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1.
妻は、子供たちが手に負えなくなると、夫を教育し始める。
2.
モラリストは常にひとつのことを心がけていて、モラルを押しつけようとする。そして、何度もくりかえしていえば、相手はそう信じるようになると考えている。彼らの主張は、そうあってほしいという願望にすぎない。
3.
(我々は)自然の本能に復(ふく)し、高貴で神聖な、怠ける権利を宣言しなければならぬ。一日三時間しか働かず、残りの昼夜は旨いものを食べ、怠けて暮らすように努めねばならない。
4.
生活的に男に従属するなんて、そして、たった一人の男が戦争にとられただけで、世界の全部がなくなるようになるなんて、なんということだろう。私には、そんな惨めなことは堪えられない。
5.
教育は乳児からそのような(=選ばれたという)幻想を取り除き、人生においてはすべてのものに報いがあるのだと理解させる。だが、しばしば遅すぎることがある。
6.
駄洒落上手は踏んづけるほどいる。この種の虫は、国内どこへ行こうと、雨あられと降ってくる。しかし、本当の洒落の達人となると、稀少の逸材である。そのように生まれついた者でも、役柄を長くつとめるのはきわ……
7.
自分は最も幸運な人間だと思う。もし、生きて戦いの最後を見届けられなくても、自分には達成感がある。自分や仲間たちは架け橋としての役割を果たしたのだから。ひどい過去から、ひどいことがもう二度と起きない……
8.
うたた寝の霧の閉ざせば閉ざすまま
9.
目的を見つけよ。手段は後からついてくる。
10.
世界の人々は、消費者として振る舞う時は、まさに国際人として国境を意識しない無国籍人であるのに対し、投票者として振る舞う時は、感情的になり、非合理性に左右され、国粋主義的、保護主義的にも……
11.
(雑談で)話をする時、印象に残るいい話をしようとすると、雑談ができなくなります。雑談は、頑張るとできなくなるのです。まじめな人ほど力んで、雑談ができなくなります。
12.
カリスマ的な師、オーラのある「先生」の特権には際限がなく、それにともなう危険もまた無限大である。
13.
犯人を 忘れ2度読む ミステリー
14.
(効率の良い働き方に変えることよって)残業代が減って浮いたお金は、成果を上げた社員で分ければいいんですよ。残業代が減って、「コストが下がった」と喜んでいる経営者は愚かとしか言いようがない。社員の立……
15.
今は情報が溢(あふ)れすぎて、「早くて効率的」であることが美徳とされるようになった。でも、“贅沢”というのは効率とは対極のところにある。
16.
人さかしく帽とるや手袋の手に
17.
もし人が、財布の中身をすべて頭の中に移し替えるなら、誰もその人から取り上げることはできなくなる。自分の知識に投資することこそが、常に最大の利益を生み出すのである。
18.
教師は、勝手にいろいろなことを思ったり考えたり言ったりしておればいい人間ではない。また、口先でものを言っておればいい人間ではない。実践でものを言わねばならぬ人間である。
19.
つる草は ひょろひょろしながら いのちのままに つるのばす
20.
一つの嘆きは無数の嘆きと緒びつく。無数の嘆きは一つの嘆きと鳴りひびく。
21.
今日にしてやっと若い世代の本離れ、活字離れが社会的にひろく云々(うんぬん)されるようになってきたというのは、むしろようやく本という文化が社会的に成熟の兆しをみせて、ともすれば若い文化としてし……
22.
笑いは元気のエンジンだ。
23.
友人を待っていて、ああ、あの足音は? なんて胸をおどらせている時には、決してその人の足音ではない。そうして、その人は、不意に来る。足音も何もあったものではない。全然あてにしていないその空白の時をね……
24.
幸せな愛とは、仕事をして疲れ、へとへとになり、やりきれない一日だ、と思って帰宅したとき、その一日について話したくなるような、何とも言えないまなざしに出迎えられることです。
25.
立秋と聞けば心も添ふ如(ごと)く
26.
サングラスかければ誰も彼も似て
27.
生きていくには、いやが応でも社会の約束という紋切型を守ってゆかねばならぬ。足で歩くのが紋切型でいやだといって、逆立ちをして歩けば狂人扱いされるのだ。
28.
うまく遊べない人間は、仕事もできない。
29.
高慢は能動性を通じて始まり、臆病は受動性を通じて始まる。が、その他の点では、両者は同一である。というのも、臆病のなかには、善に対する不安が保持されうるに足るだけの能動性があるからである。
30.
人が笑ってほしいときに、笑いません。自分が笑いたいから、笑います。
31.
生命とは終わりのない展開です。あなたの人生旅行は絶えず前進し、向上し、神に向かっているのです。
32.
言葉で自分をどうゆたかにできるか、ではなく、自分は言葉をどうゆたかにできるか、なのです。
33.
恋は人間を変える。男はおかしくなり、女はまともになる。
34.
君の価値を楽しもうと思ったら、君は世の中に価値を与えなければならない。
35.
擬人化という言葉があるが、あれは全く逆で、我々人間に残っている動物的な面を動物が見せてくれているのである。
36.
名詞とは逆に、動詞がだんだん貧しくなっている。ありあまる名詞ばかりの世にはばかる動詞は、一つだけだ。名詞の次に「する」をくっつけた動詞だ。つまり、名詞があらわしていることをするという動詞だ。言葉の……
37.
うららかや長居の客のごとく生き
38.
片手だけでは、音が出ない。
39.
真の哲学とは、世界を見ることを学び直すことである。
40.
企業は社会善(共通善)のために存在する。
41.
人生はタマネギに似ている。人は皮を一枚一枚むいていき、時々涙を流す。
42.
平和を実現させるより、戦争を起こすほうが易しい。
43.
私は本当の芸術というものは、二つあると思うのです。一つは言葉では言い表せないもの。もう一つは他人がやったものじゃない、自分だけのものを生み出すことです。
44.
女とは、「でもね」で結論をひっくりかえすものである。
45.
私たち人間は身近な人の世話になっているという意識はあっても、見も知らぬ他人の力を借りて生きているという意識を欠いています。しかし、花に花粉を媒介してくれる虫や鳥や風や水があるように、人間の幸福の実……
46.
英単語の“LISTEN”(聴く)を並べ換えると“SILENT”(静かな、黙っている)になるのは、決して偶然ではない。
47.
知識は詰め込むものではない。吸収するものなのである。
48.
人生の目的には、レジャー、幸福、知識の蓄積の三つがある。レジャーは幸福と知識の蓄積を得るための必要条件で、人生の究極の目的の一つである。
49.
植物に趣味(=興味)があれば、心配のある時、あるいは気の浮かぬ時は草木の花を眺むればよい。この無邪気な綺麗な花に対すれば憂顔(うれいがお)もたちまち笑顔となるであろう。
50.
権力が居丈高(いたけだか)になって圧(お)しつぶそうとするのは、その集団や個人が権力とその秩序をおびやかす力を持っている場合だけなのだ。無力な人間など、善きにつけ悪しきにつけ、本当はどうでも……
51.
毎晩眠りに就く前に、今日一日の自分をふり返る時間を持ちましょう。たった5分でも、今日できたこと、できなかったこととその理由をふり返るのです。これを毎晩続けていくと、あなたは確実に変わります。
52.
神が手を差し伸べたくなるぐらいにまでがんばれ。
53.
入学の吾子(あこ)人前に押し出だす
54.
人間の顔は、彼の持っている徳の一部である。
55.
私は乳繰り合うた上で別れた女には、つねに罪悪感を持って来た。併(しか)し肉体関係を持たずに別れた場合は、罪悪感など一切なく、言わば純愛の気持をいまでも色濃く持っている。
56.
ある人々の最悪な点は、酔っていない時、彼らがしらふなことだ。
57.
「運」や「不運」は、各人にとっては、結局は自ら引き受けなければならないものであるとしても、社会の中で、自分の「幸運」は当然自分の権利であり、他人の「不運」はその人の「自己責任」であって……
58.
子どもを“幸福な状態”に置くことによって親が安心しようとするのは、親の勝手というもので、子どもの幸せを中心にしていない。ほんとの幸福とは、その子が“自分の人生を生きられる”ということなんです。
59.
あることを知ったということは、それを知るまえに感じていた未知の世界より、もっと大きな未知の世界を、眼前にひきすえたということであります。
60.
あたしは、ひとつことを三分以上かんがえないことに、昔からきめているの。どんなに永く考えたって、結局は、なんのこともない。あたってみなければ判らないことばかりなんだからね。
61.
愛されるのはとてもうれしいと感じるひとは、誰からも愛されたいと願うだろう。しかし、誰もがみんな、特別に愛されることを望むのであれば、その願望を満たされない者がかならずたくさんでてくるにちがいない。
62.
真の哲学とは、世界を見ることを学び直すことである。その意味では、歴史も哲学と同じだけの〈深さ〉をもって世界を深く意味づけていると言える。
63.
たましひを花にとどけて仰ぎけり
64.
歳時記は日本人の感覚のインデックス(=索引)である。
65.
諦めるということは、自分が“明らかになる”ことでもあります。良いことも悪いことも引き受けて、その限界の中で、どう生きていくかが大切なのだと思います。
66.
ロックの基本は愛と平和だ。一番の環境破壊は戦争なんだ。
67.
「何故(なぜ)人は死ぬの?」 「進化してるからさ。個体は進化のエネルギーに耐えることができないから世代交代する。もちろん、これはひとつの説にすぎないけどね。」
68.
瞼(まぶた)閉じ荒き息する雀の子
69.
合鍵一個でみなひらく手頃の世界は、いやなのであった。そんなもので魂の正面が見えるはずがない、と思うし、その辺に、たとえば自分自身にあまり近く存在する魂は、とても胡散臭くて信じられない。
70.
笑はれてわが屁なりけり日向ぼこ
71.
言葉で思いを伝えることはできない。その時の思いにせきたてられて、いつも狙った的をはずしてしまうから。言葉という矢は、ふらふらと横にそれて、標的の数インチ下に中(あ)たるのが関の山なのだ。
72.
相手の立場に立ってみる、そういう想像力を欠いた人たちと、同じ電車に乗り合わせるなどして、同じ世の中を生きていかねばならないのは、もうこれは仕方のない事で、これを拒否する事は出来ない。
73.
人は買い集めるというが、妙なもので求める者には品物の方から近づくものである。金だけでは集まるものではない。寧(むし)ろ金が余るようでは却(かえ)ってろくなものは集まらない。なけなしの金で買っ……
74.
(乱談では)(その場にいない)人の名前を出すと、ゴシップや、かげ口になりやすい。なるべく人の名を出さない。
75.
俳諧自由の上に、ただ尋常の気色(けしき)を作せんは、手柄なかるべし。
76.
乳でやけどした人は、ヨーグルトを吹いて飲む。
77.
死の時刻問われ桔梗(ききょう)の数を言いぬ
78.
(気骨とは)生きる上で原理原則をバックボーンにし、俗情に妥協しないでゴーイング・マイウェイということを貫くことでしょう。そういう人を「気骨がある」というのだと思いますね。
79.
万人のために書かれた一流文学作品も、精読される機会というものを、そうたんと持っているものじゃない。ましてや、極少数の読者を相手にする、或(あるい)は事実上相手にせざるを得ない文学的表現、……
80.
俳句とは、「季題発想による一行のものがたり」。
81.
感謝の波長を有している人には、それに同調してイヤでも感謝したくなるようなことが次々と生起してくる。結果いつも困難は避けられ願い事は叶う、そんな人生が可能になるのです。
82.
何かを知りたい、成長したいという強い欲求がなくなった時が、この仕事(=アーティストという仕事)をやめる時だと思う。
83.
哲学は幾世紀もむかしから、生を享けたうちで最もすぐれた精神の持ち主たちが培ってきたのだが、それでもなお哲学には論争の的にならないものはなく、したがって疑わしくないものは一つもない。
84.
「全許容」の恋をしてはいけません。相手に嫌われたくないからと、何でも相手に従ってしまう。そうしたい気持ちはわかりますが、もっと自分を大事にしましょう。あなたは、相手の言いなりになってばかりいてはい……
85.
「勝ち負けなんて重要ではない」と言った人たちは、おそらくみんな負けているはずだ。
86.
愛というものは、相手の本質を直観しその可能性を予感し、「汝(=あなた自身)の本質になれ」というメッセージを(相手に)与えるものだ。
87.
天に延ぶ勢ひあつて松の芯
88.
牡丹(ぼたん)散りて打(うち)かさなりぬ二三片(ver.0)
89.
水馬(あめんぼう)水に跳ねて水鉄(てつ)の如し
90.
眠った者は、徹夜した者のことを知らない。
91.
本気でやらないと、本気で笑えないんだよ。
92.
本当に好きなものに溺れると、中身をちゃんと見抜くことが出来るようになる。どうしてこんなに惹きつけられるのか、不思議だ、不思議だと思うから、もっと深く知りたいという気持ちがわいて勉強にもなるんです。
93.
(旧日本軍の)兵隊は、(隊内で)しょっちゅう殴ったり殴られたりばかりしているんだけれども、人の顔をブン殴るでしょう。あれはやっぱり、軍隊の中でも狂気なんだ、正常じゃないんですよ。少なくとも……
94.
選挙のたびに粗末な政治家を選んでいる愚民と、秀れた主君を持った封建体制の人々と、どちらが幸福なのか。
95.
本当のスポーツ大国とは、特定の突出した選手の活躍ではなく、全体の層の厚さをもって語られるものなのです。
96.
さまざまな宗教が「神」と呼んでいる存在を、例えば富士山の頂上だとします。宗教というのは、その頂上にたどり着くための「方便」(=方法論)です。つまり、行き先は全部一緒なのです。
97.
数学は、論理的に考え、内容を一般化する能力を仕上げる上で、大きな意味を持つ学問の一つである。
98.
好きで仕事をしている人にとっては、労働時間を短縮して制限されるのは困る。人が好きでやっている時間を奪うのは個人の自由を束縛することで、権利の侵害になる。国にそのような権限はない。
99.
男性が絶対権力を持って世の中を支配していた時代、女は書くことはおろか寡黙を美徳とされて口を奪われたために、われわれがいま知る日本の歴史は男性のみが記した偏頗(へんぱ)なものとなってしまっ……
100.
「自分を愛する」とは、ナルシストではなく、大らかな愛で自分を包み、自分を慈しむこと。自分を愛せない者は人を愛せない。
101.
過酷なことは承知のうえだが、現に差別で苦しんでいる人もまた差別する感情から完全に解放されてはいない。
102.
われわれの生とは、あらゆる瞬間において、しかも何よりもまず、われわれにとっての可能性を意識することである。
103.
忍耐とは、癇癪持ち向きの一徳目ではない。私達が、抱いて生きて行かねばならぬ一番基本的なものは、時間というものだと言っても差支えはないなら、忍耐とは、この時間というものの扱い方だと言っていい。時……
104.
いましめを身にたもつ賢者は、蜂が食物をあつめるように働いたならば、かれの財はおのずから集積する。あたかも蟻の塚のたかめられるようなものである。
105.
友達と騒いで、カラオケに行って楽しいという発散にだけ(エネルギーの)全部を持って行っては伸びない。
106.
人が未来のことを思う時には、幸せに生きている自分の姿を思い描くのが常である。ところが面白いのは、人が過去を振り返って何が今の自分を作ったかを考える時に思い出すのは、たいていは何か辛い出来事である。
107.
誰でも、何でもいうことができる¥。だから、何をいいうるか、ではない。何をいいえないか、だ。
108.
演劇固有の魅力は、生をのみ愛するゆえ、死と絶えず直面するにある。
109.
(会社の)問題点を列挙して、その逆をしようとすることは、「改善」にはつながるかもしれませんが、会社を根本的に改革することにはなりません。
110.
うわさは即刻旅立つ。かほど速い悪は他に存在しない。すばやい動きでうわさは栄え、進むたびに力をつける。初めは不安ゆえに小さいが、やがてすっくと身を伸ばし、地上を闊歩(かっぽ)し、頭を雲の中に隠すまで……
111.
小麦も感謝も、良質の土壌にしか芽生えない。
112.
美は人間を、打算を離れた感情にまで引き上げる。人間をその本然の性から引き離すのだから、これは大したことである。こうした間接な方法で、美は何も教えないが、巨大な力を持った道徳の発動者となる。
113.
色にはどうしても素直に反応してしまう。キラキラ輝いている色を見ればうれしくなるし、さびしい色を見るとひたすら悲しくなる。
114.
学習意欲は、一直線にすすむのではなく、上昇して急カーブを描く。
115.
力不足だからこれはできないと思ってはいけない。真心がその不足を補ってくれる。
116.
飛行機の操縦で難しいのは、離陸と着陸である。(中略)文章でも同じだ。始め方と終わり方が難しい。ここをどう処理するかは、技術である。
117.
木の實(み)落つきびしき音にむちうたる
118.
金がないから貧乏になるんで、金があれば金持ちになれるわけだから、あまり(貧乏を)卑下しなくてもいいと思うんですよ。
119.
良い子には蓄積された敵意があります。どのような形かは別にして、どこかで必ず現れます。
120.
何もない浜辺で、何もしない時間を手に、遠くから走ってくる波を眺める。そして、何もない浜辺で、何もしない時間を手に、波の光がはこぶ海の声を聴く。眺めることは、聴くことである。
121.
罪は憎むべきものである、しかし悔い改められたる罪ほど世に美しきものもない。
122.
葬式が済んで、酒盛り。
123.
何か終へ何か始まる一焚火(ひとたきび)
124.
「行為、行為!」という叫びは実際、多くの方面から聞こえてくる。そのなかでもっとも大声で叫んでいるのは、知に不得意な人びとである。
125.
兄弟(きょうだい)は両の手。
126.
(落語の登場人物に)偉大な人物はいないかもしれませんが、しかし、平凡な人間ではあるが、こんな人が町内にいたらみなが助かるとか、こんな人が大勢いたら世の中はもっと良くなるだろう……と思わ……
127.
確かに神様はいる。だが神様は、死に物狂いで努力した人間しか助けてくれない。
128.
人の気をかねて(=気兼ねして)曖昧なことを言うものが、存外(ぞんがい)よく思われず、却(かえ)って他の思惑を顧みずに、思った通り言うものが、必ずしも嫌われない。人の気ばかりかねて、左右……
129.
魂や鳥たちのなほ上をゆく
130.
人間が自分の見えないもの見る方法として本というものものを必要としている。
131.
老齢に対する恐怖は、“失う者”の悲しみが“持てる者”へのひがみとなって現れる。
132.
下の者は上の者のすべての過失を知る。
133.
私は浜辺で美しい貝殻を見つけて喜んでいる少年にすぎない。しかし、真理の大洋は、すべて未発見のまま私の前に横たわっている。
134.
会社が大きくなっていっても、事業の目的に沿って、独立採算が成り立つように組織を分ければ、中小企業の経営者のように経営者意識を持ったリーダーや社員が輩出してくる。
135.
月光裡(げっこうり)自らの影たしかむる
136.
わが友の、笑って隠す淋しさに、われも笑って返す淋しさ。
137.
君は若さという重い病に苦しんでいるんだ。神はそういう苦しみを、わしにはもう二度と与えて下さらん。
138.
(ひとは)ことばがけっして語らない この世の意味を学ばねばならない
139.
去年今年(こぞことし)つぼ押し棒をそばに置き
140.
人生、万事、要領だからな。
141.
人間は、他人を破滅させるようなことを全くの善意をもって行なっていることがある。
142.
ぐずぐずと先延ばしすることは、時間泥棒である。(ver.0)
143.
自分がやっていることに罪を感じると、人は弱くなる。
144.
「ああ、私は生きているな」と自己意識で感覚しているその瞬間は尊い。
145.
誰かが想像しうることはすべて他の人々が将来実現できることなのです。
146.
(老いて)聴力はだんだん失われていくが ものいわぬ花の声が聞こえるようになる
147.
父母に棄てられたる子は、家を支える柱石となり、国人に棄てられたる民は、国を救う愛国者となり、教会に棄てられたる信者は、信仰復活の動力となる。
148.
関係を言い表す能力は、正確な思考に最も不可欠な条件の一つである。この能力をあまり必要とせずに調べられるような対象物は一つもない。そしてその能力は、数学の学習という方法によってこそ、最もうまく到達で……
149.
女賢(さか)しゅうして牛売りそこなう。女のかしこさと男のあほは釣り合う。この反対も然(しか)り──というところに、人生の妙味がある。
150.
あなたは世界のだれとも違っています。あなたはほかの人と容貌も違い、考えも、感情も、信念も違っています。あなたは特別の天賦(てんぷ)を持ち、ユニークな能力と、特殊な才能に恵まれているのです。あ……
151.
人がつっぱる時は、周囲の世界が敵の時です。
152.
自分が若いと思っている間は若い。
153.
物思ふ春あけぼのの明るさに
154.
自己を教育するは、他を教育する最捷径(しょうけい)(=最も近道)である。
155.
あるものをおそれ、ないものをほしがる、これが悪人の問題。
156.
愛は苦しみ。一方が常により愛してる。いつだって、そう。他の誰よりも愛しいと思える人がいて、その人を愛する。それでも、恋愛においては、出逢わなければよかったのに、とさえ思うほどの苦しみや悲しみもある……
157.
思考の正しい選択と展開により、人は気高い崇高な存在へと上りもすれば、思考の誤った選択と展開により、獣以下の存在へと落ちもする。
158.
人々は、自然のままのすがたよりも、撓(たわ)められたすがたをのみ好むのは何故であろう。成長を撓められた、盆栽的な趣味にのみ満足することは、囚(とら)われた寂しみである。
159.
囲師(いし)には必ず闕(か)く。(ver.0)
160.
懐中電灯が光をつつむ闇をさそいだすように、言葉は言葉をつつんでいる沈黙をさそいだすことができるのでなければならない。
161.
独立と依存とは反対のことではなく、むしろ共存するものだ。依存を排除した独立は裏打ちがないのでもろいものであり、何かの障害があると崩れてしまう。依存するべきときは依存し、依存を経験した上での独立こそ……
162.
女たちが知っている事柄には、知らぬが勝ちというものもあるんだよと。
163.
人生には何度かそこを通過せずには先へ行けない関門がある。竹の節(ふし)のようなものだ。苦しいからといってそこを避けては通れない。(しかし)一節(ひとふし)一節のぼることによって、もう下へ落下……
164.
稀(まれ)には、頁(ページ)をめくることがおしいような、読み終ることを残念に思うような本がある。終りまで読んだら、どうしてもまた初めから読みたくなる本がある。そういう本が私にとっての古典とな……
165.
葉牡丹に陽はほほゑみを尽しけり
166.
芸術は人を幸せにできる。そのための人生は、最高に楽しい。
167.
人間というものは、他から施しをうけるだけで幸福とはいえないだろう。他から信頼され、責任を持たされることによって、自覚も出来、そこから自信も生じ、幸福をつかむことが出来るのであろう。
168.
直面(ひためん)も仮面におなじ火のまわり
169.
いいんだよ、別に、裏切られたって。信じるって、その裏切りごと信じるってことだろ。こいつは裏切んねえってことじゃなくて、こいつにだったら裏切られたってしょうがねえ。そういうことだろ? 誰かを信じるって。
170.
逢ひたきひとのあれども 逢ひたきひとは四十路(よそぢ)すぎ わがそのかみ知るひとはみな四十路すぎ 四十路すぎては何のをとめぞ をとめの日のありしさえ さだかにあはれ 信じがたきに
171.
才気と分別を見せるのが、人づき合いで人気を得る術策と思い込んでいる者がいるとしたら、その人はなんとひよっこであることか。むしろ才気と分別は、圧倒的多数の人間の憎しみと恨みをかきたてる。
172.
世の中というものは、えてして、具合のわるいことに、「ないはずがあった」ことばかりなのだ。
173.
人生の悲劇は、ゴールに到達しなかったことにあるのではない。その悲劇は、ゴールを持たないことにある。
174.
間違っていたことがわかったら、それを改めるのに何の遠慮もいらない。
175.
制作には、肉体的健康と同時に、何か或る種の肉体的精神的不健康が必要とされる。晴朗と共に鬱屈が、煩らわしさを免かれた感じと共に別の憂鬱が、平静な幸福と共にくすぶった怒りが、激越でない喜びと……
176.
孤高とか、節操とか、潔癖とか、そういう讃辞(さんじ)を得ている作家には注意しなければならない。それは、殆(ほと)んど狐狸(こり)性を所有しているものたちである。
177.
誰が一番優れているのか? 誰が一番私たちの要求に応えてくれるのか? あらかじめ分からない時、競争によりそれを見つけ出すことができるのだ。
178.
芸術にたいする欲求を生みだすのが経済的条件でないことは、いうまでもない。しかし、食欲を生みだすのもまた経済ではない。逆なのであって、食事や暖かさにたいする欲求が経済を生みだすのである。
179.
高邁な思想は心情から生じ、大いなる愛情は理性から生まれる。
180.
一人の邪魔者の常に我身に附(つ)き纏(まと)うあり、其名(そのな)を称して受験と云(い)う。
181.
可視の現実、日常的な現実としてわれわれが把(とら)えているものが、実は「見える闇」に過ぎないのだということを忘れることはできない。
182.
相手の弱みをにぎったとおもったときが、じつはいちばん隙ができる機会で、危ないときである。
183.
潔癖な心は、法律が禁じないことをも抑制してしまう。
184.
「自由、平等、博愛」という原理を信奉するようにと命ずる新政府の主張のうちに、人間内面の自由の抑圧をかぎとるサドのような抵抗者を、革命政府は、「自由」の名のもとに弾圧していくのである。
185.
わがままな──他人のわがままに対して思いやりを欠いた。
186.
すべてを掴(つか)めばすべてを失う。
187.
(読書は)つむぎ手の目線で物語の世界を自由に歩き回れる。
188.
櫻咲き吾が生ままくの子をおもふ
189.
香水をわが身辺に旅つゞけ
190.
自然の宗教! その本尊(ほんぞん)は植物。なんら儒教、仏教と異なるところはない。今日(こんにち)私は飽くまでもこの自然宗教にひたりながら日々を愉快に過ごしていて、なんら不平の気持はなく、心……