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1.幹にちよと花簪(はなかんざし)のやうな花

2.自分は、自分を生れた時からの日蔭者のような気がしていて、世間から、あれは日蔭者だと指差されている程のひとと逢うと、自分は、必ず、優しい心になるのです。そうして、その自分の「優しい心」は、自身でうっ……

3.七草に入りたきさまの野菊かな

4.祈っていても、(スピーチが)うまくなることはありません。数をたくさんこなして初めて、少しずつ、落ち着いて話せるようになっていくものなのです。あなたがスピーチをうまくなりたいと思うなら、あらゆる機会……

5.音楽の専門家によると、歌でも楽器でも、うまい人はフレーズ(ふし)の終わりがキッチリしている。あやふやに伸ばしたり尻切れトンボにしない。一方、ヘタな人は共通して、終わりで気を抜いてしまう。これだけで……

6.冬館ランプは光から古び

7.「余裕がない」と言うことは、自分自身の可能性を排除してしまうことと同じです。余裕とは、経済的なことでも、時間的なことでも、体力的なことでもなく、あくまで心的なことなのです。

8.春暁の湖ひとすぢの水尾(みお)明かり

9.洗練されたセンスとは、地味なものの中に美を見つけることである。

10.未来を了解するためには、現実に生きるだけでは不充分なのだ。日常性というこのもっとも平凡な秩序にこそ、もっとも大きな罪があることを、はっきり自覚しなければならないのである。

11.素直さを失った時、人も会社も成長は止まる。素直に学ぶことで知識は経験に置き換えられ、それが強さとなる。

12.他人と過去は変えられない。自分と未来は変えられる。

13.ワクワクしなきゃ、つまらないでしょ。

14.人間性というのは矛盾の連続にほかならない。前日の自己とつねに一致していたと主張するひとたちがいるが、私はそういうひとたちの言葉をまったく(文字どおりまったく)信用しない。

15.議題が何であれ、進むべき方向と反対に議論は進み、本当に有益な意見を述べる者ではなく、うわべを取り繕った意見を述べる者が会議を支配する。

16.希望で全部を語るかのように、「やればできる」と言い切れば、やればできるようになるというのは、やっぱりそうではない。やってもできないことがあるということが同時にくっついていないと言葉にはならない。や……

17.人間は旅行者として、素朴な、感嘆の情もあらわな、そして必要とあれば、郷愁にみちた慇懃無礼な態度で自然をみつめる。

18.恒心を失わず、恒産を守らず。

19.「先寝るぞ」 「安らかにね」と 返す妻

20.優れた部下は、上司より高いレベルでできることを何か一つは持っていて、ときとして上司の仕事をチェックしてくれるんだ。

21.太陽は、太陽の方へ向かって歩く人の前に現れる。

22.一人の生徒、一人の子供に対する愛情と躾(しつけ)が正しければ、ほかの九十九人に対してもその愛情は伝わるのだ。

23.自分の年齢が多くなるにつれて、だんだん若く見えてくる人(=相手)もいる。若いころになくなった人がそうで、自分が二十歳の時に二十歳だったら、20¥ 20のわけだが、六十歳になってから彼のことを思うと……

24.比較はいろんな意味で私たちを傷つけます。私たちの自信をぐらつかせます。創造的エネルギーの流れをせき止めます。大いなる電力への回路をショートさせます。自尊心を失わせます。骨髄から生命力を抜き取ります。

25.あなたの心の中の解決されないすべてに対して忍耐強くなりなさい。そして疑問そのものを愛そうと努めなさい。

26.コーチは言葉で説明するもの。現役時代、感性だけでやっていた人は苦労する。

27.「動機が不純だ」って言うけどさ、「不純でない動機」なんてないよ!

28.チャンスをつかむには、他人から見れば無茶なことをしなければならない。

29.人は誰も、走りながら読書することはできないし、泳ぎながら次のページを繰(く)ることはできない。現在の時間を停止させる行為の中で、一瞬の永遠を手に入れるのだ。

30.「天国は心の中にある」とはキリストの言葉だが、地獄もまた同様である。

31.手段上の失敗──私たちがやろうとする手段の9割は失敗するだろう。しかし、失敗を糧にすれぱ1つの失敗から1つのノウハウを知ることができる。つまり、失敗するほどノウハウがたまることになり、常に次のチャ……

32.平素は彼ら(信頼できる部下)に民を裁かせ、大きな事件があったときだけ、あなたのもとに持って来させるのです。小さな事件は彼ら自身で裁かせ、彼らにもあなたの仕事を分担させて、あなたの負担を軽くしなさい。

33.金を追っかけるな。金が名誉が女が追っかけてくるような男になれ。

34.つばさ無きかなしさ鵙(もず)に啼き去られ

35.空の罅(ひび)より風花の生まれしか

36.人間とは自らが紡ぎ出した意味の網の目に支えられた動物であり、この網の目こそがまさに文化とよばれるものである。

37.モッタイナイの精神を実践すれば、貴重な資源を奪い合うこともなくなります。

38.夢・積極。夢、つまりビジョンを持つかどうかで仕事に対する打ち込み方や意欲が違ってきます。個人でもそうなんですから、その夢を会社全体で持てば、効果は何倍にもなって返ってくるものです。そして、この夢を……

39.他人に借金を払ってもらった人は、すぐに忘れます。だから次にまた借金をします。

40.スープと愛は始めほど良い。

41.鉄塔があやつる蝶の数知れず

42.独創的な新製品をつくるヒントを得ようとしたら、市場調査の効力はゼロとなる。大衆の知恵は、けっして創意などもっていないのである。大衆は作家ではなく批評家なのである。

43.節制──心身が鈍くなるまで食うな。酔うまで飲むな。

44.独立自尊の人は自営自活の人たらざるべからず。

45.水打つてあそびごころの見えており

46.人を助けると、自分も助かった気持ちになる。人を元気にすると、自分も元気が湧いてくる。人を幸せにすると、自分も幸せな気持ちになれる。人間同士には常に作用反作用の法則が働く。

47.私の小さな愛犬は、足元で、脈打つ心臓のように、軽やかに弾んでいる。

48.蚊屋釣りていれゝば吼(ほえ)る小猫かな

49.周りの人すべてに支えられて、いまの自分があるというふうに感謝をして毎日を過ごす人間と、「これは俺がやったから、これくらいの成功は当然だ」と傲慢に開き直る人間とでは、どれだけ将来の差が出てくるだろうか。

50.家族を大切にしない奴は男じゃない。

51.天職は、見つけようとしても、なかなか見つけられるものではない。だけど、それにめげずに探し続けていれば、いつか天職の方から君を見つけ出して、ポンと肩を叩いてくれるはずだ。

52.道に迷っている目の不自由な人に「どうしました?」と話しかける時、僕には無意識の優越感がなかったのか。お年寄りに話しかける時、ハンディキャップを持った人に話しかける時、対等な関係ではなく、「あなたを……

53.ある若者は、戦いに勝ちぬくという希望を、ある若者は戦いがおわり静かな研究室へ陽やけして逞(たくま)しい肩をうなだれておずおずと帰ってゆくことへの希望を。

54.力なき信念は、塵芥(ちりあくた)も同じだ。

55.我々には本が、ますます多くの本が必要だ! 剣によってではなく、書物によってこそ、人類は嘘と不正に打ち勝ち、諸民族が兄弟となる最終的な平和を勝ち取るだろう。

56.若くてひまがあるときは、本を買う金がない。本ならいくらでも買えるころは、読むひまがない。こうして本好きは、四十、五十になって、いずれ読むつもりでいた本が、ある日とつぜんもう読めないことに気がつく。

57.(人間の)汚れのもとになるのが怒りや恐れだ。これらを一切相手にしてはいけない。

58.死ぬまでは生きてゐし人ひやし桃

59.現代の組織では、トップだけでなく、ミドルも意思決定者でなくてはならない。意思決定ができず、命令に従って行動するだけの者には、幹部の資格はない。

60.人間は誰でもいつかは必ず死ぬのだ。だから、我々が常に考えなければならないのは、死をまぬがれようとすることではなく、生きられるだけの時間をどうすれば最もよく生きられるかということだ。

61.愛の力と深さを十分に理解できるのは、しばしばそれが過去になってからか、もしくは運が良ければ、思い出になってからである。そう、愛はおうおうにして苦痛のうちに姿を現す。

62.音楽は人生と同じく、本質的には無効である。

63.沈黙すること深き者は言葉の根に生き当たる。

64.自分の顔と折合いをつけながら、だんだんに年をとってゆくのは賢明な方法である。

65.もともと会社というところは、社員を育てる場所ではなく、結果を生み出す場所だ。

66.戯曲を分析する最良の方法は、与えられた環境に中で行動してみることである

67.正しい判断をするには、自分が今どういう状況にあるかということを、よく知っている必要があります。そのためには物事の核心に触れるほどの鋭く、かつ細部にまで行き渡る観察力がなければなりません。

68.小汚くても自分(てめー)らしく生きてく事の方がよっぽど上等だ。

69.慚愧(ざんき)無ければ畜生となす 慚愧有るが故に 名づけて人となす

70.わたしの身内である このいちばん小さくされた者の 一人にしたのは わたしにしたのである。

71.ほんとうに悲しいときは言葉にできないぐらい悲しいといいます。ですから、小説の中で「悲しい」と書いてしまうと、ほんとうの悲しみは描ききれない。言葉が壁になって、その先に心をはばたかせることがで……

72.あのねえ 自分にエンジンをかけるのは 自分自身だからね

73.金(かね)を数えられる間は、まだ本当の金持ちではない。

74.出逢ひありよき花に又よき宿に

75.不幸で居続けることは怠慢だし、幸せになろうとしないことは卑怯だよ。

76.我々の欲望は不決断で、不定で、何一つ正しくとらえることも享受することもできない。人間はこれを、それらの事物が悪いせいだと考えて、自分が知りもしなければ理解もしない他の事物で腹を満たす。そし……

77.マインドコントロール状態から抜け出る唯一の方法は、「そもそも始まったときから不自然だった」と、それがマインドコントロールであったと知ることである。

78.高齢の役員は、ラインの長ではなく、独立して行える仕事、専門家として大きな貢献ができる仕事、助言、教育、基準の設定、紛争の解決などの仕事に移るべきである。マネジメントの仕事を行わせるべきではない。

79.人間関係で大切なのは、意識ではなく無意識です。

80.本質を外してまで伝統文化を次の世代に伝えていくということは、意味のないことです。

81.愛は人々を合一に誘い入れる。そして万人に唯一であり同一である理性は、この合一を裏づける。

82.元気出して前進だ。失敗もまた前進だ。

83.身体のどの個所をとっても、どの毛孔(けあな)にも、何百万、何百億もの細菌がいる。ものをいうその唇に、話を聞くその耳の穴に、物を触知するその皮膚に、物を味わうその舌に、物を見るその目に!

84.発達障害には、自分の好きなことに対しては一点突破で得意なものを持てる人が多い。発達障害につきものの特性は、自分にとって“宝”なんです。

85.何ものにも揺るがない信念を持っている人は、血と汗を流した結果それを勝ち得たのです。――刺(とげ)だらけのやぶを通り抜けて広々とした世界へ到達し、疑いの世界から真実の世界へ達したのです。

86.流灯(りゅうとう)や一つにはかに溯る

87.キスとは、言葉がよけいになった場合おしゃべりを止めさせるための、なかなかずる賢い手だ。

88.うそもうまくつけば、もっともらしく聞こえる。

89.結果が出ないというのは、努力のやり方が足りないんです。

90.狭量さを克服するように、すべての物事とすべての人々に対して開いた心を持とう。

91.世の中のすべてから愛されようといった、虫のよいことは考えず、異端を恐れずに進む。それがわたくしの原点です。

92.接続詞は使いすぎてはいけません。とくに「―が、―」には気をつけること。たとえば、「今日は朝から雨だったが、私は元気に生きた」とか、全然つながりがないのに「が」をつけると全部つながっちゃうんですね。

93.ただ向こうから近づいて来るものを、待っていて捕える。それが私の生まれつきの性分なんで、だれにでも勧められることじゃありませんが、しいて「心」というのなら、無心に、手ぶらで、相手が口を開いてくれるの……

94.現実的な世俗の仕事は、すべて皆「能率」であり、実質の功利的価値によつて計算される。だが文学と芸術とは、本質的に能率の仕事ではない。それは功利上の目的性をもたないところの、真や美の価値によつ……

95.戦争がどういうものか──力を持った者の威丈高、国家の有無をいわせぬ強権などを思い知ること。

96.料理はその土地に結びついた文化だから、その料理が保存食としてつくられたものなのか、王様が好きだったものなのかといった、その歴史を知らなくては本当の味は出せない。

97.一姫二太郎その一姫のうらゝかな

98.時代を逆行させる事は、誰にも出来ない。思い出は懐かしむだけにしておく事だ。

99.マンガには“法則(きまり)”など存在しないのだ。

100.必要に迫られれば、臆病者も勇敢になる。

101.物語をどう終わらせるか。どんな物語も、それが問題だ。

102.「何々であるかのようにふるまう」ことは、人生の質を飛躍的に向上させますが、唯一、例外があります。お金を使うことです。持っていないのに無尽蔵にお金を持っているかのようにふるまうことはできません。

103.どんな不可能も、そこに挑む人にとっては目標にしかならない。

104.「今日一日、怒らず、恐れず、悲しまず」という心構えを持ち続けること。そうすれば正真正銘の清らかな心の世界を保つことができる。それができるかできないか、それによって自分の運命を良くも悪くもする。つま……

105.あれを見よ 深山(みやま)の桜 咲きにけり 真心尽くせ 人知らずとも

106.優柔不断な人の目的は、いかにして責任を逃れるかということです。

107.なまけ者になりなさい

108.ああ!(自分の)家にいるほど居心地のいいものはない。

109.仏道において、師といい友といい仏というのは、いうならば私を否定してくださる先生。私を否定することにおいて、私を目覚ましめ、私を破ってくださるものの前に身を引き据えるところに、初めて私自身を知らされ……

110.身体の健康には体育が必要であり、精神の健全には芸術が必要である。

111.車夫でも、立ちん坊でも、泥棒でも、僕がありがたいと思う刹那(せつな)の顔、すなわち、神じゃないか。

112.人が死ぬということは、周囲の人に何らかの傷を与えます。たとえそれが老衰による死のように仕方ないものであってもです。

113.隣人を愛せよ。ただし、垣根は取り除かぬこと。

114.今日(きょう)死ぬのは怖い。だが、いつか死ぬというのなら怖くない。

115.いつでも逃げ出せるように精神の距離を遠くとっておくのが現代における恋愛。

116.鮟鱇(あんこう)もわが身の業(ごう)も煮ゆるかな

117.芸術の仕事には、永久に「終局」といふものがないのである。そして詩人は、彼の魂の秘密を書き尽した日に、いよいよ益益(ますます)寂しくなり、いよいよ深く生の空虚を感ずるのである。著作¥! 名声……

118.ねえ、君、人生では誰もが自由で誰もが独りなんだ。したいと思ったこと、楽しいと感じることをすればいい。でもそれには人に意見を求めてはいけない。

119.ぼくは素敵な空を持ってる。

120.その人の不幸は、その人に起こることだけでなく、その人がどのように反応するか、そして苦痛を減らす心理メカニズムが勝つか、それとも苦痛が意識全体を征服する点にまで、苦痛を増加させるメカニズムが勝つか、……

121.挫折にくじけずに進み、一つ一つの失敗を学びの糧としてそこから学び、一歩一歩、前進してゆかなければならない。成功した人で、こうした体験がなかった人は少ないだろう。

122.人が目標を達成できないのは、途中で挫折して止(や)めてしまうからだ。挫折したために、やりたいことを達成するための次の行動がとれなくなってしまうのだ。

123.幸福になれるかどうかは自分次第である。(ver.0)

124.爪に火をともす育ちの老(おい)の春

125.私は、男と女が、仲よくくらす最大の秘訣は、「ほめあうこと」「ご機嫌をとること」だけだと思う。せっかく、多くの男や女の中からえらばれて結ばれた二人だから、せいぜい、おたがいに大事にしあい、相手がそれ……

126.もし自分自身で未来を計画しなければ、あなたは他人の計画の一部とならざるを得ません。

127.縁があって、一緒に仕事するからには、皆、会社における間は幸せに過ごしてくれたらええなあ、と心底そう思うんですわ。

128.芸能人なんて、世間に顔が知られてるだけで一般の人たちにとってみりゃ「心の底では腹立たしい存在」に決まってる。人気があって、女にモテて、それでカネまでもらいやがってってね。そんないけ好かないヤツが一……

129.生(き)のままの自分が出せて、ゆったり鼻唄で暮らせるなんて、それこそ、女の理想のくらしだ。

130.欲望にとらわれないとは、何にも欲望を感じないということでも、欲望を否定するということでもない。欲望と、してもよいがしなくともよい、することもできるがしないこともできる、コンティンジェントな関係を保……

131.ほんとうの 僕ワイシャツを 着たこども

132.フィクションは普遍的である。フィクションは宗教やイデオロギーや国家など全ての境界を越えることができる。

133.神は万人に等しく1日24時間という時間を与え給もうた。富める者にも貧しき者にもである。

134.彼(=自分の息子)は金持ちのおやじを持っているが、私にはそんないいおやじはいないんだ。

135.時代が変わっても、誰かが支配し誰かが支配されるという構造や、体制に反逆したものが結局もとの鞘(さや)に収まるということは繰り返される。

136.私の方針はね、人に優しく自分に優しくなの。だから、私は幸せなの。常識だとか、皆が言うからとか、関係ないの。我慢なんかしなくていいんだよ。

137.海の憂鬱さは、無限に単調に繰返される浪の波動の、目的性のない律動運動を見ることにある。

138.われわれはいつも他人に対して無形の加害者であると同時に被害者である。

139.子どもが勉強を嫌がるのには理由があるんです。子どもは本来「これ面白いな」「なぜこれは必要なのかな」と思ったら少しはやるのに、いま学校はそれをやってくれない。

140.私は、モード(=流行)ではなく、スタイルを作り出したのだ。

141.今日(こんにち)、偉大な人物はみな弟子を持っている。そしてその偉大な人物たちの伝記を書くのは、決まってユダである。

142.ひとりひとりのつかの間の命だからこそ 穏やかに温めあおう

143.尊大な男は嫌がられますが、謙虚さがあって、なおかつ堂々としている男は大いにモテるのです。

144.人生の目的については、今までよりはるかに大きな聡明さがどうしても必要とされるようになってきた。しかし、この気狂い沙汰ともいうべき時代にあって、どこにそのようなすぐれた知識が見いだされるであろうか。

145.啓蟄(けいちつ)の日とて地の面に親しむ目

146.いかるがに柿食ふことも旅の情

147.希望っていうのは、今よりも未来のほうが素晴らしいと思えることだ。そして、本当の希望は決断によってしか生まれない。

148.他人の秘密を守ることは、自分の秘密を守るよりもはるかに骨の折れることである。したがって私たちはよくよくの場合でなければ、自分の秘密の重荷を友人に分担させてはならない。

149.種を播かなければ、芽は出ない。

150.楽しくない仕事は、仕事じゃないんだよ。自分をごまかして仕事なんかしてたら、最後には仕事につぶされちゃうよ。

151.人生は何を選択するかによって決まる。

152.二人が睦(むつ)まじくいるためには (中略) 完璧をめざさないほうがいい 完璧なんて不自然なことだと うそぶいているほうがいい

153.悲しみというのはあんたがひとりきりでいなければならないと身をもって知ることよ。

154.飽食煖衣はかえって命短し。

155.失言したと思ったら、すぐに気持ちを切り換えて、謝る。この切り替えの早さが、いさぎよさになって、プラスの印象を与えることができれば、失言によるダメージを減らすことができる。

156.幸福になりたいなぁ。ボクの人生にもっと目的があれば、幸福になれると思うんだ。

157.やりたいことは、自分で見つけなければ、本当にやりたいこととは限らない。

158.不幸を受け入れる。そうすると自分の持っているものが見えてきます。

159.ごみとはいったい何だろう。本来のごみというものはない。かつてはみな何かであったものである。何かであったもので、その何かの使命を尽したのち潰(つい)え崩れて、塵となりごみと呼ばれるのである。

160.旅は若者を育てる。

161.確かに、真実は友情にとっての害毒である嫌悪が生まれる要因であってみれば厄介なものだが、過ちを大目に見ることで友人が奈落に転落するのを許してしまう追従(ついしょう)は、なおさら厄介なものだ。

162.人は父親ではなく母親の影響と管理の下に育つ。

163.私にとってすっとなじむか違和感があるか。