名言ナビ
→ トップページ
テーマ
冬の名言
関連テーマ
《 寒さ 》
《 　雪　 》
《 　氷　 》
関連メニュー
｜1−100｜
｜101−200｜
｜201−244｜
201.
いのち長きより全(まった)きをねがふ寒(かん)
（ 大野林火 ）
（ Oono Rinka ）
202.
弱き身の冬服の肩とがりたる
（ 星野立子 ）
（ Hoshino Tatsuko ）
203.
山並みが遠吠え色に暮れる冬
（ 福田若之 ）
（ Fukuda Wakayuki ）
204.
初冬(はつふゆ)の　徐々と来　木々に人に町に
（ 星野立子 ）
（ Hoshino Tatsuko ）
205.
めいめいに優しきことを言うて冬
（ 大木あまり ）
（ Ooki Amari ）
206.
よろこびはかなしみに似し冬牡丹(ふゆぼたん)
（ 山口青邨 ）
（ Yamaguchi Seison ）
207.
目つむればまぶたにぬくき冬日(ふゆび)かな
（ 中村汀女 ）
（ Nakamura Teijo ）
208.
翔(た)つ力砂に刻みて冬鴎(ふゆかもめ)
（ 野村邦翆 ）
209.
我が祈り天に届くや冬日燦(さん)
（ 薫風士 ）
210.
冬水や古瀬かはらずひとすぢに
（ 飯田蛇笏 ）
（ Iida Dakotsu ）
211.
短日(たんじつ)や下校促すチャイム鳴り
（ 服部珠子 ）
（ Hattori Tamako ）
212.
冬に入(い)る己れ励ます割烹着(かっぽうぎ)
（ 鈴木真砂女 ）
（ Suzuki Masajo ）
213.
冬山中に天窓ありし甘美かな
（ 澁谷道 ）
（ Shibuya Michi ）
214.
散らかしてよい部屋一つ冬休み
（ 稲畑汀子 ）
（ Inahata Teiko ）
215.
冬麗(とうれい)の微塵(みじん)となりて去らんとす
（ 相馬遷子 ）
（ Souma Senshi ）
216.
短日(たんじつ)の門辺(かどべ)に惜む別れかな
（ 服部珠子 ）
（ Hattori Tamako ）
217.
いたづらに石のみ立てり冬の庭
（ 五升庵蝶夢 ）
（ Goshouan Choumu ）
218.
冬蜂(ふゆばち)の胸に手足を集め死す
（ 野見山朱鳥 ）
（ Nomiyama Asuka ）
219.
冬の日や河床(かわどこ)にまがふ道の澄み
（ 大野林火 ）
（ Oono Rinka ）
220.
鉢棚を叩く硬さや寒の雨
（ 竹下しづの女 ）
（ Takeshita Sizunojo ）
221.
冬の鳥きく日だまりの少しあり
（ 加藤喜代子 ）
（ Katou Kiyoko ）
222.
冬眠の土中の蟲(むし)につながり寝る
（ 大野林火 ）
（ Oono Rinka ）
223.
窓の外に白き八つ手の花咲きて
こころ寂しき冬は来にけり
（ 島木赤彦 ）
（ Shimaki Akahiko ）
224.
物書く手あたためくれぬ冬日差(ふゆひざし)
（ 大野林火 ）
（ Oono Rinka ）
225.
冬あたたか五十のわれに母在れば
（ 大野林火 ）
（ Oono Rinka ）
226.
めつむれば山河きらめく冬籠(ふゆごもり)
（ 大野林火 ）
227.
旗のごとなびく冬日をふと見たり
（ 高浜虚子 ）
（ Takahama Kyoshi ）
228.
冬日(ふゆび)淡くまだ空谷に届かずて
（ 大野林火 ）
（ Oono Rinka ）
229.
冬薔薇(ふゆそうび)咲き切る力秘めながら
（ 今橋眞理子 ）
（ Imahashi Mariko ）
230.
現代は、
冬の季節にも茄子(なす)や胡瓜(きゅうり)が食べられるし、
夏にも養殖による冬の魚介が膳にのぼる時代だから、
日本の四季と食べものの関係が、
人びとの心の内に居座らなくなってしまった。
（ 池波正太郎 ）
（ Ikenami Shoutarou ）

231.
（読書は）必ずしも燈火相親しむべき季節を持たなくてもよい。
春夏秋冬皆可なりである。
（ 湯川秀樹 ）
（ Yukawa Hideki ）
232.
俳句という詩は一応人生に対しあきらめの上に立って居るものとも言えるのであるが、しかしながらそればかりではない。
冬が極まって春がきざすという大地自然の運行とともに、あきらめというものの果に自ずから勇気が湧いて来る、その勇気の上に立っているものとも言える。
（ 高浜虚子 ）
（ Takahama Kyoshi ）
233.
冬来たる眼(まな)みひらきて思ふこと
（ 三橋鷹女 ）
（ Mitsuhashi Takajo ）
234.
たきたての御飯のひかり冬の山
（ 有澤榠りん ）
（ Arisawa Karin ）
235.
冬曙(ふゆあけぼの)金色(こんじき)の恋賜(たまわ)りぬ
（ 五十崎朗 ）
（ Ikazaki Rou ）
236.
天翔(あまがけ)る我をゆめみつつ冬に入る
（ 三橋鷹女 ）
（ Mitsuhashi Takajo ）
237.
冬日の中父に似し子をさびしみゐる
（ 三橋鷹女 ）
（ Mitsuhashi Takajo ）
238.
患(わずら)わず冬あたたかな日に逝(ゆ)けり
（ 宇多喜代子 ）
（ Uda Kiyoko ）
239.
戴(いただ)いてその日咲ききる冬の薔薇
（ 池田澄子 ）
（ Ikeda Sumiko ）
240.
身請け待つごと朱を灯し冬の鯉
（ 篠崎央子 ）
（ Shinozaki Hisako ）

241.
余生とはかく美しき冬紅葉(ふゆもみじ)
（ 高木晴子 ）
（ Takagi Haruko ）
242.
「今年の夏も終わりだなあ……」という言葉は
ごくふつうにつかわれるが、
それが春や秋や冬になると、
なんとなく不自然な言い回しのように感じてしまう。
（ 重松清 ）
（ Shigematsu Kiyoshi ）
243.
一つ一つのモノが
それぞれに物語を匿(かく)していて、
その物語にふだんは気づくこともない。
そうした身のまわりの世界について
おもいがけない発見の楽しみを分けてくれる本を手に、
冬の夜長を過ごすのはいいものだ。
（ 長田弘 ）
（ Osada Hiroshi ）
244.
さよなら春　さよなら夏
さよなら秋　さよなら冬
さよならを　くりかえし
さよならを　つみかさね

また　あいたくて　なにかに
きょうも　あるいていく
（ 工藤直子 ）
（ Kudou Naoko ）
｜1−100｜
｜101−200｜
｜201−244｜
全部で、244件
→ トップページ
LINK　　LINK　　LINK