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今日の
文章の書き方の名言
☆
8月20日
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1.
詩を書くことは、いわば手仕事である。
詩集というのは、心の刺繍(ししゅう)のようなものなのかもしれない。
(
長田弘
)
2.
私の好きな話し方は、
単純で、素朴で、
紙に書くときも口に出すときも
変わらぬ話し方であり、
滋味豊かで、力強く、短くて、引き締まった話し方です。
繊細で整ったのよりも、
激しくぶっきらぼうなのがいいのです。
(
モンテーニュ
)
3.
多くの詩人たちに好んで扱われる素材は「そうであった自分」について、である。
彼らにとって「何をしたかったか」が問題ではなく「何をしたか」が問題なのである。
(
寺山修司
)
4.
難しい文章を書くのは概して頭の悪い人に多い。
頭のよい人は物事をそしゃくして、わかりやすく書くものである。
(
大宅壮一
)
5.
正しい言葉はなぜかいつも遅れてあとからやってくる。
(
村上春樹
)
6.
専門家を感心させる小説を書くのは、そう難しくはない。
しかし、素人を侮ってはいけない。
(
山本周五郎
)
7.
どんなことも「面白い」「つまンない」という、二つのことばですまそうと思えばすんでしまうというようなことは、けっして豊かなことではありません。
(
長田弘
)
8.
現実にあったことを文章にした時点でフリーズドライのような現実が起こるのだ。
現実を写真に写した時点、TVに映した時点で真実味が無くなるのと同じことなんだ。
(
忌野清志郎
)
9.
私は、世の中の詩人たちに対して期待も大きく、そうして、たいてい失望している。
天使(=純粋の詩人)でもないのに詩人と自称して気取っているへんな人物が多いのである。
(
太宰治
)
10.
馬は走る。
花は咲く。
人は書く。
自分自身になりたいが為に。
(
夏目漱石
)
11.
文学作品というものは、本音をヒトひねりもフタひねりもしたものでないと、オトナの読むに堪えるものにならない。
(
田辺聖子
)
12.
分かりやすい文章を書くコツは、
分かりやすい文章をたくさん読むことだ。
分かりにくい文章をたくさん読むことは
「百害あって一利なし」である。
(
戸田智宏
)
13.
文体の確立しているのが小説、それのないのが手記である。
(
田辺聖子
)
14.
戦争は騒々しい張りのある歴史をつくり、平和は貧弱な読み物をつくる。
( ハーディ )
15.
希望のない人間は、小説を書かない。
( F・オコナー )
16.
文士にとって文学とは生きた人間の心の葛藤であり、暗い孤独の追求なのだ。
(
遠藤周作
)
17.
美しい感情を以(もっ)て、
人は、悪い文学を作る。
(
太宰治
)
18.
すべての人の内側には、若いころに死んだ詩人が宿っている。
( 作者不詳 )
19.
豊富な語彙の自由なる駆使は、私たちにのみ許された、芸道の開拓であり、私たちの言語芸術を荘厳すべき尊き奉仕である。
(
九条武子
)
20.
くだらない小説を書きてよろこべる
男憐(あは)れなり
初秋(はつあき)の風
(
石川啄木
)
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