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[ 名言 ]
こんなあかるい穹窿(きゅうりゅう)と草を
はんにちゆっくりあるくことは
いったいなんというおんけいだろう

[ 出典 ]
宮沢賢治[みやざわ・けんじ]
(明治〜昭和初期の詩人・童話作家、1896〜1933)
詩集『春と修羅』
詩「一本木野」より

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[ 補足 ]
※穹窿(きゅうりゅう)=天空、大空。
(中央が高くて弓形をなす意)

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〈抜粋文全文〉
こんなあかるい穹窿(きゅうりゅう)と草を
はんにちゆっくりあるくことは
いったいなんというおんけいだろう
わたくしはそれをはりつけとでもとりかえる
こいびとをひとめみることでさえそうでないか


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