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独裁者が物吝(ものお)しみをするときが、
功臣の危険なときであった。 所領を返せなどとはいわず、 非曲をみつけ、 罪状をつくりあげ、 その悪を天下に公表して、 公々然と功臣の生命もろとも所領をとりあげるのである。
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人間は、死ぬところに向かって
生まれた日から進んでいる、 それしかわかっていない。 あとのことは全部わからない。 わかっているのは、そのことだけ。 人間は生まれて来て毎日死へ向かって歩み続けているということだ。
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こなた(=あなた)は
世間を汚(けが)らわしい卑賤なものだと云(い)われる、 しかし世間というものは こなた自身から始まるのだ、 世間がもし汚らわしく卑賤なものなら、 その責任の一半はすなわち宗方どのにもある、
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