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301.
私を他の連中と比較しないでいただきたいね。
第一にあなたは私という人間を知っていない。
――それに、他の連中のことも知っていない。
（ ポール・ヴァレリー ）
302.
花に嵐のたとえもあるぞ。
「さよなら」だけが人生だ。
（ 井伏鱒二 ）
303.
人にほめられたいなら、自分のことをほめるな。
（ ブレーズ・パスカル ）
304.
人々がいつでも正直なことを言うのはなぜか。
神が嘘を禁じたからではない。
それは、嘘をつかないほうが気が楽だからである。
（ ニーチェ ）
305.
互いに手をつなぐ時にも間をあけよう。
（ ハリール・ジブラーン ）
306.
ひたすら生き、仕事をする。
周りに気を配るのはそれからだ。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
307.
人の一生の幸も災いも、自分から作るもの。
周りの人間も、周りの状況も、自分から作り出した影と知るべきである。
（ 野口英世 ）
308.
平生はみんな善人なんです。
少なくともみんな普通の人間なんです。
それが、いざという間際に急に悪人に変わるんだから恐ろしいのです。
だから油断ができないんです。
（ 夏目漱石 ）
309.
他人の恩義は、そのお返しができると思っているうちは嬉しいが、到底その力もないとなると、感謝より憎悪で報いたくなるものである。
（ タキトゥス ）
310.
強くないさ。
誰だって強くない。
でも、誰かのためなら強くなれる。
（ ドラマ『医龍』 ）
311.
部下をやる気にさせるためのいちばん勇気ある方法は、間違えること、彼らとの議論に負けることだ。
（ デイル・ドーテン ）
312.
我よく人を愛すれば、人また我を愛す。
（ 伊藤仁斎 ）
313.
頭のいい人と話すといい。
新しい考え方を吸収できるから。
経験豊富な人と話すといい。
人生の幅が広がるから。
やさしい人と話すといい。
自分もやさしくなれるから。
（ 池田洋一郎 ）
314.
徳は孤ならず、必ず隣(となり)有り。
（ 孔子・論語 ）
315.
相手の言うことに良く耳を傾ける人こそ、偉大な人である。
（ カルビン・クーリッジ ）
316.
教養ある人間は、他の人格を尊重し、したがって、常に寛大で柔和で腰が低いものである。
（ チェーホフ ）
317.
ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。
よどみに浮かぶうたかたは、かつ消え、かつ結びて、久しくとどまりたる例(ためし)なし。
世の中にある人と栖(すみか)と、またかくのごとし。
（ 鴨長明 ）
318.
人類同胞に対する最大の罪は、彼らを憎むことではなく、無関心であることだ。
それこそ非人間性の本質である。
（ ジョージ・バーナード・ショー ）
319.
他の親切は、その当時にこそ余計なお世話に見えるが、後になると、もういっぺんうるさく干渉してもらいたい時期が来るものである。
（ 夏目漱石 ）
320.
信頼は、年を重ねた胸の中でゆっくりと育つ植物である。
（ ウィリアム・ピット ）
321.
人々を結び合わせるすべてのものは善であり、美であります。
彼らを分裂させるすべてのものは悪と醜悪であります。
（ トルストイ ）
322.
いかなるものといえども、必ず急所を持つものだ。
急所を見分け得るものは成功する。
（ 横光利一 ）
323.
他の人に懺悔してしまうと、当人は自己の罪は忘れるが、たいてい相手の人はそれを忘れない。
（ ニーチェ ）
324.
機知に富み、うちとけた言葉は永久に生命を持つ。
（ ゲーテ ）
325.
男同士は本来、互いに無関心なものだが、女は生まれつき敵同士である。
（ ショーペンハウアー ）
326.
「笑い」は相手がいて、初めて生まれるんだよ。
相手を信用しないと笑えないよ 。
（ 萩本欽一 ）
327.
嫉妬というのは、自分と同じレベルだった人間が、自分をおいてけぼりにして幸せになったときに、起きる。
（ 石井貴士 ）
328.
語り合ってみて理性も好感も感じられない人間が多いのは、自分の言いたいことで頭がいっぱいで、相手の言葉に耳を貸さない連中が多いからだ。
（ ラ・ロシュフコー ）
329.
謙譲というものは、平凡な能力を持つ人間の場合には単なる誠実であるが、偉大な才能のある人間の場合には偽善である。
（ ショーペンハウアー ）
330.
時は悲しみと口論の傷を癒す。
（時がたてば）人はみな変わる。
過去の自分はもはや現在の自分ではない。
悩む者も悩ます者も、時がたてば別人になる。
（ ブレーズ・パスカル ）
331.
率直なご意見を伺いたいとか、厳しくご批評下さいといいながら、内心ではただ称賛のことばを待っている。
率直に批評した者がそれによって憎まれなくても、より多く愛されることはまずありません。
（ ハインリッヒ・ハイネ ）
332.
「嫌いなものは殺してしまう、
　それが人間のすることか？」
「憎けりゃ殺す、
　それが人間ってもんじゃないのかね」
（ シェイクスピア ）
333.
お互いの長所欠点を良く知り合い、そして欠点を補い合う。
そこから共同の仕事の発展が生まれる。
（ 松下幸之助 ）
334.
努力する人間の困難な問題は、先輩の功を認め、しかも彼らの欠点によって妨げられないことである。
（ ゲーテ ）
335.
確実に幸福な人となるただ一つの道は、人を愛することだ。
（ トルストイ ）
336.
真心をもって人を助ければ、必ず自分も人から助けられる。
これは人生の最も美しい見返りの一つである。
（ エマーソン ）
337.
人になにかをしてもらいたいと思えば、こちらからなにかをしてあげる。
人に愛されたいのなら、こちらか愛する。
人を従わせたいのなら、まず、人に従ってみる。
（ 宮城谷昌光 ）
338.
この世で最も強い人間は、孤独の中でただひとり立つ人間だ。
（ ヘンリック・イプセン ）
339.
だまされる人よりも、だます人のほうが、数十倍くるしいさ。
地獄に落ちるのだからね。
（ 太宰治 ）
340.
どうせ人生の本質はつらく、人間は孤独なぐらい百も承知している。
だからそれだけ余計に明るく楽しく振舞おうという決心を、私はこの十年間に持ち続け、更にその気持ちを強くしている。
（ 遠藤周作 ）
341.
人間はみな荒野の旅人です。
このありかたを孤独といいます。
孤独というのは淋しいことではない。
判断に不安がつきまとうこと。
その不安に耐えることです。
（ 池澤夏樹 ）
342.
命は大切だって、何千何万回言われるより、あなたが大切だ、誰かがそう言ってくれたら、それだけで生きていける。
（ 広告コピー ）
343.
繊細な魂は、誰かが自分に感謝する義務があると知ると塞ぎ込む。
粗野な魂は、自分が誰かに感謝する義務があると知ると塞ぎ込む。
（ ニーチェ ）
344.
あたたかい心で人のなかに住め。
人のあたたかさは、自分の心があたたかでいなければ分かる筈もない。
（ 吉川英治 ）
345.
遅延は怒りに対する最良の治療薬。
（ セネカ ）
346.
あなた方ねえ、苦労したり、悩んだり、人を憎んだり、怖れたり、悲しんでるとき、気持ちいいですか。
あんな嫌な気持ちはなかろう。
その嫌な気持ちをなぜ心にさせるんだ。
喜ばせてやれ。
しじゅう楽しく考えさせてやれ。
それが心に対するあなた方の義務だぜ。
（ 中村天風 ）
347.
素人は「和をもって尊し」とするが、戦いのプロは「勝利をもって和を造る。
　
（ 稲尾和久 ）
348.
敵など、気にしなさんな！
一笑に付したまえ！
相手にしないことです。
敵は、君が悩み、君が悶えるのを見たくて、やっているのです。
その思うつぼに入って、敵を喜ばしてはいけません！
楽しく、朗らかにしていることです。
世の中の騒ぎなんか見下ろして。
強く、強く生きるのです！
笑い飛ばしてしまうのです！
（ ヴィクトル・ユーゴー ）
349.
優しくなりなさい。
あなたの出会う人々は皆、困難な戦いに挑んでいるのだから。
（ プラトン ）
350.
人への親切、世話は慰みとしてしたい。
義務としてはしたくない。
（ 菊池寛 ）
351.
親切で付き合いやすい人間は、能力はあるが付き合いにくい人間より貴重である。
（ カリン・アイルランド ）
352.
会社というのは、人のピラミッドでできている。
人の和がいちばん大切だ。
（ 大賀典雄 ）
353.
自分が差別されることは、自分が差別しないための貴重な体験になる。
（ 作者不詳 ）
354.
私は隣人に対する愛を諸君には勧めない。
私が諸君に勧めるのは遠き者に対する愛である。
（ ニーチェ ）
355.
約束したのか。
では、それを守れ。
約束しなかったのか。
では、それで押し通せ。
（ ロシアの格言 ）
356.
「ありがとう」と言う方は何気なくても、言われた方はうれしい。
「ありがとう」これをもっと素直に言い合おう。
（ 松下幸之助 ）
357.
万(よろず)の事は頼むべからず。
愚かなる人は、深く物を頼む故(ゆえ)に、怨み、怒る事あり。
（ 吉田兼好 ）
358.
自分という存在が関わることで、相手の新たな引出しを開けるのだ。
（ 山田ズーニー ）
359.
知ることが少なければ愛することも少ない。
（ レオナルド・ダ・ヴィンチ ）
360.
もしこの世の中に「愛する心」がなかったら、人間はだれもが孤独です。
（ 中原淳一 ）
361.
悪人に親切を施せば、二度ひどい目に会う。
金を失うのみならず、感謝もされず。
（ テオグニス ）
362.
口で何を言っても、本心を隠すことはできません。
どうしてもまわりに伝わってしまうものですから。
（ エマーソン ）
363.
由来、人間というものは、自分の姿が見えないので、得てして他人の心の中に理想の姿を持ちやすい。
（ シューマン ）
364.
己(おのれ)の欲せざる所は人に施すなかれ。
（ 孔子・論語 ）
365.
誰かが僕の敵であろうとも、べつに僕がその男の敵にならなくてならぬ、ということはない。
（ シューマン ）
366.
直接会って話すのが、お互いの悪感情を一掃する最良の方法である。
（ エイブラハム・リンカーン ）
367.
自らねじれている人間が他人を真っすぐにできるなどとは、聞いたこともない。
（ 孟子 ）
368.
嫉妬は常に他人との比較においてであり、比較のないところには嫉妬はない。
（ フランシス･ベーコン ）
369.
人は関心を全然持たない人々には、つねに親切でありうる。
（ オスカー・ワイルド ）
370.
自分が思うほど、他人は自分の短所を気にしていない。
（ 和田秀樹 ）
371.
なんとなく好きで、その時は好きだとも言わなかった人のほうが、いつまでもなつかしいのね。
忘れないのね。
別れたあとってそうらしいわ。
（ 川端康成 ）
372.
互いに許し得ない唯一の罪は、意見の相違である。
（ エマーソン ）
373.
冷たい心ではなく、未発達な心。
（ E・M・フォースター ）
374.
息子よ、許してやれ。
人間はしょせん人間だ。
どうしても過ちを犯すものなのだよ。
（ エウリピデス ）
375.
人間のすべての性質のなかで、嫉妬は一番みにくいもの、虚栄心は一番危険なものである。
心の中のこの二匹の蛇からのがれることは、素晴らしくこころよいものである。
（ カール・ヒルティ ）
376.
信頼は、個人の結びつきを培うことによってのみ、作り出される。
（ アインシュタイン ）
377.
信じるなよ、男でも、女でも、思想でも。
ほんとうによくわかるまで。
わかりが遅いってことは恥じゃない、後悔しないためのたった一つの方法だ。
（ 五味川純平 ）
378.
私は人間である。
こと人間に関する限り、自分に無縁なものはないと思われる。
（ 小プリニウス ）
379.
他人に自分の秘密を守ってもらいたいなら、最初から他人に秘密をもらしてはいけない。
（ セネカ ）
380.
おのれ自身を認識したければ、他人の振る舞いを見るがいい。
他人を理解したければ、おのれ自身の心の中をのぞくがいい。
（ シラー ）
381.
思いやりは誠実や人間関係の基本である。
人間だけでなく、動物、魚、鳥、木、全ての生き物への愛があるということである。
（ ラム・ダス ）
382.
自分に誠実でないものは、決して他人に誠実であり得ない。
（ 夏目漱石 ）
383.
あなたが私（＝神）の小さき者にしてくれることは、私にしてくれることだ。
（ 『聖書』 ）
384.
礼儀作法は、法と称されるもののうちで一番つまらないものだが、最もよく実施されている。
（ ラ・ロシュフコー ）
385.
あらゆる罪のうちで、最も悪いものは、人を分断する罪である。
嫉妬であり、恐怖であり、非難であり、敵対心であり、怒りである。
要するに、人への悪意である。
人の魂が神や他者と愛で結ばれるのを阻む罪とは、こうしたことを言うのである。
（ トルストイ ）
386.
自分が孤独だと感じたことのない人は、人を愛せない。
（ 瀬戸内寂聴 ）
387.
私はこの自己本位という言葉を自分の手に握ってから大変強くなりました。
彼等何者ぞやと気概が出ました。
（ 夏目漱石 ）
388.
人間は誰でもほめられることが好きなものだ。
（ エイブラハム・リンカーン ）
389.
知性だけで人々に愛されようとするのは、砂漠で魚を捕らえようとするようなものだ。
（ ユダヤの名言 ）
390.
孤独な生活をしている人たちは、心の中に何か鬱積したものがあって、機会があればそれを喜んで人に話したがるものである。
（ チェーホフ ）
391.
善意の衣をほどよくまとえ。
他人にあらさがしされることはまずない。
世間はそいういう人の短所は見たがらない。
（ バルタザール・グラシアン ）
392.
どのような防御も礼を尽くすことには及ばない。
（ エドワード・ルーカス ）
393.
人間はもっと間が抜けた方がいいね。
（ 佐藤春夫 ）
394.
人間よりは金のほうがはるかに頼りになりますよ。
頼りにならんのは人の心です。
（ 尾崎紅葉 ）
395.
あなたが明日会う人々の四分の三は、「自分と同じ意見の者はいないか」と必死になって探している。
この望みをかなえてやるのが、人に好かれる秘訣である。
（ デール・カーネギー ）
396.
私たちが敵に憎しみを感じると、むしろ自分自身が敵に支配されることになる。
そしてその支配力は私たちの睡眠・食欲・血圧・健康・幸福にまで及んでくる。
（ デール・カーネギー ）
397.
自分のふさぎきった心を口笛で吹き飛ばして、他人までふさぎの巻き添えにしないように気を配る者が、もっといてもよさそうなものだ。
（ デール・カーネギー ）
398.
毎日、誰かの顔に喜びの微笑が浮かぶような善行を心がけよう。
（ デール・カーネギー ）
399.
人を裁くな。
自分が裁かれないためである。
（ 『新約聖書』 ）
400.
死を乗り越えることができるのは勇気でもあきらめでもない。
愛なのだ。
愛していること、愛されていることを感じ合えたときに、すべての恐怖は消え去っていくのだ。
（ 山崎章郎 ）
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｜36｜37｜38｜39｜40｜
｜41｜42｜43｜44｜45｜
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