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火をもやすには薪(まき)がなければならない。
薪がなくなれば火は消えてしまう。 人を狂気にさせるほどの恋も、 いつかは冷えるときが来る。 恋を冷えないままにしておくような薪はない。 山本周五郎[やまもと・しゅうごろう]
(大正〜昭和の小説家、1903〜1967) 『橋の下』
〈原文全文〉
火をもやすには薪(まき)がなければならない、 薪がなくなれば火は消えてしまう、 私たちの場合もそういうことだったのです、 人を狂気にさせるほどの恋も、 いつかは冷えるときが来る、 恋を冷えないままにしておくような薪はない。
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