名言ナビ
→ トップページ
今日の
文章の書き方の名言
☆
6月5日
☆
← 前日の名言
→ 翌日の名言
1.
読んだ人が不愉快な気分にならなければ、書くことに意味はない。
( キングズリー・エイミス )
2.
作家にはその作品の価値がわからぬというのが小説道の常識である。
(
太宰治
)
3.
そんなに「傑作」が書きたいのかね。
傑作を書いて、ちょっと聖人づらをしたいのだろう。
馬鹿野郎。
(
太宰治
)
4.
物を書く人は二度読む。
( ラテンのことわざ )
5.
すべてを語りうる言葉なんてないのだ。
(
長田弘
)
6.
〈表現〉はフィクションを構える。
フィクションとは、受動が力である世界の構築である。
フィクションは、だから、能動の力を拒みうるのであり、現実世界からの距(へだ)たりをもちうるのではないだろうか。
( 太田省吾 )
7.
作家がいけないのである。
作家精神がいけないのである。
不幸が、そんなにこわかったら、作家をよすことである。
作家精神を捨てることである。
(
太宰治
)
8.
むずかしいことをやさしく
やさしいことをおもく
おもいことをおもしろく
(
永六輔
)
9.
考えて、考えて、考え抜いて、もうこれならどこからでも書ける、というところまでちゃんとやったうえで、いったんそれを脇に置いて、スーッと書きはじめる。
(
井上ひさし
)
10.
既成作品の成功を真似てうまく書こうとするからつまらないものにしかならない。
小説のおもしろさは、うまさや完成度にあるのではなく、不器用さや不格好さにあり、そこに作者の試行錯誤の痕跡がある
( 保坂和志 )
11.
言葉の本質をなすものは、経験をくみあげて、新しい概念をつくりだす力。
(
長田弘
)
12.
芸術家を何とお思いか。
画家なら目、
音楽家なら耳、
詩人であれば心に抒情、
ボクサーなら筋肉のほかに
何も持たない愚か者とでもお思いか。
それはとんでもない勘違い。
芸術家はそれだけでなく、
政治的な存在でもあり、
世の中の悲しみ、情熱、あるいは歓びにもつねに関心を抱き、
ただその印象に沿って自らを形作っている。
(
パブロ・ピカソ
)
13.
言い訳する才能は、作家にとって、とっても大切な才能なのよ。
言い訳が下手で短かったら、長い文章書けないでしょ。
一言だったら本にはならないわ・・・。
(
リチャード・H・モリタ
)
14.
僕は詩人の顔と闘牛師の体とを持ちたい。
(
三島由紀夫
)
15.
書くためにすべてを一から発明する必要はない。
そもそも、一からとはどこからだろう。
はたして英語は自分で発明した言語だろうか。
実は、文章を書くときに使ってきたものは、ほとんどが盗んだものなのだ。
(
ジェラルド・ワインバーグ
)
16.
書く力も資格もない者が書いた冗文や、
からっぽ財布を満たそうと、
からっぽ脳みそがひねり出した駄作は、
書籍全体の九割にのぼる。
(
ショーペンハウアー
)
17.
落書きというのは、堕胎された言語ではないだろうか?
それは、誰に祝福されることもなく、書物世界における「家なき子」として、ときには永遠に「読まれる」ことなしに消失してしまうかもしれない運命を負っているのである。
(
寺山修司
)
18.
言(げん)は簡(かん)なるをもって貴しと為す
( 楊時 )
19.
自個の著作を売りて原稿料を取るは少しも悪き事に非ず。
されどその著作の目的が原稿料を取るといふ事より外(ほか)に何もなかりしとすれば、著者の心の賤(いや)しき事いふまでもなし。
(
正岡子規
)
20.
(小説に於(お)いては)雰囲気の醸成を企図する事は、やはり自涜(じとく)であります。
〈チエホフ的に〉などと少しでも意識したならば、かならず無慙(むざん)に失敗します。
(
太宰治
)
← 前日の名言
→ 翌日の名言
→ トップページ