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今日の
文章の書き方の名言
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8月2日
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1.
自分の書いた文章が、全く読まれないか、あるいはざっと一読の光栄に浴して、そうして、「なんだいこれは」と顔をしかめられるのをハッキリ自覚しながら、それでも一字一字まじめに考え考えして文章を書かなければならぬというのは、つらい話である。
(
太宰治
)
2.
実現に結びつく企画書を見ると、
どれもひとつの共通点を持っている。
それは企画の意図が相手に
一行もしくはひとつの言葉で伝わること。
( 野地秩嘉 )
3.
音の効果的な適用は、市井(しせい)文学、いわば世話物に多い様である。
もともと下品なことにちがいない。
それ故(ゆえ)にこそ、いっそう、恥ずかしくかなしいものなのであろう。
聖書や源氏物語には音はない。
全くのサイレントである。
(
太宰治
)
4.
いかなるきずなにもつながれず、
いかなる柵にもとらわれず、
私は自由にあらゆる空間を飛び回る。
思想こそ、我が無限の王国、
言葉こそ、我が翼ある道具。
(
シラー
)
5.
私のねらいは、見たことや感じたことをもっともうまく単純に書くことだ。
(
ヘミングウェイ
)
6.
詩は、奇抜さではなく巧みな過剰によって驚かせなければいけません──
読者に、
自分自身の最高の考えを言葉にしたものという印象を与え、
それがほとんどひとつの思い出のように見えなければならないのです。
( キーツ )
7.
最も知る者は、最も少なく語る。
(
イギリスのことわざ・格言
)
8.
会社員生活をしているから社会がみえたり、心境が広くなるわけではなく、却(かえ)って月給日と上役の顔以外にはなんにもみえません。
(
太宰治
)
9.
本物はそれ自体で詩となる。
( アンジャ・イジェスカ )
10.
書くことは考えること生きること
明日の陽の出は六時八分
( 鳥海昭子 )
11.
詩人は言葉を新しくする。
(
太宰治
)
12.
釣糸噛み切って逃げたなまずは呑舟(どんしゅう)の魚(うお)くらいにも見えるとか、
忘却の淵に引きずり込まれた五、六行の言葉、たいへん重大のキイノオト。
惜しくてならぬ。
浮いて来い!
浮いて来い!
真実ならば浮いて来い!
(
太宰治
)
13.
悲劇と喜劇は表裏一体だ。
どちらか一方だけで人間を描くのは、
表現者として公正さを欠く。
(
奥田英朗
)
14.
言(げん)は簡(かん)なるをもって貴しと為す
( 楊時 )
15.
ストーリーをつくるのは言葉です。
そのことをよくよく表しているのがマンガで、マンガは絵だとおもわれているけれど、違いますよね。
言葉がなかったらマンガはマンガにならないと言っていいくらい、マンガには言葉がいっぱい詰まっている。
(
長田弘
)
16.
短歌形式がつねに自省をともなった事実信仰を前提にしていたのは「そうであった自分」の呪縛からのがれられなかったからだと言ってもいいだろう。
(
寺山修司
)
17.
私は、自分の作品をあまり認めていないし、また、よその人の作品もそんなに認めていない。
(
太宰治
)
18.
私の本は水だ。
偉大な天才の本はぶどう酒だ。
しかし、みんなは水を飲む。
(
マーク・トウェイン
)
19.
むずかしいことをやさしく
やさしいことをふかく
ふかいことをおもしろく
(
井上ひさし
)
20.
詩は、怒りと、飢えと、落胆を道連れにしている。
(
クリストファー・モーリー
)
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