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1.妻は、子供たちが手に負えなくなると、夫を教育し始める。

2.駄洒落上手は踏んづけるほどいる。この種の虫は、国内どこへ行こうと、雨あられと降ってくる。しかし、本当の洒落の達人となると、稀少の逸材である。そのように生まれついた者でも、役柄を長くつとめるのはきわ……

3.自分は最も幸運な人間だと思う。もし、生きて戦いの最後を見届けられなくても、自分には達成感がある。自分や仲間たちは架け橋としての役割を果たしたのだから。ひどい過去から、ひどいことがもう二度と起きない……

4.うたた寝の霧の閉ざせば閉ざすまま

5.目的を見つけよ。手段は後からついてくる。

6.(雑談で)話をする時、印象に残るいい話をしようとすると、雑談ができなくなります。雑談は、頑張るとできなくなるのです。まじめな人ほど力んで、雑談ができなくなります。

7.犯人を 忘れ2度読む ミステリー

8.(効率の良い働き方に変えることよって)残業代が減って浮いたお金は、成果を上げた社員で分ければいいんですよ。残業代が減って、「コストが下がった」と喜んでいる経営者は愚かとしか言いようがない。社員の立……

9.人さかしく帽とるや手袋の手に

10.もし人が、財布の中身をすべて頭の中に移し替えるなら、誰もその人から取り上げることはできなくなる。自分の知識に投資することこそが、常に最大の利益を生み出すのである。

11.教師は、勝手にいろいろなことを思ったり考えたり言ったりしておればいい人間ではない。また、口先でものを言っておればいい人間ではない。実践でものを言わねばならぬ人間である。

12.つる草は ひょろひょろしながら いのちのままに つるのばす

13.今日にしてやっと若い世代の本離れ、活字離れが社会的にひろく云々(うんぬん)されるようになってきたというのは、むしろようやく本という文化が社会的に成熟の兆しをみせて、ともすれば若い文化としてし……

14.笑いは元気のエンジンだ。

15.友人を待っていて、ああ、あの足音は? なんて胸をおどらせている時には、決してその人の足音ではない。そうして、その人は、不意に来る。足音も何もあったものではない。全然あてにしていないその空白の時をね……

16.幸せな愛とは、仕事をして疲れ、へとへとになり、やりきれない一日だ、と思って帰宅したとき、その一日について話したくなるような、何とも言えないまなざしに出迎えられることです。

17.立秋と聞けば心も添ふ如(ごと)く

18.サングラスかければ誰も彼も似て

19.生きていくには、いやが応でも社会の約束という紋切型を守ってゆかねばならぬ。足で歩くのが紋切型でいやだといって、逆立ちをして歩けば狂人扱いされるのだ。

20.うまく遊べない人間は、仕事もできない。

21.人が笑ってほしいときに、笑いません。自分が笑いたいから、笑います。

22.生命とは終わりのない展開です。あなたの人生旅行は絶えず前進し、向上し、神に向かっているのです。

23.言葉で自分をどうゆたかにできるか、ではなく、自分は言葉をどうゆたかにできるか、なのです。

24.恋は人間を変える。男はおかしくなり、女はまともになる。

25.君の価値を楽しもうと思ったら、君は世の中に価値を与えなければならない。

26.擬人化という言葉があるが、あれは全く逆で、我々人間に残っている動物的な面を動物が見せてくれているのである。

27.名詞とは逆に、動詞がだんだん貧しくなっている。ありあまる名詞ばかりの世にはばかる動詞は、一つだけだ。名詞の次に「する」をくっつけた動詞だ。つまり、名詞があらわしていることをするという動詞だ。言葉の……

28.うららかや長居の客のごとく生き

29.片手だけでは、音が出ない。

30.企業は社会善(共通善)のために存在する。

31.人生はタマネギに似ている。人は皮を一枚一枚むいていき、時々涙を流す。

32.平和を実現させるより、戦争を起こすほうが易しい。

33.私は本当の芸術というものは、二つあると思うのです。一つは言葉では言い表せないもの。もう一つは他人がやったものじゃない、自分だけのものを生み出すことです。

34.女とは、「でもね」で結論をひっくりかえすものである。

35.英単語の“LISTEN”(聴く)を並べ換えると“SILENT”(静かな、黙っている)になるのは、決して偶然ではない。

36.知識は詰め込むものではない。吸収するものなのである。

37.人生の目的には、レジャー、幸福、知識の蓄積の三つがある。レジャーは幸福と知識の蓄積を得るための必要条件で、人生の究極の目的の一つである。

38.毎晩眠りに就く前に、今日一日の自分をふり返る時間を持ちましょう。たった5分でも、今日できたこと、できなかったこととその理由をふり返るのです。これを毎晩続けていくと、あなたは確実に変わります。

39.神が手を差し伸べたくなるぐらいにまでがんばれ。

40.入学の吾子(あこ)人前に押し出だす

41.人間の顔は、彼の持っている徳の一部である。

42.私は乳繰り合うた上で別れた女には、つねに罪悪感を持って来た。併(しか)し肉体関係を持たずに別れた場合は、罪悪感など一切なく、言わば純愛の気持をいまでも色濃く持っている。

43.ある人々の最悪な点は、酔っていない時、彼らがしらふなことだ。

44.子どもを“幸福な状態”に置くことによって親が安心しようとするのは、親の勝手というもので、子どもの幸せを中心にしていない。ほんとの幸福とは、その子が“自分の人生を生きられる”ということなんです。

45.あたしは、ひとつことを三分以上かんがえないことに、昔からきめているの。どんなに永く考えたって、結局は、なんのこともない。あたってみなければ判らないことばかりなんだからね。

46.たましひを花にとどけて仰ぎけり

47.歳時記は日本人の感覚のインデックス(=索引)である。

48.諦めるということは、自分が“明らかになる”ことでもあります。良いことも悪いことも引き受けて、その限界の中で、どう生きていくかが大切なのだと思います。

49.ロックの基本は愛と平和だ。一番の環境破壊は戦争なんだ。

50.「何故(なぜ)人は死ぬの?」 「進化してるからさ。個体は進化のエネルギーに耐えることができないから世代交代する。もちろん、これはひとつの説にすぎないけどね。」

51.瞼(まぶた)閉じ荒き息する雀の子

52.合鍵一個でみなひらく手頃の世界は、いやなのであった。そんなもので魂の正面が見えるはずがない、と思うし、その辺に、たとえば自分自身にあまり近く存在する魂は、とても胡散臭くて信じられない。

53.笑はれてわが屁なりけり日向ぼこ

54.俳諧自由の上に、ただ尋常の気色(けしき)を作せんは、手柄なかるべし。

55.乳でやけどした人は、ヨーグルトを吹いて飲む。

56.死の時刻問われ桔梗(ききょう)の数を言いぬ

57.(気骨とは)生きる上で原理原則をバックボーンにし、俗情に妥協しないでゴーイング・マイウェイということを貫くことでしょう。そういう人を「気骨がある」というのだと思いますね。

58.俳句とは、「季題発想による一行のものがたり」。

59.感謝の波長を有している人には、それに同調してイヤでも感謝したくなるようなことが次々と生起してくる。結果いつも困難は避けられ願い事は叶う、そんな人生が可能になるのです。

60.何かを知りたい、成長したいという強い欲求がなくなった時が、この仕事(=アーティストという仕事)をやめる時だと思う。

61.「全許容」の恋をしてはいけません。相手に嫌われたくないからと、何でも相手に従ってしまう。そうしたい気持ちはわかりますが、もっと自分を大事にしましょう。あなたは、相手の言いなりになってばかりいてはい……

62.「勝ち負けなんて重要ではない」と言った人たちは、おそらくみんな負けているはずだ。

63.愛というものは、相手の本質を直観しその可能性を予感し、「汝の本質になれ」というメッセージを(相手に)与えるものだ。

64.天に延ぶ勢ひあつて松の芯

65.牡丹(ぼたん)散りて打(うち)かさなりぬ二三片(ver.0)

66.水馬(あめんぼう)水に跳ねて水鉄(てつ)の如し

67.眠った者は、徹夜した者のことを知らない。

68.本気でやらないと、本気で笑えないんだよ。

69.本当のスポーツ大国とは、特定の突出した選手の活躍ではなく、全体の層の厚さをもって語られるものなのです。

70.さまざまな宗教が「神」と呼んでいる存在を、例えば富士山の頂上だとします。宗教というのは、その頂上にたどり着くための「方便」(=方法論)です。つまり、行き先は全部一緒なのです。

71.数学は、論理的に考え、内容を一般化する能力を仕上げる上で、大きな意味を持つ学問の一つである。

72.好きで仕事をしている人にとっては、労働時間を短縮して制限されるのは困る。人が好きでやっている時間を奪うのは個人の自由を束縛することで、権利の侵害になる。国にそのような権限はない。

73.「自分を愛する」とは、ナルシストではなく、大らかな愛で自分を包み、自分を慈しむこと。自分を愛せない者は人を愛せない。

74.いましめを身にたもつ賢者は、蜂が食物をあつめるように働いたならば、かれの財はおのずから集積する。あたかも蟻の塚のたかめられるようなものである。

75.友達と騒いで、カラオケに行って楽しいという発散にだけ(エネルギーの)全部を持って行っては伸びない。

76.誰でも、なんでもいうことができる¥。だから、何をいいえるか、ではない。何をいいえないか、だ。

77.うわさは即刻旅立つ。かほど速い悪は他に存在しない。すばやい動きでうわさは栄え、進むたびに力をつける。初めは不安ゆえに小さいが、やがてすっくと身を伸ばし、地上を闊歩(かっぽ)し、頭を雲の中に隠すまで……

78.小麦も感謝も、良質の土壌にしか芽生えない。

79.美は人間を、打算を離れた感情にまで引き上げる。人間をその本然の性から引き離すのだから、これは大したことである。こうした間接な方法で、美は何も教えないが、巨大な力を持った道徳の発動者となる。

80.色にはどうしても素直に反応してしまう。キラキラ輝いている色を見ればうれしくなるし、さびしい色を見るとひたすら悲しくなる。

81.力不足だからこれはできないと思ってはいけない。真心がその不足を補ってくれる。

82.飛行機の操縦で難しいのは、離陸と着陸である。(中略)文章でも同じだ。始め方と終わり方が難しい。ここをどう処理するかは、技術である。

83.木の實(お)落つきびしき音にむちうたる

84.金がないから貧乏になるんで、金があれば金持ちになれるわけだから、あまり(貧乏を)卑下しなくてもいいと思うんですよ。

85.良い子には蓄積された敵意があります。どのような形かは別にして、どこかで必ず現れます。

86.何もない浜辺で、何もしない時間を手に、遠くから走ってくる波を眺める。そして、何もない浜辺で、何もしない時間を手に、波の光がはこぶ海の声を聴く。眺めることは、聴くことである。

87.罪は憎むべきものである、しかし悔い改められたる罪ほど世に美しきものもない。

88.葬式が済んで、酒盛り。

89.何か終へ何か始まる一焚火(ひとたきび)

90.兄弟(きょうだい)は両の手。

91.確かに神様はいる。だが神様は、死に物狂いで努力した人間しか助けてくれない。

92.魂や鳥たちのなほ上をゆく

93.人間が自分の見えないもの見る方法として本というものものを必要としている。

94.老齢に対する恐怖は“失う者”の悲しみが“持てる者”へのひがみとなって現れる。

95.下の者は上の者のすべての過失を知る。

96.私は浜辺で美しい貝殻を見つけて喜んでいる少年にすぎない。しかし、真理の大洋は、すべて未発見のまま私の前に横たわっている。

97.会社が大きくなっていっても、事業の目的に沿って、独立採算が成り立つように組織を分ければ、中小企業の経営者のように経営者意識を持ったリーダーや社員が輩出してくる。

98.月光裡(げっこうり)自らの影たしかむる

99.わが友の、笑って隠す淋しさに、われも笑って返す淋しさ。

100.君は若さという重い病に苦しんでいるんだ。神はそういう苦しみを、わしにはもう二度と与えて下さらん。

101.(ひとは)ことばがけっして語らない この世の意味を学ばねばならない

102.去年今年(こぞことし)つぼ押し棒をそばに置き

103.人生、万事、要領だからな。

104.人間は、他人を破滅させるようなことを全くの善意をもって行なっていることがある。

105.ぐずぐずと先延ばしすることは、時間泥棒である。(ver.0)

106.自分がやっていることに罪を感じると、人は弱くなる。

107.「ああ、私は生きているな」と自己意識で感覚しているその瞬間は尊い。

108.(老いて)聴力はだんだん失われていくが ものいわぬ花の声が聞こえるようになる

109.父母に棄てられたる子は、家を支える柱石となり、国人に棄てられたる民は、国を救う愛国者となり、教会に棄てられたる信者は、信仰復活の動力となる。

110.関係を言い表す能力は、正確な思考に最も不可欠な条件の一つである。この能力をあまり必要とせずに調べられるような対象物は一つもない。そしてその能力は、数学の学習という方法によってこそ、最もうまく到達で……

111.女賢(さか)しゅうして牛売りそこなう。女のかしこさと男のあほは釣り合う。この反対も然(しか)り──というところに、人生の妙味がある。

112.あなたは世界のだれとも違っています。あなたはほかの人と容貌も違い、考えも、感情も、信念も違っています。あなたは特別の天賦(てんぷ)を持ち、ユニークな能力と、特殊な才能に恵まれているのです。あなたは……

113.人がつっぱる時は、周囲の世界が敵の時です。

114.自分が若いと思っている間は若い。

115.物思ふ春あけぼのの明るさに

116.自己を教育するは、他を教育する最捷径(しょうけい)(=最も近道)である。

117.あるものをおそれ、ないものをほしがる、これが悪人の問題。

118.愛は苦しみ。一方が常により愛してる。いつだって、そう。他の誰よりも愛しいと思える人がいて、その人を愛する。それでも、恋愛においては、出逢わなければよかったのに、とさえ思うほどの苦しみや悲しみもある……

119.思考の正しい選択と展開により、人は気高い崇高な存在へと上りもすれば、思考の誤った選択と展開により、獣以下の存在へと落ちもする。

120.人々は、自然のままのすがたよりも、撓(たわ)められたすがたをのみ好むのは何故であろう。成長を撓められた、盆栽的な趣味にのみ満足することは、囚(とら)われた寂しみである。

121.囲師(いし)には必ず闕(か)く。(ver.0)

122.懐中電灯が光をつつむ闇をさそいだすように、言葉は言葉をつつんでいる沈黙をさそいだすことができるのでなければならない。

123.独立と依存とは反対のことではなく、むしろ共存するものだ。依存を排除した独立は裏打ちがないのでもろいものであり、何かの障害があると崩れてしまう。依存するべきときは依存し、依存を経験した上での独立こそ……

124.女たちが知っている事柄には、知らぬが勝ちというものもあるんだよと。

125.葉牡丹に陽はほほゑみを尽しけり

126.芸術は人を幸せにできる。そのための人生は、最高に楽しい。

127.直面(ひためん)も仮面におなじ火のまわり

128.いいんだよ、別に、裏切られたって。信じるって、その裏切りごと信じるってことだろ。こいつは裏切んねえってことじゃなくて、こいつにだったら裏切られたってしょうがねえ。そういうことだろ? 誰かを信じるって。

129.逢ひたきひとのあれども 逢ひたきひとは四十路(よそぢ)すぎ わがそのかみ知るひとはみな四十路すぎ 四十路すぎては何のをとめぞ をとめの日のありしさえ さだかにあはれ 信じがたきに

130.世の中というものは、えてして、具合のわるいことに、「ないはずがあった」ことばかりなのだ。

131.人生の悲劇は、ゴールに到達しなかったことにあるのではない。悲劇はゴールを持たないことにある。

132.間違っていたことがわかったら、それを改めるのに何の遠慮もいらない。

133.孤高とか、節操とか、潔癖とか、そういう讃辞(さんじ)を得ている作家には注意しなければならない。それは、殆(ほと)んど狐狸(こり)性を所有しているものたちである。

134.誰が一番優れているのか? 誰が一番私たちの要求に応えてくれるのか? あらかじめ分からない時、競争によりそれを見つけ出すことができるのだ。

135.高邁な思想は心情から生じ、大いなる愛情は理性から生まれる。

136.一人の邪魔者の常に我身に附(つ)き纏(まと)うあり、其名(そのな)を称して受験と云(い)う。

137.可視の現実、日常的な現実としてわれわれが把(とら)えているものが、実は「見える闇」に過ぎないのだということを忘れることはできない。

138.相手の弱みをにぎったとおもったときが、じつはいちばん隙ができる機会で、危ないときである。

139.潔癖な心は、法律が禁じないことをも抑制してしまう。

140.わがままな──他人のわがままに対して思いやりを欠いた。

141.すべてを掴(つか)めばすべてを失う。

142.(読書は)つむぎ手の目線で物語の世界を自由に歩き回れる。

143.櫻咲き吾が生ままくの子をおもふ

144.香水をわが身辺に旅つゞけ