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1.
犬にとって身繕いとは、死んだ魚の中で転がることだ。
2.
人間関係は、まず種をまくことから始めないと、花も実もつけない。
3.
指揮者は、一人の人間を受け入れるために、楽譜を書き直したりはしない。
4.
なにかを創造するには、心を衝き動かす力が必要だ。心を衝き動かす力のうちで、愛にまさるものがあるだろうか。(ver.0)
5.
月下美人しぼむ明日より何待たむ
6.
憎しみに立ち向かうただひとつの方法は、憎む者たち(=憎む側)に欠けている姿勢をとることだ。つまり、正確に観察すること、差異を明確にし、自分を疑うのを決してやめないこと。こういった姿勢によっ……
7.
我々はこの世において死ぬはずのものであると覚悟しよう。このことわりを他の人々は知っていない。しかし、人々がこのことわりを知れば、争いはしずまる。
8.
自分の欠点に気がついているからこそ、常に成長していけるんです。
9.
否定の強調は、明らかに前向きな信条の欠如を補おうとするものである。
10.
瞬間瞬間を充実させ、小さな一山ごとに越えていく。その小さな達成感を連綿と積み重ね、果てしなく継続していく。それこそが一見、迂遠(うえん)に見えるものの、高く大きな目標にたどり着くために、もっとも確……
11.
器用な人は自分の欠点を知らない。不器用な人は自分の欠点を熟知しているものだ。
12.
年を取るとね、普通のことが幸せになるんだ。
13.
知識を得ようと試みるときに過ちを犯すことは、全然知識を求めようとしないで過ちを回避することよりも、はるかにいっそう立派なことである。
14.
ラッキーと思うのも、アンラッキーと思うのも、自分次第。
15.
自由思想の本来の姿は、反抗精神です。破壊思想といっていいかも知れない。圧制や束縛が取りのぞかれたところにはじめて芽生える思想ではなくて、圧制や束縛のリアクションとしてそれらと同時に発生し闘争すべき……
16.
私たち、愛の表現の方針を見失っているのだから、あれもいけない、これもいけない、と言わずに、こうしろ、ああしろ、と強い力で言いつけてくれたら、私たち、みんな、そのとおりにする。
17.
急いでいる。だから服はゆっくり着る。
18.
国家は、あらゆる立派な職業から弾き出された屑(くず)によって統治されている。
19.
人間は犬を所有するが、猫は人間を所有する。
20.
人生とは信念の法則で成り立っていますから、私たちは自分が信じるところのものになるのです。
21.
脳みそが千切れるほど考え、全力投球したときには、不可能なことは非常に少ない。
22.
「今年の夏も終わりだなあ……」という言葉はごくふつうにつかわれるが、それが春や秋や冬になると、なんとなく不自然な言い回しのように感じてしまう。
23.
新しい言葉を覚えるまでには、新しい言葉が自分の中に育つ時間が必要です。自分にとって必要な言葉が自分の中に生まれ育ってくるまでにくぐらなければならないのは、柔らかな「闇」です。
24.
個人個人は意識の敷居の下に、緑なす大地や、さらさらと音を立てる流水への、隠れた思い出を持っているのであって、盲目になっても聾唖(ろうあ)になっても、過去の世代から伝えられたこの贈り物が奪われること……
25.
お金から自由になるには、二つのことが必要です。ひとつは、日々のお金の流れを考えなくてもいいぐらいの経済的な余裕を持つことです。二つ目は、お金のことで、感情的にならないようになることです。
26.
二、特定の個人が特定の個人を批判することは、どんな批判でも許される。
27.
向日葵(ひまわり)や腹減れば炊くひとり者
28.
(中原)中也にはあえて〈強くならない覚悟〉がある。強くなってしまうことで心のアンテナが鈍るのを中也はいちばん恐れていた。
29.
(※未亡人には)第二の男が、たまたま亡夫に数段劣る男であっても、亡夫の価値を見直すことのできるという特典がある。亡夫以上のすぐれた男にめぐりあえば何をかいわんやである。
30.
君達はこの先の人生で、強大な社会の流れに邪魔をされて、望んだ結果が出せない事が必ずあります。そういう時は、「世の中そんなもんだ」と悔しい気持ちをなんとかやり過ごしてください。やり過ごした後で考える……
31.
日本人の礼儀作法が伝統的に目上の者と目下の者に向けられていたことだけとっても、外国人を同等の者として扱うのは難しい。
32.
われわれは、立派な人間、偉い人間になるよりも、まず、ものの善し悪しの判断を持ち、心素直である人間、要するに良識に欠くることなき人間であれば、それ以上のスタンドプレーはいらないのです。
33.
日本人自身がよく嘆いている日本人の島国根性は、家族をモデルにして日本人が組み立てた階層性の一つの所産である。そこには、階層の外にいる誰かを扱う方法を示した規定はない。
34.
秋蝶のゆきどころないように其処(そこ)
35.
不動産というのは、資産として見てもあまり魅力がありません。文字通り動かない、すごく流動性が低い資産だからです。実際、家を買うと売りにくいでしょう。
36.
子供を信用したくない親などおらん。
37.
座を挙(あ)げて恋ほのめくや歌かるた
38.
幸せを探そうとしない人は、最も確実に幸せを見つけるようです。なぜなら、幸せを探す人は、幸せになる最も確実な方法を忘れているからです。それは、他人の幸せを探すということです。
39.
年をとると 目も耳も歯も悪くなり 手も足も不自由になり できないことが増え 食べられないものが増え 楽しみが減っていく だがそのおかげで この世に未練がなくなり いつ死が訪れたとしても 心穏やか……
40.
幾たびも小銭かぞへて夕薄暑(ゆうはくしょ)
41.
「苦労を経験して成長した」と本人や近しい関係者が口にする場合、本人や関係者のそうあって欲しいという願望がもたらす錯覚にすぎない場合が多い。
42.
人に奉仕する精神がないと、企業は生き残れない。
43.
政治家は見物のこわいことを知っている名優でなければならず、見物は金を払って来た見巧者(みごうしゃ)でなければならない。政治的関心などというとぼけた言葉なぞ要りはしない。
44.
キミが幸せだと、よろこぶヒトは多い。
45.
(成功の秘訣は)たいへん単純なことです。プロジェクトが成功するまで、私はあきらめません。失敗というのは心のあり方なのです。
46.
何事も君次第だ。心からできると信じれば、何だって実現できるし、できないと思えば、初めから無理なのだ。
47.
花はその主(あるじ)の心の色に咲く。
48.
ユーモアは希望と同じで、人に耐え難きを耐えさせ、受け入れ難きを受け入れさせてしまう。
49.
読書とは、思いがけないときに聞こえてくる声を逃さないことである。その声は、本を超え、著者を超え、文章を超えた、どことも知れない源から聞こえてくる。その声は世の中がまだ何も言っていないし、表……
50.
お客様が納得し、喜んで買ってくれる最大限の値段。それよりも低かったらいくらでも注文が取れるが、それ以上高ければ注文が逃げるという、このギリギリの一点で注文を取るようにしなければならない。
51.
部下の成長は、育成した者にとって昇進に値する貢献としなければならない。
52.
人の世の地獄見ていま蟻地獄
53.
「義理」「人情」「恩返し」。GNOがないところにビジネスはない。
54.
私の意思こそが、全てを決定する。
55.
「少し余分に進む」習慣を持って、常に私に期待されるより、質量ともに多くのサービスを提供しよう。
56.
心配し続けていると、潜在意識はそれを願望と受け取って現実化してしまいます。だから心配ばかりしている人ほど、その通りの現実に直面しています。
57.
頑張って得するのは自分。頑張らないで損するのも自分。
58.
自分が「分からない」問題を「分かる」ようにするプロセスが、多くの宿題においては欠けている。(要約)
59.
爽やかに表舞台を去りにけり
60.
【ブスの25カ条】 10.声が小さくイジケている
61.
志を立てたら傷つくのを怖れてはいけない。おとし謗(そし)られて風船のように萎(しぼ)む志はただの願望に過ぎない。褒(ほ)めおだてられて舞い上がる志は糸の切れた凧に等しい。本物の志は毀誉褒貶を受けて……
62.
中学校の責務は、「人生は楽しいということ」「世の中には素敵な大人がたくさんいること」を教え、育む場でなければなりません。
63.
たとえ会えなくなっても、人は魂でつながっている。
64.
凡庸な頭の持ち主が書いた述作でも教えられるところがあり、一読に値し、興味をひく場合がありうる。それはその人のエキスであり、その思索と研究のいっさいがみのった成果であるためだ。
65.
平穏の回復は、沈黙のためにではなく、事実を事実として反応し得る心身の状態をととのえるために、私には必要なのである。
66.
人間は、怒(おこ)られると知識は身につくが、やる気は身につかない。「ほめられる」「評価される」「認められる」がやる気に結びつく。
67.
放課後の暗さ台風来つつあり
68.
若者は大人のダシになるな。
69.
貧は我をして他人を羨ましめ、我を卑屈ならしむると同時に、又我を無愛相なる者(misanthropist)となすものなり。我は集会の場所を忌み、我は交際を避けんと欲す。
70.
男も女も同等に空虚(=不安定)であることを知るのが、真の男女同権の基礎ではなかろうか。互いに空虚であるにも拘(かか)わらず、それを自覚しなかったり、一方にだけ空虚を押しつけるとき破綻(はた……
71.
過去、現在、未来と、時間を分けるなんて、間違っている。うつくしい時間はどこにあるか。大事なのはそれだけだ。
72.
木の実ふみ地のさびしさを蹠(あうら)にす
73.
(人を慰めるときは)自分の気持ちを少し遠回しに伝えることで、相手が立ち直りやすくなれば……、っていうくらいが、ちょうどいいの。(慰めとは)違う言葉や逆の言葉には、慰めの言葉よりも思いやりがある。
74.
理想の読者は辞書を引くのが大好きだ。
75.
私は絵の中で、音楽のように何か心慰めるものを表現したい。
76.
あなたが落ち込んでいる時に、犬が最高の慰めとなるのは、犬はあなたが落ち込んでいる理由を見つけようとしないからだ。
77.
苦しみは成長から生まれる副産物。苦しみだけで終わってしまうことはない。
78.
(書籍の)評判は広告と宣伝によって高まるとすれば、書籍の生産者が売薬化粧品商と同一の手段を選ぶのは当然のことであって、これをとがめるのは無理であろう。
79.
故郷(ふるさと)も今は仮寝や渡り鳥
80.
心と体という、命を形成しているものの関係は、ちょうど一筋の川の流れのごとく、切れず、離れない。そうして、常にこの川の流れの川上は心で、川下は肉体だ。ならば、心というものはどんな場合があろうとも、積……
81.
返り花(ばな)きらりと人を引きとどめ
82.
数学の才能は、確実な記憶力あるいは申し分ない注意力に帰せられるべきであろう。この特性は、(中略)チェスの棋士の能力に似ている。チェスでは多数の局面を見、それらをすべて記憶に留めなければならない。一……
83.
現在の自分にとりあえず満足している人は、人にそれほど批判的にはならない。
84.
夏海や空へ声あげボート漕ぐ
85.
俳諧の趣味ですか、西洋には有りませんな。川柳といふやうなものは西洋の詩の中にもありますが、俳句趣味のものは詩の中にもないし、又それが詩の本質を形作つても居ない。日本獨特(どくとく)と言つていゝで……
86.
枯草に犬光れるは尾の力
87.
自分が現在ここに存在している。それはたしかな事実にちがいないが、その現在と、自分がここに至るまでの過程を思い出してみると、その九〇パーセントくらいは必然より偶然によるものだと感じないわけに……
88.
自信と独り善がりは外見は似ているけど、違うよ。自信は人並み以上の努力に裏打ちされるもの。
89.
人生の意味というものは、他の人の人生をどれだけ美しく豊かなものにできたかによって決まる。
90.
道流れ山の雨なり夕端居(はしい)
91.
谷河の空を閉(とじ)るや夏こだち
92.
空が好きなんだ。いつまで見てても飽きないし、見たくない時には見なくて済む。
93.
人間の実力というのは、受身の能力と能動的な能力のかけ算で決まるのではないか、と私は考えています。かけ算だから、どちらかがゼロではダメで、両方が発達しないと困るということです。
94.
権力者や指導者なんかではなく、一般大衆としての目線でものごとを見るとどうなるのか――そういう視点を持つこと、それに目覚めることが非常に重要である。
95.
他人の物差しで自分を測ってはいけないよ。あまりの短さに悲しくなる。自分の物差しで自分を測ってごらん。あまりの長さに嬉しくなる。
96.
美術ないし芸術は、人々が自分自身に対する不満を揉(も)み潰(つぶ)さんがために、これに馳(は)せ寄れば馳せ寄るほど、ますます大きな要求をそこに感ずるところの娯楽として役立つにすぎない。
97.
ひとの忌(き)に蜻蜒(とんぼ)はふえて雨零(ふ)りぬ
98.
幸せになったり、金持ちになるためには、時間をかけて自分を見つめる必要がある。
99.
ここに百冊の本があるとして、そのなかの九十九冊を読まないですませるということは、つまり、一冊の本を読もうと決めるのと同じことです。読む本の選択と読まない本の選択とは表裏の関係にある。
100.
「誉められて伸びるタイプ」と自分で言うのは、誉めてくれないから伸びない、という言い訳であり、責任転嫁である。また、そう簡単には誉めてくれない周囲への、一種の脅しでもある。
101.
憎まれて憎まれて強くなる。
102.
人間を一目見ただけでその威厳や美しさに戦慄することはよくあることです。でもわれわれが戦慄したのは、その人間の目の光や、身振りや、いったことばやしたことのせいなのです。人間は外観であると同時に……
103.
私たちのほとんどは、「余った」お金を蓄えに回しています。ですが成功者たちは、まず最初に蓄えを確保し、余ったお金で生活をするのです。このことが大きな違いをもたらしています。
104.
強みの上に築け。
105.
親子こそ、かえってズレやすい。(中略)子供は自分の考えていることをまともに親にぶつけたい。だが本当に親が素直に受けてくれるかどうか、不安なのである。話そうとしても、何か自分の気持と親の受けとり方が……
106.
精密器械を作るのでも最後の仕上げは人間の感官によるほかはないような場合が多い。
107.
残酷さが臣下や市民の利益になるよう転換できた場合、それは残酷さが上手に使われたということである。
108.
本人以外は、誰でも悲しみを手なずけられる。
109.
つまずいて転んだら、立ち止まっていいんです。立ち止まらなければ気づかない、素晴らしい景色がそこにはあるんです。
110.
まだ生きているものを焼いたり三枚に下ろしたりしてムシャムシャ食ったりしているのは人類だけではないか。地球を魔界に変えるのは人間だ。個体保存、種族保存といった切実な目的もないのに、何万とい……
111.
チャンスは降ってくるものではなく、掘り起こすものだ。ラッキーがどこに潜んでいるのか、目を光らせておけ。
112.
年相応なんていうのは(自分の中には)無いんです。あるのは、自分らしさしかない。
113.
「数とはどういうものか」という問いに対して、前もって定められた他の概念によって数の概念を定義できるような答えは、数学の中にはない。
114.
綿虫(わたむし)の音なく人をあたたむる
115.
人が自分にしてくれたらと(あなたが)望むことを、人にも同じようにしてやりなさい。
116.
写実主義は、作家のサブジェクチウィチ──即(すなわ)ち主観に摂取し得た現実の真味を如実(にょじつ)に再現するものである。
117.
どんな理念も、正しい方法で実現されなければ、いずれ腐敗を招く。
118.
敬虔さとは、愛に基づいた深い尊敬の念である。
119.
やらなくちゃならないことは、やれ。でもやるからには、きちんと最後までやり抜くんだ。
120.
心理学的な側面から眺めてみた場合、文化が生み出すもっとも顕著な現象は二つです。一つは、知性を強めること。力が増した知性は欲動をコントロールしはじめます。二つ目は、攻撃本能を内に向けること。好都……
121.
口論をすればするほど、お互いに自分が正しいと確信してしまう。
122.
あきらめたら、何も生まれない。
123.
詩は感情をあらわす言葉ではありません。
124.
墜(お)ちてゆく 炎(も)ゆる夕日を股挟み
125.
生きとしいけるもの ときにいさかいながらも 無辺の いのちの海 生かされており この私も
126.
自分の一番の応援者は自分自身だ。
127.
一句を書くことは、一片の鱗の剥奪である。
128.
おほいなるものの ちからにひかれゆく わがあしあとの おぼつかなしや
129.
迷いは自分の努力の現れである。
130.
蟹の背の不思議な広さ春の雲
131.
見えないところで、そうっとする 親切がある。それは、気づかれないところに、ほどこす おしゃれと似ている。
132.
真実の平和はわれわれの心のなかからあらわれる。「われはののしられた、われは害せられた、われはやぶれた、われは強奪された¥。」という思いをいだいている人にはうらみのしずまることがない。
133.
よく批判されるように上べの写生句はつまらないので深みのある写生句を心がけています。主観には悪質なものが多いので気をつけています。
134.
「正論」が、危険なパンチになることがよくあるよね。これは、言い方が正しくないってこと。
135.
お金があれば、自分が愛している人々を、何か言うべきものを持っている人々を助けることができる。
136.
暴力は、権力が危うくなると現れてくるが、暴力をなすがままにしておくと最後には権力を消し去ってしまう。ということはつまり、暴力に対立するのは非暴力であると考えるのは正しくないということである。
137.
親が「あなたのために」と言ったとき、言われた本人は抵抗できなくなるんです。「あなたのことを思ってやってるのよ」という言葉がいかに脅迫的か。拒むという選択肢が奪われているからです。選択肢が奪われれば……
138.
愚かな性格は、自分を苦しませる。
139.
僕等が良い友人を得るか得ないかは運であっても、その友情を保って行くのは主として徳によらなければならない。
140.
ぱつぱつと紅梅老樹花咲けり
141.
ヒモがあなたに依存しているのではない。あなたがヒモに依存しているのだ。これを「人(ひと)ヒモ理論」と言う。
142.
私たちが探検をやめることはないだろう。すべての探検が終わるときは、出発点にたどり着いたときであり、そこを初めて理解したときである。
143.
我々が行なうあらゆることは音楽である。
144.
なにごともゆっくりやりなされ。トントン拍子に出世すると、せっかくの出世の芯が思わぬところで止まってしまう。
145.
春暁や運河のやうに眠るひと
146.
「写真」は、実際には二度とふたたび繰り返されないことを、機械的に繰り返す。
147.
罪の意識は、一種の精神の病気であって、異常で不自然なものです。たとえば、幼児は罪の意識を持って生まれてきたりはしません。
148.
生は限定された時間をどう生きるかという真剣勝負の場である。
149.
聴くことは、愛することである。
150.
最初は部下として“優秀”と言えなくても、育て方を熟知した指導者から刺激を受けることで優れた部下になっていける。
151.
子育てや教育が“みんな同じ”になっているのは、同調圧力以上に、親の孤立が原因です。親たちは失敗できないというプレッシャーも加わって、緊張した状態で孤立しています。そうすると、どうしてもイン……
152.
子供は先生が自分をどうとらえているか敏感に感じ取ります。「僕のことを勉強ができると思っている」「特別に親切にしてくれる」「信頼してくれている」と思えば安心感が得られ、先生にちゃんと応(こた)え、先……
153.
春の風琴柱(ことじ)の上をわたりけり
154.
金には匂いがない。
155.
女と愛し合うのと、一緒に眠るのとは、まったく違う二つの情熱であるばかりか、対立するとさえいえるものだ。
156.
俳句は、世の規範にしたがって生活していかなければならない人間の「憂さ」の捨てどころの場とするのが、好ましい。好ましいと書くよりも、むしろ、そうあるべきだとさえ思っている。
157.
成長は必ず抵抗を伴うものです。成長には必ず対抗勢力が現れるものです。反対に、何の疑われることもなく、何の迫害もなければ、成長の理由そのものが存在しなくなってしまいます。
158.
(自分の存在意義は)なんと言うか、清涼剤……。全部赤なら赤、黒なら黒、白なら白なんて世界じゃ、面白くないじゃないか。白い中に一人黒いのがいると、そのほうが面白いんじゃないか。
159.
芸術家は孤独の狼であり、彼の道は孤独である。仲間が彼を荒野に追い出すことは、彼のためになることである。……自己満足は芸術家を滅ぼすものである。
160.
無経験の善人と幼少のとき困難ニ逢はざる善人ほどあぶなきものハなし。
161.
輿論(よろん)を訂正するということは、これは並たいていの仕事ではない。
162.
どういう結果を得たいかを具体的に思い描き、あたかもそれが実現したかのようにイメージすれば、きっと望みどおりの結果を手にすることができるだろう。
163.
他人の運命を邪魔するような人は、自分の運命に永遠にたどり着けない。
164.
子どもは親のモノではない。社会のモノではない。なにもののモノでもない。「たから」という形容が許されるとしても「たからモノ」とよんではならない。
165.
ゆつくりと国滅ぶ酒あたためむ
166.
凍えた蛇を懐で温めてみたまえ。噛みつかれるだろう。
167.
いくら学問をしても、いくら経験を積んでも、自分の心の中に積極性が欠けていたら、その知識も経験も理想通りに活用できないのである。
168.
熱帯夜いつ目覚めても我(われ)がゐて
169.
(文章を上達させるには)とにかく血へどを吐くぐらいたくさん読む。そのうちにきっと好きな文章に巡り合うだろう。そのときは遠慮なく「しめた!」と大声で叫んでいただきたい。喜んでいいのだ。そのときあなた……