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人間が自分の見えないもの見る方法として本というものものを必要としている。
長田弘[おさだ・ひろし]
(詩人、1939〜2015) 『読書からはじまる』
《 読書 》
〈全文〉
本を立てる。 その立っている本の、こっちをむいているところが、本の背です。 書店で、あるいは図書館で、わたしたちが本棚に見ているのは、ほとんどが本の背中です。 本は顔を見るのではなくて、背中を見るものなのです。 __ Link __ なぜ、いつからそれが背もしくは背中とよばれるようになったか、詳らかではありませんが、それが顔でなく、背中とよばれてきたということころにも、人間が自分の見えないもの見る方法として本というものものを必要としているため、一つの比喩としてそういうものが出てきたのではなかっただろうかと思うのです。 __ Link __
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