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1.
(ファシズムが生まれた原因について)
理解は不可能でも、知ることは必要だ。
なぜなら一度起きたことは
もう一度起こりうるからだ。
良心が再度誘惑を受けて、
曇らされることがありうるからだ。
私たちの良心でさえも。
だからこそ何が起きたかよく考えるのは、
万人の義務なのだ。
……
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(
プリーモ・レーヴィ
)
(
Primo Levi
)
2.
蒐集(しゅうしゅう)という行為によってもたらされる喜びは、
既に入手した蒐集物のひとつひとつを玩味する以上に、
蒐集対象の整理・分類という作業に宿っていると思われる。
ただたんに蒐集品の数や値段だけを誇るような粗野な態度は、
本当の蒐集家には見出せない。
……
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(
春日武彦
)
(
Kasuga Takehiko
)
3.
「春風の花を散らすと見る夢はさめても胸の騒ぐなりけり」と歌われて、
私達の胸中にも何ものかが騒ぐならば、
西行の空観は、私達のうちに生きているわけでしょう。
まるで虚空(こくう)から花が降って来る様な歌だ。
厭人(えんじん)も厭世(えんせい)もありはしない。
この悲しみは生命に溢(あふ……
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(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
4.
世界は万人の必要を満たすだけ豊かであるが、
万人の貪欲を満たすほどではない。
(
マハトマ・ガンジー
)
(
Mahatma Gandhi
)
5.
環境音にも音楽と同等に美しいものがあるが、
音楽の場合には、
美的判断に
「その美しさを人が作り出した」
という観点が入り込む。
……
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(
源河亨
)
(
Genka Tooru
)
6.
自己中心的すぎるのもいけないし、
他人のことばかり思いやるのもいけない。
どちらも自分の中に
卑しい暴君がいるようなものである。
(
バルタザール・グラシアン
)
(
Baltasar Gracian
)
7.
規則正しい生活を続けていると、
人体は同一刺激によって
活力を消耗しやすい。
ときどきバランスをこわし、
人為的に耗弱(もうじゃく)させれば、
却(かえ)って肉体は
それを回復させようとして眼ざめ、
活力を呼び起こすものだ。
(
山本周五郎
)
(
Yamamoto Shuugorou
)
8.
不幸だと思ったことが、
かえって幸福の場合もあり、
幸福だと思ったときに、
かえって不幸への落とし穴があるのだ。
……
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(
鎌田茂雄
)
(
Kamata Shigeo
)
9.
豊かな人生、
それは相手のことを思うことのできる人生である。
……
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(
三浦綾子
)
(
Miura Ayako
)
10.
いくら経営の本を読んだって、
それは読んだというだけにすぎない。
しかも、書かれてあることは、
大体において(すでに)わかっていることです。
しかし、
わかっていても実行できないことが
ずいぶんあるわけです。
だから、
わかっていることを、
どうやってその通りやらせるかが
問題なんです……
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(
中内功
)
(
Nakauchi Isao
)
11.
伝統とは
模倣でも〔過去への〕依拠でも
直線的な進展でもなく、
過去の中に、
それが十分に解決することが出来ず、
その傷痕としての瑕疵(かし)をそこに残しただけの、
そういう要請があることに気づく能力なのだ。
(
テオドール・W・アドルノ
)
(
Theodor W. Adorno
)
12.
私達は、
優れた方々に接する機会のあった場合には、
その完成された老境の美を見逃さないように
注意すると共に、
又そこまで到達せられた生涯の
惨苦(さんく)に充ちた歩みにまで、
思い至るようでなければならぬでしょう。
……
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(
森信三
)
(
Mori Shinzou
)
13.
心願をもって貫かねば、
いかに才能ありとも
その人の「一生」は真の結晶には到らぬ。
……
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(
森信三
)
(
Mori Shinzou
)
14.
幕の穴からのぞいて
何か見えるか
そんなに遠方に立って
何か聞こえるか
見えない所で見てわからぬという
聞こえない所で聞いて聞こえぬという
批評家よ
本当に見たいなら
来(きた)りてみよ
本当に聞きたいなら
すわって聞け
(
後藤静香
)
(
Gotou Seikou
)
15.
詩を読む心は、
心を深くし、愛を深くすることである。
男女の愛だけではない。
一木一草一虫一鳥一石への愛である。
……
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(
坂村真民
)
(
Sakamura Shinmin
)
16.
仕事の処理について大切なことは、
仕事の本末軽重(けいちょう)をよく考えて、
それによって事をする順序次第を立てるということです。
……
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(
森信三
)
(
Mori Shinzou
)
17.
余裕を持って生きるということは、
時間の余裕を絶えずつくっておく
ということに他ならない。
……
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(
池波正太郎
)
(
Ikenami Shoutarou
)
18.
新しいことばは、
頭のなかでだけ使っても、
日常のなかでは口に出さない人間と、
勇猛果敢に使ってみる人間と、
人は二通りに分けられるように思った。
(
向田邦子
)
(
Mukouda Kuniko
)
19.
ツジツマの合わぬ野放図さ、あるいは、
バカバカしいくらいツジツマが合いすぎて
笑い出してしまうおもしろさ、
あるいは残酷さ、
こういうものが本来の童謡のすがたであり、
貧血した歌にならないための貴重な要素である。
……
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(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
20.
「おんな」と、平がなで表記すると、
かぐわしく柔らかくデリケートな生きもののイメージが、
私の場合には湧いてくる。
「女」という表記をみると、
これはもう手に負えない
したたかなデリカシイに欠ける生きものの感じを受ける。
なにか悪口を言ってみたくなる存在に
変化してしまう。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
21.
“未来に夢を賭ける”ということは
弱者のすることである。
……
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(
三島由紀夫
)
(
Mishima Yukio
)
22.
男にとって、
人生は絶え間のない賭けである。
……
(→続きはクリック)
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
23.
苦がその人を
鍛えあげる
磨きあげる
本ものにする
(
坂村真民
)
(
Sakamura Shinmin
)
24.
凝り性で人にすすめた人は、
自分の熱が冷め転向すると、
バツが悪いのか少し疎遠になる。
(
向田邦子
)
(
Mukouda Kuniko
)
25.
人生は長距離だが、
受験は短距離レースで片づけたほうが
筋が通っている。
思春期のエネルギーを
一年間だけ受験にまわして、
猛烈にスパートしてみるのがよい。
……
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(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
26.
白昼夢のなかでは
受動的な労働者が能動的な消費者になる。
労働者としての自分が
消費者としての自分をうらやむ。
……
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(
ジョン・バージャー
)
(
John Berger
)
27.
有形・無形の何と戦うにせよ、
戦うからには、
自分の物心両面に
十分に力を満たして戦え。
戦い切らなければ、
戦う意味がない。
(
むのたけじ
)
(
Muno Takeji
)
28.
批評の対象が己れであると他人であるとは
一つの事であって二つの事でない。
……
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(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
29.
人が何と言おうと、
私はいつも、素直に
人の意見を聴くことにしている。
人さまの意見を聴き、
自分のモノにしてゆけば、
自分の考えや判断に行き詰まりがない。
(
中内功
)
(
Nakauchi Isao
)
30.
仕事の処理ということは、
いわば寡兵(かへい)をもって大敵に向かうようなものであって、
一心を集中して、もって中央突破を試みるにもひとしいのです。
同時にまた広くは
人生の秘訣も、
結局これ以外にないとも言えましょう。
(
森信三
)
(
Mori Shinzou
)
31.
他人の声に耳を貸さない頑固そうな人物を、
よく見てごらん。
彼らのほとんどは頑固者ではない。
自分のハートを開きたがらない
怖がり屋である。
他人の意見を全く無視したふりをして、
実はひどく気にしている。
(
むのたけじ
)
(
Muno Takeji
)
32.
十のうち九つのウソをつくものより、
九つホントを言って一つウソをつくものの方が
危険である。
前者はたいていの人にあてにされないが、
後者はここ一番の大事なときに、
たいていの人をだます。
(
むのたけじ
)
(
Muno Takeji
)
33.
なぜ散りゆく木の葉が
あんなに己れを美しく染めるのか
そのことを考えて
自分を一層みがくのだ……
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(
坂村真民
)
(
Sakamura Shinmin
)
34.
心臓が暖く動きすぎる時は、
跳(は)ね上る心臓を扼殺(やくさつ)して
心の底に埋めて肥料にするのがよい。
……
(→続きはクリック)
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
35.
克己を果たすにはまず
「知識の光と忍耐の力」を働かせて、
(己の中の)真の敵を見つけ出さなければならない。
……
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(
渡部昇一
)
(
Watanabe Shouichi
)
36.
感情エネルギーの建設的な発散方法のひとつが
創作や表現である。
……
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(
田中真知
)
(
Tanaka Machi
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