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漫画を描き始めたのなら、
人に見せられないような習作がたくさんできるはずだ。 絵もあまりうまくないだろうし、 わら半紙に鉛筆で描いたようなものもあるだろう。 デッサンも多少狂っているかもしれないが、 これは絶対に捨ててはならない。 手塚治虫[てづか・おさむ]
(漫画家、1928〜1989) 『マンガの描き方』 漫画の習作の過程で生み出された作品や下書きなどは、見返すのが恥ずかしいようなものであっても、決して捨ててはいけない。
それらは技術的には拙いかも知れないが、若くて柔らかい頭から生まれたばかりの、まだ手垢のついていない、新鮮かつ斬新なアイデアがたくさん詰まっているからである。 後に漫画を描いていてアイデアが枯渇した時など、アイデアの引き出しとして、必ずや役に立つであろうからである。
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( 松本梶丸 )
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( パム・フィンジャー )
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【 加藤秀俊 】
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