名言ナビ
→ トップページ
テーマ
記憶の名言
関連テーマ
《
思い出
》
《
足跡(あしあと・そくせき)
》
《
忘却
》
関連メニュー
記憶
追憶
覚える
覚えている
忘れない
思い出
足跡(あしあと)
足跡(そくせき)
忘却/忘れる
思い出す
|
1−100
|
|
101−116
|
101.
私は、
上機嫌でいたときのことを、
ちゃんと記憶のノートに拾いあげて
押花のしおりにしておく。
あのとき、あのとき、などとおぼえている。
(
田辺聖子
)
102.
彼は自由でなくなり、
定住してしまった。
もはやワシでもウサギでもなくなり、
家畜になってしまった。
外を歩きまわれば、
新しい放浪と新しい自由よりも、
過去のにおいや、
かつてのさすらいの記憶を求めた。
(
ヘルマン・ヘッセ
)
103.
本音を聞いたら、
その場ですぐ忘れるのがいい。
本音ほど後遺症が烈(はげ)しく残り、
即座に忘れることができないのが人間の悲しさである。
(
田辺聖子
)
104.
終ることのない生の苦い旋律が
今日から明日へと流れてゆくとき
私たちはいつまでも憶えている
未知の彼方から注がれるひとつの目差(めざし)を
(
谷川俊太郎
)
105.
昨日を忘れることが今日を新しくするとしても
忘れられた昨日は記憶に刻まれた生傷
私には癒しであるものが誰かには絶えない鈍痛
だがその誰かも私に思い出させてくれない
私の犯したのがどんな罪かを
(
谷川俊太郎
)
106.
わが知らぬわがズボンあり冬支度
(
森田峠
)
107.
老齢を堪え難くするものは、
精神、肉体の働きが衰え行くことではなく、
思い出の重荷である。
(
サマセット・モーム
)
108.
生の始まりは化学反応にすぎず、
魂は存在せず、
精神は神経細胞の火花にすぎず、
人間の存在はただの記憶情報の影にすぎず、
神のいない無慈悲な世界でたった一人生きねばならぬとしても…
なお…なお我は意志の名の元に命ずる。
「生きよ」と!
( 漫画『銃夢』 )
109.
記憶力だけなら動物だって持ってます。
記憶力があってもぼけます。
(
永六輔
)
110.
今日の英雄は
我々の記憶から昨日の英雄を押しのけてしまうが、
やがて明日の後継者に置き換えられる。
(
ワシントン・アーヴィング
)
111.
季節や自然を持たない時間っていうのは全然有機的ではない、オーガニックではない。
ですから親しさ、慕わしさ、懐かしい時間という記憶を残さない。
(
長田弘
)
112.
時がどんどん過ぎて行き、
思い出がだんだん遠ざかると、
記憶への疑いが必ず忍び寄ってくる。
(
ヨースタイン・ゴルデル
)
113.
わたしたちの中にいる自分は、
言葉をもたない自分です。
あるいは、言葉に表すことのできない自分です。
そうした無言の自分を、
どんな言葉よりも雄弁に、もっとも的確に、もっともよく語ってくれるような
親しい物、なじんだ物、懐かしい物、
そうした物が何か。
それがその人の、その人らしさそのものを顕わすものであるということ。
ちょうど、死者があとに遺す形見とよばれるものが、
その人のその人らしさを宿す物、
その人の記憶をとどめる物であるように。
(
長田弘
)
114.
人々は、もはや、書きとめて置かなければ、何一つ憶えることが出来ない。
(中略)文字が普及して、人々の頭は、もはや、働かなくなったのである。
(
中島敦
)
115.
手の甲に覚えなき痣(あざ)去年(こぞ)今年(ことし)
(
一ノ瀬道子
)
116.
蚰蜒(げじげじ)といふ字は覚えおく気なし
(
北野平八
)
|
1−100
|
|
101−116
|
全部で、116件
→ トップページ
LINK
LINK
LINK