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「趣味が読書」とは、なんて間抜けなんだろう、
と思っていた。
活字の一字を追う毎に秒針は進む。
頁を一枚くる毎に日差しは変わる。
長編なんかにのめり込んで、
うっかり季節をひとつ忘れたりしたら、
取り返しのきかない大損だ。
恐ろしく勿体(もったい)ない。
［ 出典 ］
杉浦日向子［すぎうら・ひなこ］
（漫画家・江戸風俗研究家・エッセイスト、1958〜2005）
『お江戸暮らし』
【 杉浦日向子の名言 】
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【 杉浦日向子の名言 】
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〈全文〉
「趣味が読書」とは、なんて間抜けなんだろう、
と思っていた。
活字の一字を追う毎に秒針は進む。
頁を一枚くる毎に日差しは変わる。
長編なんかにのめり込んで、
うっかり季節をひとつ忘れたりしたら、
取り返しのきかない大損だ。
恐ろしく勿体(もったい)ない。
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混んだ電車の中で文庫本を読むウカツ者め。
車窓の外を見たらどうだ。
線路っ端にコスモスがあんなに咲き乱れているじゃないか。
＿＿ Link ＿＿
［ 類似名言・関連名言 ］
《関連》
喉元のチリチリする恥ずかしさを堪えて白状してしまえば、
このごろ、読書もそれほど悪くはないな、という気がしている。
活字を追って、頁をくって、時間を忘れることは、
やっぱり、間抜けでム（続きはクリック）（杉浦日向子）
［ ランダム名言 ］
1.
この世のものはうつろいやすい。
この世の人との関連によるアイデンティティは、
いかに堅固に見えても、
うつろいやすさがある。
しかし、死者との関係は変わることがないのではなかろうか。
（ 河合隼雄 ）
2.
ベンチあり憩(いこ)へば蜘蛛の下り来る
（ 高浜虚子 ）
3.
苦労なんて、苦労せずに一生すませるんだったら、わざわざ求めて苦労する必要なんて無いんだ。
そのほうが、いいんだ。
（ 太宰治 ）
4.
「忙しい」という言葉は、めんどうくさいと思っているときによく使う。
（ 白石公子 ）
5.
虚栄は理性以上に、我々に我々の思考に反することをさせるのである。
（ ラ・ロシュフコー ）
6.
「儲け」という字は「信じる者」と書く。
顧客との信頼関係がシェア拡大につながる。
（ 大場隆茂 ）
7.
涙の数だけ強くなるんじゃない。
努力の数だけ強くなるんだ。
（ 七瀬音弥 ）
8.
この世に強い人なんておらん。
強くあろうとする人、
おるのはそれだけじゃ。
（ 漫画『バガボンド』 ）
9.
たとえあなたが何をしていようとも、それをしている自分を愛せ。
（ タデウス・ゴラス ）
10.
親の仕事を継ぐということは親を超えろということだぞ。
それでも親の仕事を継ぐならエライッ！
（ 永六輔 ）
11.
目的こそ活力の源泉です。
人間は目的がないとなかなか行動しません。
行動がなければ成功もありません。
行動をおこすためには、
目的を持つ必要があります。
（ ジョセフ・マーフィー ）
12.
直売農業は自分の知恵で勝負ができます。
自分の価値を自分で決めることができるのです。
農業の喜び、経営する喜びがここにある。
（ 野田文子 ）
13.
人間性とは創造性を発揮することです。
（ 西堀栄三郎 ）
14.
功徳ある人のところには、
集めなくても人は集まってくる。
香(かぐわ)しい花は遠くにあっても、
蜂が雲のように集まってくる。
（ サキャ・パンディタ ）
15.
天才と愚純の違い。
それは、天才には限度があることだ。
（ アインシュタイン ）
16.
いろいろな書物を遠慮なくかじるほうがいいかもしれない。
宅(うち)の花壇へいろいろの草花の種をまいてみるようなものである。
そのうちで地味に適応したものが栄えて花実を結ぶであろう。
人にすすめられた種だけをまいて、育たないはずの（続きはクリック）
（ 寺田寅彦 ）
17.
人間てね、その時その時で、自分でも思いがけないような人間に、変わってしまうことがあるものですよ。
（ 三浦綾子 ）
18.
私たちが平常、人生で会う、
「美について一家言」ある人は、
その美に固執するあまり、
円滑な対人関係を持ちにくい人が多いものである。
（ 田辺聖子 ）
19.
あらゆる国の歴史は、一人の男、または女の心の中で始まる。
（ ウィラ・キャザー ）
20.
（現実をつくる）唯一の精神的な創造力は、
あなたの思考です。
あなたが自分の思考の創造的な力を理解したときから、
あなたはあらゆる束縛と、この世の隷属状態から
解放されるのです。
（ ジョセフ・マーフィー ）
21.
支配したり服従したりしないで、
それでいて、何者かであり得る人間だけが、
本当に幸福であり、偉大なのだ。
（ ゲーテ ）
22.
新しい出発は決して楽しいだけのものではない、旧い人の凋落をうしろにのこして行く心。
……歩いて行く小路々々も自分も疲労と寂寥に澱んでいる。
一日一日は移って行く。
（ 幸田文 ）
23.
ひとは悲しみを重荷にしてはいけない。
（ 長田弘 ）
24.
自己こそ自分の主(あるじ)である。
他人がどうして主であろうか？
自己をよくととのえたならば、
得難き主を得る。
（ 『法句経』 ）
25.
他の道は、この道よりも、もっと危険。
（ 西洋のことわざ・格言 ）
26.
あなたが正しいときには、
だれも覚えていない。
あなたが間違ったときには、
だれも忘れない。
（ 西洋のことわざ・格言 ）
27.
人は賞讃し、あるいは、けなす事ができるが、
永久に理解しない。
（ ニーチェ ）
28.
野望を達成するためには男は手をよごさねばらならぬ、
時にはおのれのどうにもならぬ優しさを殺さねばならぬ。
（ 遠藤周作 ）
29.
チャンスは、それを生かす者の所へやって来る。
（ 一般のことわざ・格言 ）
30.
森もまた、海なんです。
樹海っていうでしょう。
水をいっぱいかかえているんです。
（ 永六輔 ）
31.
記録は破られるためにある。
（ スポーツ金言 ）
32.
歌という限られた枠の中に、
映画一本分くらいの内容を詰め込もうと思っていたし、
常に世間を裏切ってやろうと考えて作詞してきましたね。
（ 阿久悠 ）
33.
尋ねられるまでは質問に答えるな。
（ 西洋のことわざ・格言 ）
34.
極端なことを言ったり考えたりする人は、逆方向にも極端に走ってしまう。
極端というのは「分かりやすい」ですから、それを検討もせずに取り入れてしまう。
（ おちまさと ）
35.
何が可能で、何が不可能か、はっきり言い切れる人はいない。
（ ヘンリー・フォード ）
36.
善人が力一杯生きていると、ずるい人はその上に乗っかって楽をします。
（ 加藤諦三 ）
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