名言ナビ
→ トップページ
今日の
日本の文豪の名言
☆
9月13日
☆
← 前日の名言
→ 翌日の名言
1.
一般に人が酒をのむ目的は、心地のよい酩酊に入って忘我の恍惚を楽しむにある。
ところがある種の酒飲みは、飲酒によって全く反対になる。
(
萩原朔太郎
)
2.
私は冷(ひやや)かな頭で新らしい事を口にするよりも、熱した舌で平凡な説を述べる方が生きていると信じています。
血の力で体(たい)が動くからです。
(
夏目漱石
)
3.
たとえばどんなにいいことにしろ、それを知るべき年齢よりも早くそれを知れば、それは悲劇の色しか帯びない。
(
川端康成
)
4.
ナルシスムは、彼自身のなかで、美と悪とを強引に化合させる力である。
(
三島由紀夫
)
5.
その女に捨てられたという時には、
多少なりと精神上に傷害を残す位な濃艶に狂激な女が欲しいのです。
(
永井荷風
)
6.
健全なる理性は命令している。
──「爾(なんじ)、女人(にょにん)を近づくる勿(なか)れ。」
しかし健全なる本能は全然反対に命令している。
──「爾、女人を避くる勿れ。」
(
芥川龍之介
)
7.
休養は万物の旻天(びんてん)から要求して然るべき権利である。
(
夏目漱石
)
8.
自分の欲望を制すれば成功し、自分本位では失敗するということ。
人間が言葉を使うと同時に、言葉も人間を使うことがある。
(
谷崎潤一郎
)
9.
人生の疲労は年齢には関係ない。
(
坂口安吾
)
10.
三千人と恋愛をした人が、一人と恋愛をした人に比べて、より多くについて知っているとはいえないのが、人生の面白味です。
(
三島由紀夫
)
11.
先生にあわれみをもつがよろしい。
薄給の教師に、あわれみをもつのがよろしい。
先生という種族は、諸君の逢うあらゆる大人のなかで、一等手強くない大人なのです。
(
三島由紀夫
)
12.
うそは河豚汁(ふぐじる)である。
その場限りでたたりがなければこれほどうまいものはない。
しかしあたったが最後苦しい血も吐かねばならぬ。
(
夏目漱石
)
13.
日本人は三十の声を聞くと青春の時期が過ぎてしまったように云うけれど、熱情さえあれば人間は一生涯青春で居られる。
(
永井荷風
)
14.
まあいい
俺の一生を何かの役に立たせて見せる
ころぶ時があっても
(
武者小路実篤
)
15.
悲しい時には、桜の花の咲くのを見たって涙が出るんだ。
(
谷崎潤一郎
)
16.
宗教心なき人間は、最も劣等なる人間なり。
(
国木田独歩
)
17.
自らを尊しと思わぬものは奴隷なり。
(
夏目漱石
)
18.
幸福をつかむのを恐れるな。
(
武者小路実篤
)
19.
死んだ時に人を悲しませないのが、人間最高の美徳さ。
(
川端康成
)
20.
どうせ生きているからには、
苦しいのはあたり前だと思え。
(
芥川龍之介
)
← 前日の名言
→ 翌日の名言
→ トップページ