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1.借金する者は、悲嘆に暮れる。

2.相手(縁)がなければケンカもできぬ。一人じゃ夫婦ゲンカもできません。

3.記憶力が良いと非常に研究の助けになるが、あまり良すぎるのも考えものだ。記憶力の良い人は失敗の経験を繰り返さないだろうが、実は失敗の繰り返しが、時に古くからの事実を新しい光のもとで見直すきっかけにな……

4.私は今も修行している。

5.見返りを期待せずに、ご飯をご馳走してみよう。

6.ぶれない人間というのは、ただ頑固なだけで、人の言葉にも耳を貸さない自己中心的人物である場合が多い。

7.定年後のマネープランは必要である。しかし心理的な準備のほうはなかなかうまくいかない。うまくいっているならば、淋しく職場を去りゆっくりと死に向けて消えていく人たちがあのように大勢いるわけがない。

8.男たちの愛の言葉は(女の)美の調味料

9.“ほんもの”の上司はまず第一に、みんなに働きたいと思ってもらえる場を思い描き、そういう場をつくり出す。

10.正しい学び方とは、うまくいっているものを探し、成果をあげる人を探すことだ。

11.花も草も虫も、ライオンも、皆、意味なしに、生きてるんでないでしょうか。そして、死ぬとき、枯れるときが来たら、枯れ、死に―。

12.人間は自分が言ったこと、口にしたことを、すべて意識して言ったとは限らない。自分ではまったく意識にないことを口にしてしまう。それも、「そんなことは口にすべきでない」「そういうことは言ってはならな……

13.腹ができて立派なる人格を持ち、疑うところなき感想文を、たのしげに書き綴るようになっては、作家もへったくれもない。世の中の名士のひとりに成り失(う)せる。

14.楽しいことが広まるというのは、社会がよくなるということです。

15.ゴールラインは、次へのスタートラインだ。

16.百尺竿頭(かんとう)須(すべから)く歩(ほ)を進むべし。

17.数学は我々に記号と抽象概念を作り出す可能性を与える。他の方法では、いくら考えても(自然科学が扱う)現実に近づくことはできない。

18.好んで面人(まのあたり)を誉むる者は、また好んで背(うしろ)に人を毀(そし)る。

19.化粧して人形となる月夜かな

20.誰にも、あなたの成功を止められない。

21.マルキシズムは、働く者の優位を主張する。(人間はみな)同じものだ、などとは言わぬ。民主々義は、個人の尊厳を主張する。同じものだ、などとは言わぬ。ただ、牛太郎だけがそれを言う。「へへ、いくら気取った……

22.何も書けなくなりて彼岸をなぜか待つ

23.愛における大きな過ち、ロマンチシズム。

24.個人の幸福は、つまるところは動物性の満足にほかならない。

25.夢のような目標でも何でも良いが、その目標を実現できるという確信がある程度なければ、その目標に向かっていくという行動力は生まれてこないし、気持ちも高まっていかないのだ。

26.おかしなもんで、どこでも関係なくノリまくれるヤツってのはお笑いの世界にいたためしがない。

27.空にまつかなうろこが跳ねる金曜日

28.人間だから一度の過ちは仕方がないことです。一回の悪手に動揺しても、そこで辛抱して冷静さを取り戻せるかどうかがその人の運命を左右します。

29.ふたなぬか過ぎ子雀の砂遊び

30.基礎的な知識なしに、世界を驚かせるような発明や発見などできるはずがないのです。

31.伝統は潜在意識に深く打ち込まれた道標だ。最も強力な伝統は、説明もできないし、それどころか意識すらしていない。

32.やせたがる女性ほど、ピロシキをたくさん食べたがる。

33.兄弟姉妹は、同一の父母より生まれ、同一の家に成長す。相愛すべきは当然の義なり。動物すら共に成長する者の間には、親しき関係を有する。

34.母の日や子に叱られる母なりき

35.蟷螂の貧しき朝餉(あさげ)吾(わ)が朝餉

36.生き続けるってことは、何かを食べ続けるってことだ。何かを食べ続けるってことは、何かを殺し続けることでもある。我々は常に命を、この大自然から分け与えられている。だからこそ分かち合うんだ。食を、命を。

37.海の日は地球を語る日と決めて

38.その一日が長かったか短かったかは、勝ち負けによる。

39.流体力学では吸い取る口(吸入口)をシンク(sink)と言い、湧き出るところ(湧源)をソース(source)と言う。日本はこれからはソースを目指し、新しい技術という「水」を湧き出させる「湧源」になら……

40.柳田国男は、(中略)国民が個人としてでなく、同調圧力に従って、魚の群れのように考えなしで皆の行く方に投票してしまったことに怒り狂いました。「選挙民」じゃなくて「選挙群」じゃないかって。

41.広告に金を使うくらいなら顧客に還元すべきだ。

42.母親から離れられない男は、(自分に)傅(かしず)く女を求めます。

43.この旅に必要なものはすべて計画され、用意されている。

44.年酒酌むふるさと遠き二人かな

45.迷ったら、寝る! ※寝るべきかどうか迷ったら…

46.偶然にもてあそばれるわれわれ人間の中には親切と理性とが存在するのである。私たちは、たとえ短い間だけであるにせよ、自然や運命より強くありうるのだ。

47.事を為すには、衆力を要し、衆力を得るには、寛厚(かんこう)の度量を具(そな)えざるべからざるを以(もっ)てなり。

48.白鳥は真白と嘘のうつくしき

49.言葉はいつも心に足りない。

50.一代で勝負できる未成熟の分野に進出しよう。

51.君達が必ず平等に授かり、いずれ平等に失う才能があります。それは若さです。若さという才能が逃げないうちに、何度も失敗して修正して、立ち止まらず、前に泳いで行って下さい。

52.蛇苺いつも葉っぱを見忘れる

53.先刻までいた¥。今はいない。ひとの一生はただそれだけだと思う。ここにいた¥。もうここにはいない。死とはもうここにいないということである。

54.夢を大きく持ちましょう。自分の希望に我がままになりましょう。そして、思い切ってその道を目指してみるのです。

55.自由とは解放ではない。責任である。楽しいどころか一人ひとりの人間にとって重い負担である。それは、自らの行為、および社会の行為について、自ら意思決定を行うことである。そしてそれらの意思決定に責任を負……

56.くちびるに歌を持て。ほがらかな調子で。毎日の苦労に、よし心配が絶えなくとも! くちびるに歌を持て。そうすりゃ、何がこようと平気じゃないか! どんなさびしい日だって、それが元気にしてくれる!

57.炎天や鏡の如く土に影

58.救済というのは、集団の中で発揮される個人的なエゴイズムにすぎない。だれが、欠けた茶碗を、枯れた一本の木を〈救済〉などできるものか。

59.細かいことを積み重ねて頂上へ行くしか、方法はない。

60.毛を刈られた雌(めす)羊には、神が風を加減する。

61.人生のゲームはプレイする価値はあるが、賞品は奮闘努力である。

62.この四五年、空を仰(あふ)ぐといふことが一度もなかりき。かうもなるものか?

63.どこにでもいるような普通の人間でも、真面目に情熱を持って努力すれば、天才と呼ばれる人たちよりも、素晴らしい結果を生み出すことができるのです。

64.私がさびしいときに お母さんはやさしいの 私がさびしいときに 仏さまはさびしいの

65.夢を実現するには、ハングリー精神が大切である。

66.(映画女優を目指す上で)大切なことは、カメラが君に恋するかどうかだ。映画というのは、要するに、カメラと君の恋愛関係なんだ。

67.我々は再び見ることのない駅を出発し、未知の駅に向かって走り続ける。そこに、見なれぬ四季の風景が展望され、望みと不安を乗せて次の駅へ走る。

68.合法的な愛は、自由奔放な愛を見下すのを常とするもの。

69.勝負をしない奴には勝ちも負けもないと思ってるんだろ? でもそれは間違いだ。せっかくのダイヤモンドで勝負できない奴はもう負けてるんだよ。田舎に帰っておとなしく暮らした方がいい。

70.力尽きることもあるだろう。だが、降参してはいけない!

71.長時間労働の裏側には、なんらかの短時間労働がある。過労死・過労自殺というものは、職場内のだれかの、あるいは職場全体の問題だ。

72.熱中は性格を作る原動力である。

73.救われるということは、生かされて生きておるということが分かることや。

74.過去の多くの過ちを通して、自分が何を欲しかったのか、少しだけわかったような気もする。

75.20代で勉強を始めて得意分野の歯を生やしてきた人は、40歳ぐらいから花開いてくる。そういう人は会社にとって使い勝手がいいし、いい意味でひと癖、ふた癖あるから、お客さんの間でも評価が高まってく……

76.まんさくの堅き莟(つぼみ)を風の解く

77.あたかも、母が己が独り子を命を賭けても護るように、そのように一切の生きとし生けるものどもに対しても、無量の慈しみの心を起こすべし。

78.人が育つ上で必要なのはマニュアルではない。親も子供も試行錯誤を重ねてこそ絆が生まれる。

79.ヤギの子を念入りにつないだあげく、そっとハイエナに合図するような者がいる。

80.老いらくの恋しづかなり桜漬

81.イモに交わればイモになる。

82.ひとり居(い)の淋しさと愉しさ。これは、いかなる愛情にもかえがたいものである。

83.樹を愛する者は、枝をも愛する。

84.古人多く旅に死す蜩(ひぐらし)の鳴き綴る

85.肩車され月近し五月の子

86.待ってちゃ駄目だ。ねだっちゃ駄目だ。俺は今、勝ち取りに行くんだ。

87.平和の田園の風景が呼び覚ます思い出は、この世のものでもなければ、この世の思想や希望に属するものでもない。それらが与える穏やかな印象は、自分の愛する人たちの墓のために新しい花輪を編むことを教え、私た……

88.いま飲んだ水を涙に夏夕べ

89.日本人は、何事においても「人がどう思っているのだろうか」と考える。「大部分の人がいいと言うのなら、やっぱりいいのかな。自分は基準から外れているのかもしれない」と心配する。だがそう思うと自分がなく……

90.僕もまた、かつては、いや、いまもなお、生きることに不熱心である。けれども僕は自殺をしない。誰かに自惚れられるのが、いやなんだ。

91.料理を覚えるこつはただひとつ、やってみるだけです。

92.世の中の苦しみや悲しみの大半は、真面目なメッセージによって引き起こされる。

93.不運──決して取り逃がすことのない種族の運。

94.旅心さそふ我が家の薄紅葉(うすもみじ)

95.わがこころ けふもひそかに泣かむとす 友みな己(おの)が道をあゆめり

96.仮りに我々〔人間〕が造り出されなかったとしても、それが我々にとって一体何の禍(わざわい)であろうか? 即ち、一旦生(うま)れ出て来たものは、甘い快楽が引き止めている限り、生命に止(とどま)りたがる……

97.サングラス掛けて妻にも行くところ

98.ワクワクするアイデアのお手本は、世の中にはたくさんあります。こういうことに日々アンテナを張りめぐらし、なるほどと思い、やられたと思い、体の中に刷り込んでいくこと、そのプロセス全体が、アイデア体質に……

99.おだてられれば いい気になるし わるくちいわれりゃ 腹たつわたし

100.優勝というのは強いか、弱いかで決まるんじゃない。優勝するにふさわしいかどうかで決まる。

101.そうです。今これを読んでいる瞬間にも、世界はあなたをこの上なく幸せで、健康で、成功を極めた人物にしようと企んでいるのです。そしてあなたには、それを止めることなどできないのです。

102.投資は、大勢の人間が集まってやったら、絶対に失敗する。

103.男というものは、女からへんにまじめに一言でもお世辞を言われると、ぶざいくな男でも、にわかにムラムラ自信が出て来て、そうしてその揚句(あげく)、男はその女のひとに見っともないくらい図々(ずうずう)し……

104.世に迷信なし。行者(ぎょうじゃ)より見ればすべての信仰は真行なり。不信者より見れば、すべての信仰は迷信なり。

105.世の中には、自分が近代人であることに得々としている人がいる。私は、厭だな、と思う。が、それを咎(とが)めることは出来ない。自分も近代人であるから。せめて私に出来るのは、贋(にせ)世捨人であるかのよ……

106.足を引っ張られないように敵を中立に持っていくことは、ビジネスパーソンに必要なスキルである。

107.嵐雪とふとん引き合ふ侘寝(わびね)かな

108.酒は飲んでも飲まれるな。

109.生きるというは活動しているという事であるに、生きながらこの活動を抑えらるるのは生という意味を奪われたると同じ事で、その奪われたを自覚するだけが死よりも一層の苦痛である。

110.なみだをこらえて かなしみにたえるとき ぐちをいわずに くるしみにたえるとき いいわけをしないで だまって批判にたえるとき いかりをおさえて じっと屈辱にたえるとき あなたの眼のいろが ふかくなり……

111.悩んで落ち込んだとき、必要なのは理性。いらないのは感情。原因をクールに分析して、解決方法を見つける習慣をつけましょう。(ver.0)

112.人は、誰も生きない、このように生きたかったというふうには。どう生きようと、このように生きた。誰だろうと、そうとしか言えないのだ。

113.神はその人の信仰が魂の奥に根をおろすまで、陽にさらし雨をそそぎ、さまざまな人生過程をあたえられる。

114.過剰な防御は、逆に隙を生む。

115.行動の伴わない信念は信念ではない。そんなものは単なる自惚れでしかない。

116.(リーダーにとって)真のコミュニケーションとは、上から下へ情報を伝えることでもなければ、コンピューター・ネットワークを通じて迅速に世界中にメッセージを送ることでもない。また、これこれの言葉を使えば……

117.欲は、人を前進させる大きな力になる。そのかわりに、人を呪縛(じゅばく)し、人を狂わすこともある。

118.人は、ある程度の年齢に達すると、他人に対して自分に都合のいい感情しか抱かなくなります。(自分の中の)相手の占める位置を、こちらが設定するようになるのです。

119.“恋愛”という言葉、恋と愛とがくっついてひとつの単語になっていますが、恋と愛とはまったく別なものです。

120.大人って、子供に対して時間をケチるんだよね。自分の使える時間全体を百とするなら、よその子に使うのは2か3くらいかな。だから何か話し掛けて、子供がそれに食いついてきて、1のつもりだった時間を3使わせ……

121.想像する、ということが現実のみすぼらしさへの報復にすぎないという考え方は、現実と想像とのあいだへ「階級」を持ちこむことである。

122.親しいということは、本当のことを言えるということです。

123.私の兄弟のところに帰ってくる船は、私のところにも帰ってきているのだ。(ver.0)

124.人間というものは自分で自分を知らない鉱山のようなもの。自分を生きるということを考え始めると、「こんなこともできるんじゃないか、これもやれるんじゃないか」――と自分を発見することができます。

125.人は、それぞれベストな人生を送っていると信頼してあげることだよ。それぞれの人にとって、ベストなタイミングというものがあるものだ。

126.休息は睡眠以外には不要──という人間に成ること。すべてはそこから始まるのです。

127.答えがない問いと対峙することのみが、世界に対して人間が唯一できる闘争だ。そして人間の数ある行為の中で、最も真摯で貴い愚行だろう。

128.(女に)好かれるほどの価値が無いと自覚している人が、何かの拍子で好かれたなら、ただ、狼狽(ろうばい)、自身みじめな思いをするだけのことでは無いかと思われる。

129.そこへ夜行って歌えば、またそこで風を吸えば、もう元気がついて、あしたの仕事中からだいっぱい勢いがよくて面白いような、そういうポラーノの広場をぼくらはみんなでこさえよう。

130.老人は多くの人が仰(あお)ぎ見て、敬いしたがう所のものであるからして、その言語や動作は益々端正にしなければならないし、その意気は益々壮大でなければならない。

131.ツキなどというものは存在しない。存在するのは統計上の必然にすぎない

132.一つの考えというものは正しいか正しくないかだけでは評価出来ない。

133.(※人間は)〈持ちこたえる力〉がなくてはならず、それがオトナの健康というものである。

134.答えてくれる? LIKE or LOVE

135.俳諧は写生の芸ではなく、人生の芸だ。

136.金銭──邪魔にならない財産。手放すとき以外、何の利益ももたらさない。

137.あなたの潜在意識に刻まれた信念と考えが、あなたの人生におけるすべての経験や出来事をもたらす原因となっている。

138.この世界の「あったかい我が家」はたいてい、電気代が「あっ高い我が家」に過ぎない。

139.今までうまくやってきたから次もうまくいくと考える人よりも、今まではうまくやってきたけど次は解(わか)らないと考えている人とでは後者のほうがはるかに信用できる。前者は過信に陥り楽観して勝負どころで失……

140.問題を起こす側の人間も、その経験を活かせば、問題を解決する側の人間になることができる。

141.余花(よか)明(あか)り雀も少し居て囃(はや)す

142.春愁の巻貝に耳あてて見る

143.わかっただけでは、なんにもならない。もうみんなが、わかってしまっているのだ。

144.初恋が後になって再燃するのは、往々にして肉体交渉を伴わなかったため、相手に対する夢が見残されていて、見残している部分に強い想像力が働き、そこに新しい恋を思い描くような錯覚がおこるからである。

145.ちるさくら海あをければ海へちる

146.けた外れの人物が人事採用をパスすることは、めったにない。

147.もっと自分自身で考え、自分自身に問いかけ、自分の中から答えを見つける努力をしてほしい。

148.政治家にとって新聞に対して不平を言うのは、海に文句を言っている船長のようなものだ。

149.お金持ちになりたいなら、お金を持つ前からお金持ちのように思考しなくてはならない。

150.春宵や人形うごく違ひ棚

151.大きな目標があるのに、小さなことにこだわるのは愚かです。

152.企業が発展し続けるためにはどうしたらよいか。それは、能力や資質がさまざまに異なる人々が、どの程度、共通の目標のもとに一緒に努力を傾けるかにかかっている。

153.花いまだ三分の夕べ風邪ひきぬ

154.脇役のおかげで主役が生きる。主役ばかりじゃ芝居はできぬ。

155.同じような長さの文章が続くと読者は単調さを感じてしまう。よって、ときにごく短い文を入れたり、長めの文を入れたりして変化をつけるような配慮も必要だ。

156.どんな場合でも慌てない人となるには、平素の言動をできるだけ落ち着いて行うよう、心がけるべきである。

157.木琴のやうなるベンチ涼新た

158.あかつきの一言(ひとこと)ぬしやほとゝぎす

159.枯草のひと思ふとき金色に

160.かえりみる ゆとりなけれど ともかくも いのち生かされて 歩みきし道

161.人が最も残虐になるときは「悪に染まった」ときではない! 真偽どうあれ「正義の側に立った」と思ったときに人は加虐のブレーキが壊れるのだ! 何せ「自分は正しい」という免罪符を手に入れてしまうのだからな……

162.まず自分を愛すること。そうすればすべてが順調に進む。何かを達成する気なら、自分を愛さなくては始まらない。

163.女は自分が惚れた男のことは忘れても、自分に惚れてくれた男のことは忘れない。

164.未成年に惜しみなく注がれる同情の何とお門(かど)違いなこと。まだもっと難しい年代がその後に来るというのに。賽(さい)はすでに投げられ、熟年の習慣や智恵といった慰めもなく、たまたま選んだ人生に腰を据……

165.絶巓(ぜってん)の宙に湧きくる木の葉かな