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謎解きを主とした推理小説は、
読者が 途中で速度をゆるめたり休んだりすることで、 謎を(=謎について)考えることが出来るが、 映画の観客は 絶えず忙しく画面の流動に眼をさらされることを余儀なくされる。 松本清張[まつもと・せいちょう]
(小説家、1909〜1992) 『文豪文士が愛した映画たち』(根本隆一郎編) 【 松本清張の名言 】
※「(=謎について)」は七瀬音弥による補足
〈全文〉
映画と小説とは相似性があるが、 相違する点も無論ある。 小説は何時間も何日間もかかって読むことが出来るが、 映画は二時間くらいで終了せざるをえない。 この時間の拘束が、 観客に考える余裕を与えない。 __ Link __ 謎解きを主とした推理小説は、 読者が 途中で速度をゆるめたり休んだりすることで、 謎を(=謎について)考えることが出来るが、 映画の観客は 絶えず忙しく画面の流動に眼をさらされることを余儀なくされる。 __ Link __ つまり、考えることは、 映画の考えに観客がひたすら従ってゆくことだ。 __ Link __ 《関連》
小説の読者は 本を伏せて己れの推理的思考に陶酔することが出来るが、 映画ではその余裕がなく、 受け身に立つばかりである。 謎解きを主とした推理映画のむつかしさがここにある。 (松本清張) 《関連》 (映画を観ながら)考えるということは、 映画の考えに観客がひたすら従ってゆくということだ。 (松本清張)
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