名言ナビ
→ トップページ
今日の
日本の文豪の名言
☆
9月5日
☆
← 前日の名言
→ 翌日の名言
1.
借りた金を返すことを考えない者は幸福なるごとく、死ぬことを苦にせぬ者は幸福である。
(
夏目漱石
)
2.
生命(いのち)だけは、終わる時、捨てる時が最も難しい。
(
吉川英治
)
3.
この世でもっとも深い愛を、感謝するにも及ばないほど当然だと、子供に思わせるためにのみ、母というものは子に必要である。
(
川端康成
)
4.
天才の悲劇は「小ぢんまりした、居心地のよい名声」を与えられることである。
(
芥川龍之介
)
5.
精神だの肉体だのという区別は、
男だけの問題なのであって、
女にとっては、それは一つものなのだ。
だから亭主の純肉体的浮気に、
女房がカンカンになって怒るのももっともであって、
女は女の立場から類推する他はないから、
「体だけの浮気だ」などと亭主がいくら弁解しても、
逃げ口上にしか思えない。
(
三島由紀夫
)
6.
自分は限りなく望む
すべての人が平和に生きられることを
又(また)健全に生きられることを
(
武者小路実篤
)
7.
創作は常に冒険である。
所詮(しょせん)は人力を尽した後、
天命に委(ま)かせるより仕方はない。
(
芥川龍之介
)
8.
雲雀(ひばり)の鳴くのは口で鳴くのではない、魂全体が鳴くのだ。
魂の活動が声にあらわれたもののうちで、あれ程元気のあるものはない。
(
夏目漱石
)
9.
四角の世界から常識と名のつく一角を摩滅して三角のうちに住むのを芸術家と呼んでよかろう。
(
夏目漱石
)
10.
人間は神が創ったということは僕は信じられない。
神が創ったものとしては人間は無情すぎ、不完全すぎる。
しかし自然が生んだとしたら、あまりに傑作すぎるように思えるのだ。
(
武者小路実篤
)
11.
人生のさかりには、無理と思われるものもすべて叶い、覚束(おぼつか)なく見えるものもすべて成るのだよ。
(
三島由紀夫
)
12.
答えは、時が来てみれば、余りにも分かりすぎていたことである。
けれど、時の至る寸前までも、悟れないのが、人間の常であった。
(
吉川英治
)
13.
無神論も、徹底すれば徹底するほど、唯一神信仰の裏返しにすぎぬ。
無気力も、徹底すれば徹底するほど、情熱の裏返しにすぎぬ。
近ごろはやりの反小説も、小説の裏返しにすぎぬ。
(
三島由紀夫
)
14.
自己の金力をしめそうと願うならば、それに伴う責任を重んじなければならない。
(
夏目漱石
)
15.
金のあるものは
金がある為に不正なことをし、
金のないものは
金がない為に不正なことをする。
(
武者小路実篤
)
16.
どうすればいいのだ。
己(おれ)の空費された過去は?
(
中島敦
)
17.
我々の子供は、我々の中での原始人である。
(
萩原朔太郎
)
18.
人はなんでも平和を愛せばいいと思うなら大間違い、平和、平静、平安、私は然(しか)し、そんなものは好きではない。
不安、苦しみ、悲しみ、そういうものの方が私は好きだ。
(
坂口安吾
)
19.
人間、本当に生きようと思って、実際にその生きることに情熱を感じて仕事をしていれば、金というものは付随的についてくるものです。
(
山本周五郎
)
20.
色酒の苦き覚えて年行きぬ
(
尾崎紅葉
)
← 前日の名言
→ 翌日の名言
→ トップページ