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［ 名言 ］
あまりにも「気晴らし」の方法が発達し、一切が娯楽的に興行化されるという特徴を現代は示しつつある。
どんな事件も調味料を伴った興味本位で流布され、我々は一瞬面白がりながら関心をもち、忽(たちま)ち忘れてしまうという恐るべき状態に在る。
まるで人生そのものが気晴らしであるかのように。
［ 出典 ］
亀井勝一郎［かめい・かついちろう］
（大正〜昭和の文芸評論家、1907〜1966）
『人生論・幸福論』
※文末を若干修正
【 亀井勝一郎の名言 】
【 Kamei Katsuichirou 】
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【 気晴らしの方法が発達 】
【 娯楽 】
【 興行化 】
【 現代の特徴 】
【 事件 】
【 調味料 】
【 興味本位 】
【 流布 】
【 一瞬面白がる 】
【 一瞬関心を持つ 】
【 たちまち忘れる 】
【 人生は気晴らし 】
【 亀井勝一郎の名言 】
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［ 全文・続き ］
〈全文〉
あまりにも「気晴らし」の方法が発達し、一切が娯楽的に興行化されるという特徴を現代は示しつつある。
どんな事件も調味料を伴った興味本位で流布され、我々は一瞬面白がりながら関心をもち、忽(たちま)ち忘れてしまうという恐るべき状態に在る。
まるで人生そのものが気晴らしであるかのように。

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その根底には現代社会の不安定からくる浮草心理がある。
自己の人生の長期設計が根底から脅かされつつあるからだ。
生活の空虚があまりに大きいからだ。
だからそれに比例して娯楽と気晴らしは一層刺激的となり、麻痺剤のような役割をしている。
しかも何びとも、決して心から楽しんでいない。
心からの気晴らしなど存在しないということを注目したい。
気晴らしを求めつつ、一層大きな空虚感に襲われているのではなかろうか。
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［ ランダム名言 ］
1.
秘めて大事にすると自然に発酵する。
（ 緒形拳 ）
（ Ogata Ken ）
2.
心というものは、ただそこにあるものなんだ。
風と同じさ。
（ 村上春樹 ）
（ Murakami Haruki ）
3.
文化の発展が人間に押しつけた心のあり方
（＝知性の強化、攻撃本能の内向化）
──これほど、戦争というものと対立するものはほかにありません。
だからこそ、私たちは
戦争に憤りを覚え、
戦争に我慢がならないのではないでしょうか。
（ フロイト ）
（ Sigmund Freud ）
4.
ゆきあたりばったりの万人を、ことごとく愛しているということは、誰をも、愛していないということだ。
（ 太宰治 ）
（ Dazai Osamu ）
5.
考えることだけには、
いまだかつて課税できた人間はいない。
（ チャールズ・ケタリング ）
（ Charles Kettering ）
6.
昔から、「若者文化は馬鹿者文化」と決まっている。
年配者から見てまとも（普通）で、おかしなところが何ひとつないというほうが、むしろおかしいのである。
（ 七瀬音弥 ）
（ Nanase Otoya ）
7.
でたらめをやってごらん。
口先では簡単にでたらめなら、と言うけれども、いざでたらめをやろうとすると、それができない。
（ 岡本太郎 ）
（ Okamoto Tarou ）
8.
夜明け前が一番暗く、
春になる前が一番寒い。
（ サインズ・オブ・ザ・タイムズ編集部 ）
9.
富を欲するか。
恥を忍べ、傾絶せよ。
故旧を絶ちて義に背け。
（ 荀子 ）
（ Junshi ）
10.
農村の美徳は耐乏、忍苦の精神だという。
乏(とぼ)しきに耐える精神などがなんで美徳であるものか。
（ 坂口安吾 ）
（ Sakaguchi Ango ）
11.
余りの辞退は異国人。
（ 『曽我物語』 ）
（ Soga Monogatari ）
12.
職人の腕は、その職人の使っている道具を見りゃわかるさ。
いい職人は、道具の手入れがいいから。
（ 永六輔 ）
（ Ei Rokusuke ）
13.
今までできなかったことができるようになり、これまでとは違う自分になるという体験をしたとき、人は強い自尊心を感じる。
（ ウィル・シュッツ ）
14.
立って半畳、寝て一畳。
どんなに食べても二合半。
（ ドラマ『ナサケの女　〜国税局査察官〜』 ）
15.
弱き人こそ薄情である。
本当の優しさは、強き人にしか期待できない。
（ レオ・ロスキン ）
16.
寿命という言葉は甚(はなは)だ非科学的なものだが、そう考えたほうが生き残った者にとっての精神衛生によい。
（ 吉行淳之介 ）
（ Yoshiyuki Junnosuke ）
17.
我々人間は軽率だから、
間違いを犯しがちで、
現に持っている大切なものを、
過小評価し、
それが墓に入って初めて真価を認める。
（ シェイクスピア ）
（ Shakespeare ）
18.
炬燵(こたつ)出(で)ずもてなす心ありながら
（ 高浜虚子 ）
（ Takahama Kyoshi ）
19.
私は、
あなたの期待に添うために
この世にいるのではない。
また、あなたも、
私の期待に添うために
この世にいるのではない。
（ ブルース・リー ）
（ Bruce Lee ）
20.
柊の花の香とある安息日
（ 広瀬ひろし ）
（ Hirose Hiroshi ）
21.
日本では、とにかく目立たず全員横一線、あるいは人の後ろに控えていることが無難な生き方として、国民に浸透している。
（ 漫画『インベスターＺ』 ）
（ Investor Z ）
22.
やってみない限り、成功も100％ありえない。
（ ウェイン・グレツキー ）
23.
末の息子が初めての息子。
（ 朝鮮（韓国・北朝鮮）のことわざ・格言 ）
（ Chousen saying ）
24.
私が残念に思うのは、やっと何でも上手く表現出来そうになったなぁ、と思うときに死なねばならぬことだ。
（ ミケランジェロ ）
（ Michelangelo ）
25.
才能とは意志である。
人は夢を見て、それを実現させるのだ。
（ フィリップ・プティ ）
26.
自分の感受性くらい
自分で守れ
ばかものよ！
（ 茨木のり子 ）
（ Ibaragi Noriko ）
27.
自分の力を常に１００％出していれば「１」なんだよ。
３分の３は「１」、１０分の１０も「１」。
自分を一生懸命生きている人間は、みんな一緒なんだ。
これは平等なの。
それを１００やった人が偉いとか、金持ちとかが偉いとか、そんなことは全然ないんだ。
（ 平松宏之 ）
（ Hiramatsu Hiroyuki ）
28.
無知は危険だが、
無責任な知識はもっと危険だ。
（ ブルース・B・クラーク ）
29.
父だけは母まだ治ると信じてる
（ 永田ゆみ ）
30.
いいじゃない、傷ついたって、楽しかろうと苦しかろうと、それが人生なんだもの。
（ 岡本敏子 ）
（ Okamoto Toshiko ）
31.
脛(すね)に傷を持つ上司は、ストレートに部下を叱れません。
正論を返されたら痛いからです。
（ 宗次直美 ）
（ Munetsugu Naomi ）
32.
人々が「勇気」と呼ぶものなど、
私には何も見ていないゆえの軽はずみとしか思えなかった。
（ ボーヴォワール ）
（ Simone de Beauvoir ）
33.
子供の教育には、早いうちからぜいたくとわがままを戒めることが大切。
（ ユダヤの名言・格言・ことわざ ）
（ Judea ）
34.
哲学も科学も寒き嚔(くさめ)かな
（ 寺田寅彦 ）
（ Terada Torahiko ）
35.
過去のことで苦しんじゃダメ。
明日のことで苦しみなさい。
（ 野口誠一 ）
36.
あらゆる歴史は、天国と地獄の両極端の間にある世界の振動の記録に過ぎない。
一期間というのは、その振り子の一振りに過ぎないのに、各時代の人々は、世界が常に動いているので、進歩しているのだと思っている。
（ ジョージ・バーナード・ショー ）
（ George Bernard Shaw ）
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