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今日の
文章の書き方の名言
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8月3日
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1.
書かれないことは、現に起こったことであっても、まだ事実ではない。
書くということは、考えることとイコールであるだけでなく、現実をつくり出すことでもあるのだ。
( 作者不詳 )
2.
絵画とは無声の詩であり、詩とは有声の絵画である。
(
コールリッジ
)
3.
「──ので」とか「──から」とか「──なので」「──だから」と書いたとたんに、文章が難しくなってしまうのです。
「理由」を、次に言わなければならないからです。
(
井上ひさし
)
4.
自分の知る限り最も真実に近い文章を書け。
(
ヘミングウェイ
)
5.
小説を書くためのルールは三つある。
残念ながら、どんなルールなのかは誰も知らない。
(
サマセット・モーム
)
6.
文章の中の、ここの箇所は切り捨てたらよいものか、それとも、このままのほうがよいものか、途方にくれた場合には、必ずその箇所を切り捨てなければいけない。
いわんや、その箇所に何か書き加えるなど、もってのほかというべきであろう。
(
太宰治
)
7.
自分を全面的に出して文章を書くとは、敵を作ることでもある。
(
中野孝次
)
8.
自分の伝えようとした言葉が相手に伝わらないとき、理解できない相手が悪いというのか、あるいは自分が悪いと考えるのか、ここに伝えることの本質があると考えます。
どんなに上手な文章でも、伝わらなければ意味がないという訓練を子どもの頃からすることは必要だと思います。
(
工藤勇一
)
9.
書かれた事柄は間違いない事実であっても、そのほかに伝えなければならないもっとたくさんの事実、もっと本質的な事実があるのにそれをとりあげなければ、書かれた記事は事実を伝えたものではない。
(
むのたけじ
)
10.
全てのよい叙情詩には、理屈や言葉で説明することの出来ない一種の美感が伴う
(
萩原朔太郎
)
11.
文体は何の価値もないが、文体のないものは一つもない。
( リヴァロル )
12.
旅行記の良し悪しは、その人が前もって心の中に持っているもの、その旅行で見るべきものについての知識、一つの生活様式を他のそれと対照し得る能力、これら三つの多少に比例するものだ。
(
サミュエル・ジョンソン
)
13.
(小説に於(お)いては)無闇(むやみ)に字面(じづら)を飾り、ことさらに漢字を避けたり、不要の風景の描写をしたり、みだりに花の名を記したりする事は厳に慎しみ、ただ実直に、印象の正確を期する事一つに努力してみて下さい。
(
太宰治
)
14.
道徳的な詩だとか、不道徳的な詩だとか、語るべきではない。
詩は、うまく書かれているか、それともまずく書かれているか、そのどちらかでしかない。
(
オスカー・ワイルド
)
15.
いちど、いやな恐るべき実体を見てしまった芸術家は、それに拠(よ)っていよいよ人生観察も深くなり、その作品も、所謂(いわゆる)、底光りして来るようにも思われますが、現実は、必ずしもそうでは無いらしく、かえって、怒りも、憧(あこが)れも、歓びも失い、どうでもいいという白痴の生きかたを選ぶものらしい。
(
太宰治
)
16.
民衆の教育には、著述に依(よ)るのが、最も効果的のようです。
(
太宰治
)
17.
虚言のデパートは誇張だ。
(
バルタザール・グラシアン
)
18.
文学が革命的なのは、それが常に、制度的なものに対して生命あるものを擁護するからだ。
( ハンス・エーリッヒ・ノサック )
19.
自分の書く詩、歌が素晴らしいものだという想像を繰り返しているうちに、本当に素晴らしい詩や歌が、あまり苦労しなくても生まれてくるものです。
(
ジョセフ・マーフィー
)
20.
小説というものは、迷っている人間が書いて、迷っている人間に読んでもらうものなのです。
(
司馬遼太郎
)
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