由な、調和のとれた、何気ない、殊(こと)に何気ないといふ事は日常生活で一番望ましい気がしている。
(
志賀直哉
)
11.
子供さえあれば、大抵貧乏な家でも陽気になるものだ。
(
夏目漱石
)
12.
皆一緒に学校を出た時分──あの頃は、何か面白そうなことが先の方でわれわれを待っているような気がした。
こうしているのが、これが君、人生かね。
(
島崎藤村
)
13.
いくら年をとり、知識を積んでも、人間には、人間本来の迷いの火ダネが、白骨になるまでは、なくならないものらしい。
(
吉川英治
)
14.
人と人との応接は、要するに鏡のようなものである。
驕慢は驕慢を映し、謙遜は謙遜を映す。
人の無礼に怒るのは、自分の反映へ怒っているようなものといえよう。
(
吉川英治
)
(
『三国志』
)
15.
馬鹿なものは独身の間は結婚した時のよろこびを空想し、結婚すると独身の時のよろこびを空想する。
(
武者小路実篤
)
16.
幸不幸は現象であって不動のものではない。
(
山本周五郎
)
17.
取らねばならぬ経過は泣いても笑っても取るのが本統だ。
(
志賀直哉
)
18.
どこかに自分の能力を発揮出来、それが進歩の余地があり、心を働かす余裕があれば、幸福を感じる。
(
武者小路実篤
)
19.
在来の父母舅姑は我子夫妻から財養し孝養されることを望んだのであるが、私は我子が独立し得るまでの教育にはあくまでも力をつくす覚悟である代わりに、我子からその報償を得ようとは毛頭考えていない。
(
与謝野晶子
)
20.
最も賢い処世術は
社会的因襲を軽蔑しながら、
しかも社会的因襲と矛盾せぬ生活をすることである。
(
芥川龍之介
)
← 前日の名言
→ 翌日の名言
→ トップページ