名言ナビ
→ トップページ
今日の
文章の書き方の名言
☆
8月22日
☆
→ 日別名言メニュー
← 前日の名言
→ 翌日の名言
1.
自分の伝えようとした言葉が相手に伝わらないとき、理解できない相手が悪いというのか、あるいは自分が悪いと考えるのか、ここに伝えることの本質があると考えます。
どんなに上手な文章でも、伝わらなければ意味がないという訓練を子どもの頃からすることは必要だと思います。
(
工藤勇一
)
2.
作家は小説を書かなければいけない──
そのとおりである。
そう思ったら、それを実際に行うべきである。
(
太宰治
)
3.
言葉に害のない言葉はない。
言質(げんち)をあたえない言葉なんてない。
(
長田弘
)
4.
簡単な言葉で言い表せないほど薄弱な思想は、捨て去って良い証拠である。
(
ヴォーヴナルグ
)
5.
専門的なカタカナ語をやたら使うと、意味が通じない恐れが大きいのはもちろん、キザで底が浅い人物という印象も与えかねない。
むしろうまい日本語に置き換える方が知性を感じさせる。
( 『「できる人」の話し方』 )
6.
本当の書物とは網のようなもので、言葉がその網の目の一つ一つを作っているのである。
網の目がどのようにできているかは、どうでもよい。
大切なのは、漁師が海の底から引き上げる生きた獲物、網の目の間に光って見えるあの銀鱗のきらめきなのである。
(
サン・テグジュペリ
)
7.
私が書いたものは、ほとんどが私自身の姿であり、登場人物はすべて私の人生から生まれたものです。
(
アンデルセン
)
8.
創作に於(お)いて最も当然に努めなければならぬ事は、〈正確を期する事〉であります。
その他には、何もありません。
風車が悪魔に見えた時には、ためらわず悪魔の描写をなすべきであります。
また風車が、やはり風車以外のものには見えなかった時は、そのまま風車の描写をするがよい。
(
太宰治
)
9.
わかりやすい表現を恥じる必要はない。
(
大宅壮一
)
10.
この本を子どもが読んだらおもしろいだろう、子どものためになるのではないかというような目線で、子どもの本を見るのではなくて、なによりもまず、自分がこの本を読んでおもしろいだろうかという新鮮な眼差しで、子どもの本と付きあうということが、これからもっともっと大切になってくるのではないでしょうか。
(
長田弘
)
11.
人は一冊の本を作るために、図書館半分をひっくり返す。
(
サミュエル・ジョンソン
)
12.
自叙伝などは、何べんでも書き直し(消し直し)ができるし、過去の体験なども、再生をかぎりなくくりかえすことができる。
できないのは、次第に輪郭を失ってゆく「私」そのものの規定である。
(
寺山修司
)
13.
物書きは、内証のことはとにかく、外面は「誠実」が第一、そして取りこぼしをせぬのが第二に大事。
「なんだあいつは。
ひょっとしたら馬鹿か」などといわれたくありません。
せっかくこれまで、それだけは、と隠し通してきた苦心がすっかり水の泡になってしまうではありませんか。
(
井上ひさし
)
14.
詩は脳の病気である。
(
アルフレッド・ド・ヴィニー
)
15.
書くという行為は、たえず自分自身を新たに問いただすことであって、作家というものは、自分自身に対して最も厳しい疑いの目を向ける人種なのだ。
( ハンス・エーリッヒ・ノサック )
16.
私の作品は書でも詩でもありません。
私は書という形式を借りて、人間としての本来的なありよう、ほんとうの姿を語っているだけです。
(
相田みつを
)
17.
われとわが作品へ、一言の説明、半句の弁解、作家にとっては致命の恥辱。
(
太宰治
)
18.
言葉はわたしにとってどのようにも「完全」な言葉ではありえない。
むしろ不完全な言葉が不完全な人間としてのわたしを絶えず喚起するということにこそ、わたしは言葉の力をみとめたい。
(
長田弘
)
19.
裁きの日に重きをなすのは、
戦士の剣よりも、学者のペンである。
(
インドのことわざ・格言
)
20.
多くの詩人たちに好んで扱われる素材は「そうであった自分」について、である。
彼らにとって「何をしたかったか」が問題ではなく「何をしたか」が問題なのである。
(
寺山修司
)
← 前日の名言
→ 翌日の名言
→ 日別名言メニュー
→ 今日の名言(テーマ別)
→ 今日の名言(星 座 別)
→ 今日の名言(血液型別)
→ 日別の名言(テーマ別)
→ 日別の名言(星 座 別)
→ 日別の名言(血液型別)
→ トップページ