名言ナビ
→ トップページ
今日の
日本の文豪の名言
☆
9月14日
☆
→ 日別名言メニュー
← 前日の名言
→ 翌日の名言
1.
神を恐るる癖に人を恐れず。
今の世の豪商とか金満家と云(い)うものは常に恐れつつある。
何を恐れつつあるかと云えば金を失う事と権力を失う事を恐れつつある。
金は何の為に失うか。
権力は何の為に失うか。
彼等をして金と権力を失はしむるものは何であるか。
──人である。
(
夏目漱石
)
2.
女に於(お)ける嫉妬は愛の高雅な情操によるのでなく、実には猛獣の激情に類するところの、野蛮の本能によるのである。
(
萩原朔太郎
)
3.
女には大きな人道の立場から来る愛情よりも、多少義理をはずれても自分だけに集注される親切を嬉しがる性質が、男よりも強いように思われます。
(
夏目漱石
)
4.
泣き濡れて 秋の女よ
汝(なれ)があゆみは一歩一歩、
愛する者から遠ざかる
(
佐藤春夫
)
5.
他の発見のないところに
真実の文化が有りうべき筈はない。
自我の省察のないところに
文化の有りうべき筈はない。
(
坂口安吾
)
6.
そもそも恋は宇宙的の活力である。
(
夏目漱石
)
7.
自分の顔と折合いをつけながら、だんだんに年をとってゆくのは賢明な方法である。
(
三島由紀夫
)
8.
智に働けば角が立つ。
情に棹(さお)させば流される。
意地を通せば窮屈だ。
とかくに人の世は住みにくい。
(
夏目漱石
)
9.
逆境を転じて、その逆境をさえ、前進の一歩に加えて行く。
(
吉川英治
)
(
『三国志』
)
10.
仕事をして一盃(いっぱい)やると、同じ酒でも味が違う。
これを思うと、労働ぐらい人を幸福にするものはないかもしれない。
(
幸田露伴
)
11.
人に言うべき事は最後まできちんと言うがよい。
全部は言いたくないことだったら、むしろ初めから黙っていよ。
(
森鴎外
)
12.
日本人は絶望を知らない。
絶望する前に、諦めてしまう。
(
山本周五郎
)
13.
人間は調子のいいときは、
自分のことしか考えないものだ。
自分に不運がまわってきて、
人にも世間にも捨てられ、
その日その日の苦労をするようになると、はじめて他人のことも考え、
見るもの聞くものが身にしみるようになる。
(
山本周五郎
)
14.
我々はしたいことの出来るものではない。
ただ、出来ることをするものである。
(
芥川龍之介
)
15.
恋が消えなければ、夫婦の愛情は起こらない。
(
田山花袋
)
16.
ドロ水を飲料水にするための濾過装置があるでしょう。
濾過装置の中で、残ったドロと飲料水になる水とあるけど、残ったドロがいらないもので、捨てちゃっていいものかというと、ぼくはそうじゃない。
それが現実なんだ。
現実を避けることはできないね。
(
三島由紀夫
)
17.
さまざまな自己欺瞞のうちでも、
自嘲はもっとも悪質な自己欺瞞である。
それは他人に媚びることである。
(
三島由紀夫
)
18.
自分で幸福を感じている人は、それだけで満足し感謝するが、自分が幸福を感じないものは、他人に尊敬されたかったり、他人に報酬を求めたりする傾向になりやすい
(
武者小路実篤
)
19.
(迷っても)帰りも矢張(やはり)凡(およ)その方角をきめて、別な路(みち)を当てもなく歩くが妙(みょう)。
そうすると思わず落日の美観をうる事がある。
(
国木田独歩
)
20.
外形さえ健康な力に充ちていれば、それがすなわち「礼儀正しい私」の姿である。
(
三島由紀夫
)
← 前日の名言
→ 翌日の名言
→ 日別名言メニュー
→ 今日の名言(テーマ別)
→ 今日の名言(星 座 別)
→ 今日の名言(血液型別)
→ 日別の名言(テーマ別)
→ 日別の名言(星 座 別)
→ 日別の名言(血液型別)
→ トップページ