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今日の
文章の書き方の名言
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8月21日
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1.
何かを説明するとき、(専門知識や専門用語を使って)必要以上にやたら正確に厳格に表そうとしなくてもいい。
それより、どんな言葉や例で表現すると理解しやすいかを考え、相手に合わせた表現を工夫することが先決である。
( 『「できる人」の話し方』 )
2.
人間は言葉と出会ったときから、思想的である。
(
寺山修司
)
3.
本の文化というものがこれほど長い生命力をもち、本というメディアがこれほど長い間わたしたちのなかに必要なものとされて生きてきたのは、どこにでもあるものを自分が読むことによって、あるいは書くことによって、特別なものにしてゆく方法としてのメディアだったためです。
(
長田弘
)
4.
(詩人は)感受性の畑を耕すのが仕事で、
自分では言葉の農夫だと思っています。
耕すことが重要で、
英語で言えばカルチャーですから、
文化というものは耕すところにある
というふうに考えています。
(
長田弘
)
5.
この世界は言葉のゲームだ。
(
ヴィトゲンシュタイン
)
6.
時代は言葉をないがしろにしている──あなたは言葉を信じていますか。
(
長田弘
)
7.
いい?
これは仕事。
本気で嘘をつく仕事なのよ。
あなたの描く嘘は、誰かがお金を払ってでも騙されたいものかしら?
( 漫画『G戦場ヘヴンズドア』 )
8.
住みにくさが高じると、
安いところへ引き越したくなる。
どこへ越しても住みにくいと悟った時、
詩が生まれて、画(え)ができる。
(
夏目漱石
)
9.
小説家のほうが読者より人生をよく知っていて、人に道標を与えることができる、などというのも完全な迷信です。
小説家自身が人生にアップアップしているのであって、それから木片につかまって、一息ついている姿が、すなわち彼の小説を書いている姿です。
(
三島由紀夫
)
10.
詞(ことば)は古きを慕ひ、心は新しきを求め、及ばぬ高き姿をねがひて、
( 藤原定家 )
11.
わたしの考えでは、文学を鳥にたとえますと、胴体はきっと詩だと思います。
片方の翼が小説で、もう片方の翼が戯曲だと思います。
エッセイは尻尾でしょうか。
(
井上ひさし
)
12.
魂を大切にするとは、日常生活に詩を持ち込むようなものだ。
( トマス・ムーア )
13.
虚偽を加味することは、金貨銀貨に加える混ぜ物のように、実用に役立たせるかも知れないが、その質を低下させる。
(
フランシス・ベーコン
)
14.
言葉を正確に使えないということは、
思想も精神も曖昧だということだ。
(
唐木順三
)
15.
それさえ一つ書いたら死んでもいいなんて、そんな傑作は、あるもんじゃない。
(
太宰治
)
16.
本は伝言板。
言葉は一人から一人への伝言。
(
長田弘
)
17.
他者との戦いからはレトリックが生まれるが、
自分との戦いからは詩が生まれる。
(
ウィリアム・バトラー・イェイツ
)
18.
詩は、慎しみぶかくかたられねばならない。
詩は、存在を夢みる言葉なのだ。
(
長田弘
)
19.
詩はもの言う絵、
絵はもの言わぬ詩。
(
シモニデス
)
20.
「情報」を持つ文章もいまは花形である。
(中略)情報の文字だけあって、その人が文章のなかにいないことが多い。
(
荒川洋治
)
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