名言ナビ
→ トップページ
今日の
日本の文豪の名言
☆
1月14日
☆
← 前日の名言
→ 翌日の名言
1.
人間はみなに愛されているうちに消えるのが一番よいと思います。
(
川端康成
)
2.
人生はむつかしく解釈するから分からなくなる。
(
武者小路実篤
)
3.
どうにもならないことを、どうにかするためには、手段を選んでいるいとまはない。
(
芥川龍之介
)
4.
どの青年もおしなべて情熱との戦いを繰り返しながら成長して行くのに、君は不幸だ。
早くから美しいものを見すぎ、美味しいものを食べすぎているということは、こんな不幸はない。
喜びを喜びとして感じる感受性が薄れていくということは、青年として気の毒なことだ。
(
吉川英治
)
5.
真の文明というものは、
すべてある人々が福を植えた結果なのである。
(
幸田露伴
)
6.
牛になる事はどうしても必要です。
吾々(われわれ)はとかく馬になりたがるが、牛には中々(なかなか)なり切れないのです。
(
夏目漱石
)
7.
山でも川でも、僕が崇高と感ずる瞬間の自然、取りもなおさず神じゃないか。
(
夏目漱石
)
8.
古来政治的天才とは民衆の意思を彼自身の意思とするもののように思われていた。
が、これは正反対であろう。
むしろ政治的天才とは彼自身の意思を民衆の意思とするもののことをいうのである。
(
芥川龍之介
)
9.
もし寸毫(すんごう)の虚偽をも加えず、我々の友人知己に対する我々の本心を吐露するとすれば、古(いにしえ)の管鮑(かんぽう)の交わりといえども破綻を生ぜずにはいなかったであろう。
(
芥川龍之介
)
10.
昔の恋は詩で今の夫婦は散文である。
(
国木田独歩
)
11.
わたしは二三の友だちにはたとい真実を言わないにもせよ、嘘をついたことは一度もなかった。
彼等もまた嘘をつかなかったら。
(
芥川龍之介
)
12.
好人物は何よりも先に、天上の神に似たものである。
第一に、歓喜を語るに良い。
第二に、不平を訴えるのに良い。
第三に、いてもいなくても良い。
(
芥川龍之介
)
13.
自分といえる自分などが、どこにあろう。
ないはずのものを、あなたは、つかもうとしておいでられる。
(
吉川英治
)
14.
愛は堅きものを忌(い)む。
すべての硬性を溶化せずにはやまぬ。
(
夏目漱石
)
15.
先生にあわれみをもつがよろしい。
薄給の教師に、あわれみをもつのがよろしい。
先生という種族は、諸君の逢うあらゆる大人のなかで、一等手強くない大人なのです。
(
三島由紀夫
)
16.
仕事をして一盃(いっぱい)やると、同じ酒でも味が違う。
これを思うと、労働ぐらい人を幸福にするものはないかもしれない。
(
幸田露伴
)
17.
どうしたら好(よ)かろうと考えて好い智慧(ちえ)が出ないときは、そんな事は起こる気遣(きづかい)はないと決めるのが一番安心できる近道である。
(
夏目漱石
)
18.
世の中に正直が勝たないで、外(ほか)に勝つものがあるか、考えてみろ。
今夜中に勝てなければ、あした勝つ。
あした勝てなければ、あさって勝つ。
(
夏目漱石
)
19.
騙(だま)されないで人を愛そう、愛されようなんて思うのは、ずいぶん虫のいい話だ。
(
川端康成
)
20.
人生は地獄よりも地獄的である。
(
芥川龍之介
)
← 前日の名言
→ 翌日の名言
→ トップページ