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[ 名言 ]
もし、諸君が大勢の席にでられる機会があって、
その会合の雰囲気から外れ、
手持ちぶさたに時をつぶさなければならぬようなとき、
そのもっとも感興(かんきょう)ふかき消暇法がある。
それは、列席者の顔をつぎつぎに観察して、
それに彼らの遠き祖先の顔をさぐるのである。
つまり猿をおもうのである。

[ 出典 ]
山田風太郎[やまだ・ふうたろう]
(小説家、1922〜2001)
『男性滅亡』に収載

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〈続き〉
そう思って、ツラツラ熟視すれば、
ああらふしぎなるかな、
老若男女、貴賤賢愚をとわず──
いかなる美人といえども、
いずれかエテ公の面影を彷彿(ほうふつ)せざるはない。


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