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人生の問題を考察するという人にして、
もしも自分自身の生活の内容をなしているところの実際上の諸問題を軽蔑し、 自己その物を軽蔑するものでなければならぬ。 石川啄木[いしかわ・たくぼく]
(明治の歌人・詩人、1886〜1912) 『時代閉塞の現状・食うべき詩 他十篇』 人生の問題を考察する人というのは、仮初めにも(どんなことがあっても)自分自身の生活の内容を構成している現実的な諸問題を軽蔑し、自分自身そのものを軽蔑しなければいけない。
〈全文〉
性急(せっかち)な心は、 目的を失った心である。 この山の頂きから彼(あ)の山の頂きに行かんとして、 当然経ねばならぬところの路(みち)を踏まずに、 一足飛びに、足を地から離した心である。 危い事この上もない。 __ Link __ 目的を失った心は、 その人の生活の意義を破産せしめるものである。 __ Link __ 人生の問題を考察するという人にして、 もしも自分自身の生活の内容をなしているところの実際上の諸問題を軽蔑し、 自己その物を軽蔑するものでなければならぬ。 __ Link __ 自己を軽蔑する人、 地から足を離している人が、 人生について考えるというそれ自体が 既に矛盾であり、滑稽であり、かつ悲惨である。 __ Link __ 我々は何をそういう人々から聞き得るであろうか。 安価なる告白とか、空想上の懐疑とかいう批評のあるゆえんである。
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