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今日の
文章の書き方の名言
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4月10日
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1.
大きな旅立ちというものは、書物の、第一行目の文章のように、重要なものなのだよ。
その一行が、この一瞬が、すべてを決定づけるんだ。
(
『ムーミンシリーズ』(トーベ・ヤンソン)
)
2.
文章は少し下手な方が良い。
粋な奴がわざと服を崩して着るように。
( ラディゲ )
3.
作者本人が気に入らないのに、観客に気に入ってもらえるなんて、そんなうまい話は転がっていません。
お菓子の職人さんでも、仕立て屋さんでも、皆同じだと思います。
「あっ、失敗した」というやつをお客さんに出したら、必ずお客さんに見破られるのです。
(
井上ひさし
)
4.
名高い詩人や芸術家らは、往々にしてメランコリーあるいは狂気である。
アイアスのごときはそれだ。
しかしそのような素質は、近頃でも、ソクラテスや、エンペドクレスや、プラトンその他多くの人々、ことに詩人の中に認められる。
(
アリストテレス
)
5.
言葉でいえない、かたちはとりにくいけれども、はっきりそこにあると感じられる問題というものを、一つずつ自分の心のなかに発見してゆくということが、ひとが成長すること、歳をとるということだろう。
(
長田弘
)
6.
詩は書くことがいっぱいあるから書くんじゃない。
書くこと、感じることなんにもないからこそ書くんだ。
(
吉本隆明
)
7.
僕にとって小説を書くということは、
自分を解剖すること、
ひいては人間を認識することなんですよ。
(
古山高麗雄
)
8.
文体は何の価値もないが、文体のないものは一つもない。
( リヴァロル )
9.
自分の作品のよしあしは自分が最もよく知っている。
千に一つでもおのれによしと許した作品があったならば、さいわいこれに過ぎたるはないのである。
(
太宰治
)
10.
子供論・教育論は子供のいない人に論じさせよ、
夫婦論は独身者に、
小説作法は小説家よりも読者に書かせろ。
(
田辺聖子
)
11.
話すように書かねばならぬ。
(
ヴォルテール
)
12.
必要なことだけ1枚で書け。
2枚も3枚も書いたら読まないぞ、と言ったら、今度は細かい字でいっぱい書いてくる。
( 川瀬源太郎 )
13.
文学の本質が悪を書くものである以上、書くことはそれ自体が悪であり、あらゆる文学者はある意味で犯罪者、言うなれば人非人(にんぴにん)である。
(
車谷長吉
)
14.
私は文章をうまく書こうとは思わない。
ただ、読む人にきちんと伝わるようには心がけています。
(
沢村貞子
)
15.
文章の極意は、過不足なし。
( 里見とん )
16.
むずかしいことをやさしく
やさしいことをおもく
おもいことをおもしろく
(
永六輔
)
17.
ものを面白くないと思ってしまった時、そのものをつくった想像力は死んでしまうのである。
そしておそらく、コトバも人間の想像力がつくったものである。
(
野田秀樹
)
18.
本音を吐く本人が、吐いてることに自己陶酔して、他人に感動を強いようとする、そういういやらしさを、近頃の小説や短歌に感じる。
(
田辺聖子
)
19.
包容力というのは、結局のところ、言葉なんです。
(
長田弘
)
20.
人生は一行のボオドレエルにも若(し)かない。
(
芥川龍之介
)
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