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1.
映画製作の3原則──1.スジ、2.ヌケ、3.ドウサ
2.
世の中には運というものがある。運こそは人間に活気を与える。運があるので生活は単調でなくなる。
3.
「三行革命」というのは、かつてのロナルド・レーガン大統領が部下たちに実戦させた報告の仕方です。三行でまとまらないような報告はするな。そんな長ったらしい話はいちいち聞いてはいられない、というわけです。
4.
ビジネスや経営に必要なものは地頭だと思います。地頭は、学校の勉強ができるかどうかということではなく、いわば持って生まれた頭のよさがあるかどうかです。
5.
雷(らい)落ちて火柱見せよ胸の上
6.
或(あ)る人が何であるかは、彼の才能が衰えるときに、──彼が何を為(な)しうるかを示すことを熄(や)めるときに、始めて暴露される。才能もまた一つの化粧である。化粧は一つの隠蔽(いんぺい)である。
7.
人生は、何で測るのか。本で測る¥。一冊の本で測る。おなじ本を、読み返すことで測る。
8.
無理に飽食の状態で会社に勤めるから、みな苦しいんですよ。誤って一万円貯金ができたら、もう動くのが苦しいです。
9.
小春日や杖一本の旅ごころ
10.
その身正しければ、令せずして行われ、その身正しからざれば、令すといえども行われず。
11.
戦後六十年という数え方より、昭和の戦争に敗れて戦争はしないと決めてからの、戦争をすることを選ばなかった「不戦六十年」という数え方のほうが、この国に戦争のなかったこの六十年の数え方としては、むしろ当……
12.
競争相手に勝つ一番うまい手は、自分より相手のほうが優れている点をほめちぎることだ。
13.
冬空に大樹の梢(こずえ)朽ちてなし
14.
人もかくあれと泰山木(たいさんぼく)の花
15.
知を結集すれば、少ない投資で付加価値の高い先端的な仕事ができる。
16.
子どもは安全な場所より危険な場所で遊んだほうがケガをしにくいという研究結果がある。親は安全な場所で遊ばせたがるけど、それでは結果として危機管理能力が落ちてしまう。
17.
“人”っていう字は互いに助け合っている ひとりでは誰だって生きていけない だから人は誰かを求めてながら生きている それが人生という旅なのかもしれない
18.
年寄りが身体(からだ)を鍛えるなんざ、あんまりみっともよくないな。それぐらい生きりゃ、もう充分でしょうが。年寄りのトレパン姿は意地が汚くていけません。さもしく生きようとするより、どう死ぬか、そっち……
19.
春寒のよりそひ行けば人目ある
20.
今日、完全な青写真を提示している者は、何が本当の問題かを知らないことを暗に白状しているにすぎない。
21.
無花果(いじちぐ)や血族といふ喪服の群(むれ)
22.
祈りの灯もらす窓辺のきりぎりす
23.
心中もののような暗い演目でも、芸自体は華やかでなくちゃいけない。たとえ苦しみを重ねて稽古をしたとしても、苦労が芸に表れては、聴く人の心は動かない。
24.
漁夫生涯竹一竿 (ぎょふのしょうがいたけいっかん)
25.
人生の窮迫を避けるには、心の中の静かな場所に逃れるより他はない。
26.
よく決断は先延ばしにしようという人がいる。あとでゆっくり決断しようというタイプだ。でも、その人はよく見ると大きな決断を知らずにやっている。それは「いまは決断しないでおこう」という決断だ。これが、人……
27.
ある程度互いを知っていると、会話がなくても不安にならない。
28.
自由意志とは、自分が操り人形だとしても自分の糸を好きになることである。
29.
人間には大体2種類いてな、上手く成功を積んでいける奴と、失敗に押しつぶされてしまう奴。前者は成功を重ねる程現状に満足しだすし、後者はそれ以上の失敗を恐れて立ちすくむ。結果、どっちも止まっちまうんだ。
30.
妻なきを誰も知らざる年わすれ
31.
人間は自己について幻想を抱く存在であり、私たちが思い描く自己像や自己物語は幻想性を含んでいる。
32.
変態は異常でもいいけど……、助平は正常であり、美徳です。
33.
湯上りの素顔よろしき浴衣かな
34.
無口な奴は、周りのことをよく見ている。
35.
書初(かきぞめ)の筆の力の余りけり
36.
理性というものは、心性意識の発達に伴って、やっぱり相対比例で発達してるってことを忘れちゃ駄目よ。
37.
死は、誰にでもいつか訪れます。でも、死ぬまでの間は生きています。生きている間は生きている事を満喫しようじゃありませんか。
38.
(今の年長者は)自分の地位や仕事に固執して、次の世代へ譲ろうとしない。出てくる若い人の芽を摘もうとしたりする。よほど「無名」になることが怖いのでしょう。
39.
藤原氏や将軍家にとって何がために天皇制が必要であったか。何が故に彼等自身が最高の主権を握らなかったか。それは彼等が自ら主権を握るよりも、天皇制が都合がよかったからで、彼らは自分自身が天下に号令する……
40.
無駄な御祈りなんか止(よ)せったら 涙を誘うものなんか かなぐりすてろ まア一杯いこう 好いことばかり思出して よけいな心づかいなんか忘れっちまいな
41.
(アイデアを必要としている人は)「いいアイデアを思いついたら、まずあの人に持っていってあげたい」と思わせなきゃいけない。「あいつに面白いアイデアは言いたくないな」と思われたらアウトです。
42.
私は、自分の研究対象をずっと頭に保ち続けて、最初のひらめきが少しずつ完全な明るい光に変わってくるのを、辛抱強く待つ。
43.
文明とは、何よりもまず共存への意志である。人は他人を考慮しない度合に応じて未開であり、野蛮である。
44.
文化と肉体的に必要な栄養と、その両方のビタミンが揃ってはじめて健康な人間になるわけです。
45.
病みし馬緑蔭深く曳(ひ)きゆけり
46.
本を読んだだけで勉強したと思うな。そんな時間があったら、人に頭下げて聞いてこい!一番優秀な人に聞いてこい!
47.
うらうらに照れる春日(はるひ)にひばり上がり 心悲しもひとりし思へば
48.
ひとりの人間が本気で行動したとき、奇跡が起こる。
49.
われ男(お)の子意気の子名の子つるぎの子 詩の子恋の子あゝもだえの子
50.
恐怖──それはなんと深く人間の行為を決定してしまうものか。
51.
春の花今は盛りに匂ふらむ 折りてかざさむ手力(たぢから)もがも
52.
人生のすべてには代価が必要だ。
53.
リーダーは仕事に目を向ける。重要なのは仕事であって、自らはその道具に過ぎない。
54.
そもそも詩歌製作後の吾等(われら)感情は一種解脱的の味(あじわ)ひである。然(しか)るに俳句は製作に取り掛る時は既に解脱的寂滅的調和の感情に到達して居る。
55.
人を信じても、仕事は信じるな!
56.
学習とは、生まれた時からすでに知っていることを見つけることである。実践とは、生まれた時からすでに知っていることを行動に表すことである。教育とは、生まれた時からすでに知っていることを、自分以外の者に……
57.
咲き満ちて風にさくらのこゑきこゆ
58.
人間としてものを感じ、賢者としてものを考えよ。
59.
僧侶は悪魔に勝ちを譲る。
60.
知恵とは、それを必要とする状況から遠ざける資質である。
61.
やった後で後悔するほうが、やらないで後悔するよりも、はるかにマシである。
62.
かたつぶり落ちけり水に浮きもする
63.
『当たってくだけろ』 かけ声は勇ましいけれど かけ声をかける当人は 当たりもくだけもしねんだよなあ
64.
人びとがもっとも気にしているのは、「私はこれが好きか、嫌いか」ではなく、「周りの人たちはこれが好きか、嫌いか」である。
65.
「笑いに満ちている教室」ほどおそろしいものはないんだ。実は、「笑い」と「差別」は隣り合わせであるということをみんなは知っているだろうか。
66.
やうやくに秋と思へば冬近し
67.
事物や人間と接触を保ち、現にあるものだけを見て、現にあるものだけを考えるということは、知的に不断に緊張を強いることである。良識とはそうした努力そのものである。そしてそれは労働である。
68.
かたつむり日月(じつげつ)遠くねむるなり
69.
女同士がココロを結び合うのは、同業者が企業秘密を洩らし合うみたいで、おちつきが悪い。
70.
くり言を 犬はまじめな 顔で聞く
71.
神様の目をまっすぐに見つめて、胸を張れる生き方。それが揺ぎない信念です。
72.
着水と思い夏野に膝を折る
73.
完璧な青写真なるものは、二重に人を欺く。それは、問題を解決できないだけでなく、問題を隠すことによって、本当の解決を難しくする。
74.
合歓(ねむ)の花声のかかればいそいそと
75.
「苦心」はしても「苦労」はするな。
76.
ぜひほしいと思う人材は掘り出し物的に手に入るものなんだ。
77.
芋鍋に煮ゆるや秋の音しづか
78.
養生の術は、まず心気を養うべし。心をやわらかにし、気を平らかにし、怒りと欲とをおさえ、うれひ、思いをすくなくし、心をくるしめず、気をそこなわず、これ心気を養う要道なり。
79.
一生の楽しきころのソーダ水
80.
女の心は、蓮の葉の上を転がる水滴と同じように移りやすい。
81.
死の話いつしか葬儀の話で雪
82.
世襲でもなく無名な人が日本社会で成功しようとしたら、まず偉いおじさん達に媚びることだ。
83.
あともう何十年、または十何年か生きられるって人が、せめてその生きられる間、私は最高の人生を送ろうと、最後まで努力するってのが本当の生き甲斐じゃないかな、て気がするんです。
84.
哲学を不断に改良することなど論外だが、それと同じように哲学の独自の見解というのも問題とはなりえないであろう。
85.
政治家の汚職だろうと、個人の私行だろうと、モンダイなるものが発生すると、たちまち集団ヒステリー症を起してシロかクロかの議論だけしかできなくなるニッポン人の全体主義者風の心性にはがまんがならない。
86.
できるかぎりいろんなことをとにかくやってみること。そうすれば、そのアイデアがまた別のアイデアを引き寄せる。始めさえすれば、新しいアイデアのほうからきみのもとへ近づいて、飛びついてくるんだ。
87.
われわれの不幸は 待たなくてもやってくる だがわれわれの幸福は 待つだけでは来ない
88.
かたくなに日記を買はぬ女なり
89.
状況が何だ! 私は機会を創り出す!
90.
口に出せば嘘としかならない様な真実があるかも知れぬ、滑稽(こっけい)となって現れる他はない様な深い絶望もあるかも知れぬ。
91.
自由でいられるということは素晴らしいことだ。悪いことではなかろう。だが、自由というのは思いの外、尻の据わりの悪いものなのである。縛るものがない。舫い網も錨もない。糸の切れた凧のようなものだ。何とも……
92.
王侯による寵遇(ちょうぐう)は、その者の真価を考えに入れていないわけではないが、真価を前提にしているわけでもない。
93.
苦難を分かち合い、等しく我慢することに日本人はとても強い。しかし、不公平になった際に感じるストレスがとても大きい。
94.
男っていうもんは、酬われるために、何かをやるんじゃない。やらにゃア、いかんから、やるんで……。そこが男ってものだろうな。
95.
機械人間にもし感情があるとすれば? 無限の哀傷のほかの何者でもない。
96.
男は、女になれるものではない。女装することは、できる。これは、皆やっている。
97.
この世界で学問とか芸術とか呼ばれているものは、とんでもないいかさま、大いなる迷信であるにすぎず、我々は、教会の古い迷信から解放されるや、たちまちこの迷信のとりこになるのが普通なのです。
98.
世の中は、美しく、秩序ある人々ばかりではない。お前が彼らにそうあってほしいと思うようには必ずしもならないのだよ。少なくとも、お前に正直に話ができる相手なら、それで満足しなさい。
99.
あなたがあなたであるかぎりほんもの、わたしがわたしであるかぎりほんもの。ほんものより、にせもののほうがカッコいい、と錯覚して、一生をダメにしてしまう人間が多いのではないか。
100.
三月の風人買いのやさしさで
101.
誰でも他人の思うままに扱われるのは好みませんし、他人の思うままにされると自尊心を失い、無力感も感じます。そうなりたくないために、逆に相手を支配し、コントロールしようとするのです。相手をコントロール……
102.
受験にはフライングもスピード違反もない。
103.
毎日二、三十分の散歩は、心の平安を取り戻すのに適当な時間です。
104.
言葉を発すること、それも上手に言葉を発するだけでは、まだ語ることにならない。そこで必要となるのが語りえぬことがらを表現し、隠れたものを顕在化させる新しい表現の方法である。ワーグナーが内な……
105.
文明が進むほど、我々は不満不足だらけになる。不平不満は、なお、文明を生む。
106.
「決断できない」というのは、「決断しない」ことを決断しているのです。それは、自分自身の心を支配するのを拒絶していることになるのです。
107.
思想の深遠なるは〈哲学者〉のごとく、心術の高尚正直なるは〈元禄武士〉のごとくにして、これに加うるに〈小俗吏〉(しょうぞくり)の才能をもってし、さらに加うるに〈農民〉の身体をもってし、はじめて実……
108.
あらかじめ(机が)配置されてると、みんな動かそうとしないんです。配置を変えるだけで、みんなが見違えるように活性化します。
109.
自己の所属する組織への忠誠心が、日本人だけ特に強いのかどうか私にはわからないが、問題は、日本人の一人一人が、組織の外でもシャンと立てる個人かどうかということだろう。
110.
長い年月を生き長らえた言葉のなんという簡明、なんという率直。
111.
迷い出したら、一歩踏み出すことを考えよ。
112.
能力の無い奴は何もしないでほしい。能力のある奴が、がんばればいいんだ。
113.
夕立に濡れ残りたる泉かな
114.
「いざとなったら一人でもいいのだ」と思える潔さは、安心感になる。
115.
結婚は、人生の大事件だ。殊(こと)に婦人にとって、唯一の大事件と言っていいかも知れないのだ。てれずに、まじめに考えてみましょう。
116.
人は性格にあったような事件にしか出くわさない。
117.
人の性の善なるは、なお水の低きにつくが如(ごと)し。
118.
理想の内側を旅しながら、その外側(=現実)に立ち続けることなど、あなたには到底なし得ないことなのだ。
119.
共感は恋への第一歩
120.
悪口というのは、常に必ず自分(=発した者)のところに戻ってくる。
121.
人のあやまちを許すのはよいが、自分のあやまちを許してはならない。
122.
現代においては最大の情熱は、「めんどくさい」という感情である。
123.
ふつう弱肉強食があからさまになった社会であれば、政府の存在価値は、弱きを助け強きを挫(くじ)くことによってバランスをとることにあるはず。ところが、レーガンやサッチャーはその逆をやった。強きを……
124.
自ら愛し、また愛せられることが、たとえ詐(いつわ)りのなき素純な愛にせよ、自ら苦しみ、また他をも傷つけるところに、地上の愛のつまづきがある。
125.
ある日、君は目覚め、何かを成し遂げるには(始めるのが)遅すぎたと気づくだろう。だから、今やろう!
126.
これまで日本では、純粋の保ち方として逃げることが是とされてきた。でもそれはちがう。純粋とは逃げることじゃない。そうじゃなくて、みんなと対決すること、挑むこと、闘う孤独者であること。それがほ……
127.
問題は解決されるために提示される。
128.
スポーツで勝つ条件は企業にも当てはまる。
129.
躓(つまず)いて 何もない道 振り返り
130.
悪しき父も子の悪しきを願わず。
131.
悴(かじか)みてひとの離合も歪(いびつ)なる
132.
愛とはいたって単純な方程式で説明出来ます。「相手の欲するものを与え、欲しないものを与えない」というだけのことです。私はそれが愛の原理だと思っています。
133.
今や性別は、二つの相反する理想ではなく、ひとつの連続するスペクトラムとしてとらえる時代です。
134.
つれなさの切なさの青唐辛子
135.
戦争体験の検証をするにあたり、資料管理の問題は深刻です。官公庁は今も資料に対していい加減ですが、日本国も国民も歴史資料を残すことに関して、お粗末なほど鈍感、ある意味では無責任です。
136.
絶望しないことだ。おまえが絶望しないことにも、絶望しないことだ。
137.
結婚の意義、夫婦の自覚、そんなものは、なければ評論家がメシのタネに困るから、大切そうに掲(かか)げられてあるだけでは、要は、おたがい仲よく長生きする、これだけである。それにはご機嫌をとりあい、甘や……
138.
女の一念岩をも通す。
139.
俺に部下はいない。いるのは仲間だけだ!
140.
刹那主義で、今日ぜいたくをして、うまい物食って、いい事だけしたいなら、人間、犬猫と同じ一生じゃないか。
141.
二、三寸、背丈(せたけ)が高いか低いかに依(よ)っても、人生観、世界観が違って来るのだ。いわんや、男体と女体とでは、そのひどい差はお話にならん。別の世界に住んでいるのだ。
142.
われわれはもともと“霊霊(カミガミ)の世界”からやってきたものであり、そして、“霊霊の世界”に去ってゆく存在なのだ。
143.
好きと口に出して言う事は、恥ずかしい。けれども、その恥ずかしさに眼をつぶって、怒濤(どとう)に飛び込む思いで愛の言葉を叫ぶところに、愛情の実体があるのだ。
144.
尖塔(せんとう)になほ空のあり揚雲雀(あげひばり)
145.
職業に貴賎はないと言いますが、私は、もし貴賎をつけるとすれば、芸人は絶対に威張れない職業であると思っています。それは物を生産する職業ではないからです。
146.
我々は、この現象あるいはあの現象がなぜ生じるのか分からないし、それは知ることのできないものだと思う。だからまたそれを知ろうとはせずに、「偶然だ!」と言うのである。また、ある力が普通の能力と釣り合い……
147.
作家たるもの、このような感想文は、それこそチョッキのボタンを二つ三つ掛けている間に、まとめてしまうべきであって、あんまり永い時間、こだわらぬことだ。
148.
きれいごとを言い続けるには、力がいる。でも、きれいごとを言えないような人間に、力を持たせちゃいけねえ。
149.
嫌な思いをすると、やり返したくなるもの。でも、難しいけれども、優しさでやり過ごせば、自分が気持ちいいのです。自分の方が大人物に思えますから。(ver.0)
150.
話しかけたいけれど、話しかけられない。押し倒したいけれど、押し倒せない。──思う気持ちに紆余曲折を強いる、社会的自己の抵抗があってこそ、初めて恋は病となるのだ。
151.
自由時間をクロノメーターで測られるような時間に換算することは異なる時代や文化間の比較には有意義かもしれないが、絶対値としての時間は現在のわれわれにとってはもはや意味がない。
152.
死の蝉を覆つてゐたる蝉時雨(せみしぐれ)
153.
男と女の役割を交換できたら、私たちはどんなに目が開かれるだろう。
154.
無計画とは失敗のための計画だ。
155.
人生はもっと美しく、もっと素晴らしいはずだ。
156.
心を潤している水は日々新たな感動に出会うことで浄化される。この水が濁ると感性が萎え、マンネリに陥り、活気に乏しい日常になる。未知の人、事柄などとなるべく多く接するようにして心をより潤す機会……
157.
子供の幸せは私の幸せ、(そう思うのは)自分の力で幸せになろうとしていないときです。
158.
美しく晴れにけり 春立ちにけり
159.
目覚めて今日を燃やし、幕が下りて今日を終える。
160.
祭あはれ夕焼がさし月がさし
161.
何人も、詐(いつわ)りのない世界に住みたいとおもう。いつわりの多い世の中であるそれだけ、信じ合う世界にあこがれる。
162.
人付き合いが嫌いなのと人間嫌いは違うんだよ。
163.
順境の日には楽しめ。逆境の日には考えよ。
164.
理論家には空想をさせてやるべきだ。彼にとっては、目的を達するのに他の道はないのだから。
165.
中途半端が最もいけない
166.
数学はあらゆるものを記述するように発明された可能性があり、物質もその例外ではない。
167.
ボートを漕ぐ時に人間はうしろを向く。人間が未来に進んでいくというのはちょうどああいった状態だ。
168.
小さな原因、大きな結果。
169.
邯鄲(かんたん)に美しき客あれば足る
170.
日本の現在の状態は、決して素直な成熟の可能性をはらんでいるとは言えないのだ。日本の不幸というのは、そこにある。
171.
人類は、先(ま)ず信じたのです。信ずることを通して、やがて、人類は事物を知るという道へ進むことが出来たのです。最初に信じたのでなければ、その信仰が裏切られることもなかったでしょう。
172.
諺は言い訳にはならない。
173.
オールラウンドでプレーするより、選択されたラウンドで究めるほうが、人生は有意義だと思います。
174.
微笑むとき、彼女はヴィーナス。だが、歩くとき、彼女はジュノー。そして喋るとき、彼女はミネルヴァ。