世のすべての男たちは、 自分の子である確証を持たずに、 妻の生んだ子を、 自分の子であると信じているのだ。 同じように、子供たちもまた、 疑うことなく、 親を親と信じて育っているのだ。 考えてみると、人間の(=家族の)関係は、 かなりあやふやなものの上になり立っている。
三浦綾子[みうら・あやこ] (昭和の小説家・エッセイスト、1922〜1999) 『続氷点』
※「(=家族の)」は七瀬音弥による補足
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
16.
17.
18.
19.
20.
21.
22.
23.
24.
25.
26.
27.
28.
29.
30.
31.
32.
33.
34.
35.
36.
|