名言ナビ
→ トップページ
今日の
文章の書き方の名言
☆
4月10日
☆
→ 日別名言メニュー
← 前日の名言
→ 翌日の名言
1.
人の生き方、人のことばの生き方を感じ考える場所に、黙って立ちつくして心すませ、聞こえない声に耳かたむける。
(
長田弘
)
2.
「情報」を持つ文章もいまは花形である。
(中略)情報の文字だけあって、その人が文章のなかにいないことが多い。
(
荒川洋治
)
3.
君は君の仕事にやや満足しているのではあるまいか。
やるべきところ迄は、やり果した。
これ以上のものは、もはや書けまい、まず、これでよし等と考えているのでしたら、とんでも無い事です。
君はまだ、やっとお手本を巧みに真似る事が出来ただけです。
(
太宰治
)
4.
暴れ狂っているなにものかを
表現可能なものにするために、
作家は技法という回線を敷き、
その回線を通じて、
そのなにものかを
じぶんの外へ採り出すのです。
(
井上ひさし
)
5.
作者本人が気に入らないのに、観客に気に入ってもらえるなんて、そんなうまい話は転がっていません。
お菓子の職人さんでも、仕立て屋さんでも、皆同じだと思います。
「あっ、失敗した」というやつをお客さんに出したら、必ずお客さんに見破られるのです。
(
井上ひさし
)
6.
はっきり言えることがらを、どんなにはっきり言っても、言いすぎることはないのであるから、べつに「狂的なひらめき。」を見せて呉(く)れなくても、さしつかえないわけだ。
(
太宰治
)
7.
ときには、木々の光りを浴びて、
言葉を深呼吸することが必要だ。
(
長田弘
)
8.
私の詩は、ただ一つの理由で私の役に立つ。
すなわち、それは闇からある種の光へ達したとする私自身の闘争の記録である。
( ディラン・トマス )
9.
決して活字文化に対抗するつもりでマンガが生まれたのではなくて、
あくまで書き手の側が、これも欲しいあれも欲しいと思った材料のなかに、
絵もあり活字もあり、
そして生理的にページをめくるという行為を前提として
コマ割りは成り立っています。
(
里中満智子
)
10.
経験したかどうかでなく、経験したことも、経験しなかったことさえも、自分の言葉にできれば、自分のなかにのこる。
逆に言えば、言葉にできない経験はのこらないのです。
(
長田弘
)
11.
くだらない小説を書きてよろこべる
男憐(あは)れなり
初秋(はつあき)の風
(
石川啄木
)
12.
「──ので」とか「──から」とか「──なので」「──だから」と書いたとたんに、文章が難しくなってしまうのです。
「理由」を、次に言わなければならないからです。
(
井上ひさし
)
13.
言葉むなしければ、人はむなしい。
(
長田弘
)
14.
弱い考えほど、強い言葉を必要とする。
( ドグ・ホートン )
15.
若い時は人類に対する風刺を書こうと思っていたが、年をとってみると、人類のために弁明を書きたい気がする。
(
ホレス・ウォルポール
)
16.
むかし、古事記の時代に在っては、作者はすべて、また、作中人物であった。
そこに、なんのこだわりもなかった。
日記は、そのまま小説であり、評論であり、詩であった。
(
太宰治
)
17.
文章が備えるべき美徳は数えあげていけばきりもないが、そのすべてに君臨するものがあるとすれば、それは晴朗で快いという徳であろう。
( 向井敏 )
18.
実際作物の創作心理から考えてみても、
考えていたものがただそのままに
器械的に文学に書き表わされるのではなくて、
むしろ、紙上の文字に現われた行文の惰力が作者の頭に反応して、
ただ空で考えただけでは決して思い浮(うか)ばないような
潜在的な意識を引き出し、
それが文字に現れて、
もう一度作者の頭に働きかけることによって、
更に次の考えを呼び起こす、
というのが実際の現象であるように思われる。
(
寺田寅彦
)
19.
文章力は、たくさん読むことではなく、たくさん書くこと、たくさん考えることによって磨かれる。
(
ながれおとや
)
20.
書けないと思ったから書けないのだ。
失恋すると思うから失恋するのだ。
世の中のすべてが、この方程式の通りになると、ある日、私は確信した。
(
宇野千代
)
← 前日の名言
→ 翌日の名言
→ 日別名言メニュー
→ 今日の名言(テーマ別)
→ 今日の名言(星 座 別)
→ 今日の名言(血液型別)
→ 日別の名言(テーマ別)
→ 日別の名言(星 座 別)
→ 日別の名言(血液型別)
→ トップページ