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今日の
文章の書き方の名言
☆
3月31日
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1.
文章(の良し悪し)は、用いる言葉の選択で決まる。
(
ジュリアス・シーザー
)
2.
文はあんまりすらすら読まれると忘れられる。
所々難しい漢字を転がしてつまずいてもらう必要がある。
(
山本夏彦
)
3.
画家と詩人は、どんな思い切ったことでもやってよい権利をいつも持っている。
(
ホラティウス
)
4.
結局のところ、文章という不完全な容器に盛ることができるのは不完全な記憶や不完全な想いでしかないのだ。
(
村上春樹
)
5.
良かろうが、悪かろうが、つねに書かねばならぬ。
書いていると、直接の利益はなくても仕事に慣れ、文体が出来てくる。
反対に、書いていないと、迷いが出て、くだらぬことをすることになる。
(
トルストイ
)
6.
言葉はもの。
思考の上に露のように落ちる。
一滴のインクが何千もの、いや何百万もの人を考えさせる何かを作る。
(
バイロン
)
7.
計算して描かれたものは、読者から先を読まれてしまう。
( ゆでたまご )
8.
文章は少し下手な方が良い。
粋な奴がわざと服を崩して着るように。
( ラディゲ )
9.
正しい言葉とほとんど正しい言葉の違いは、稲妻と蛍の違いである。
(
マーク・トウェイン
)
10.
人の言葉を引用する能力は、機知のなさを補うのに役立つ。
(
サマセット・モーム
)
11.
大いなる文学のために、死んで下さい。
(
太宰治
)
12.
女というのは本能的に嘘つきというわけではないけれど、多面的で、男のように単純な性じゃない。
なかなか複雑で、だから面白いし、書きたくなるんだ。
女の存在の方が文学的だよね。
(
渡辺淳一
)
13.
これ(=あったことをなかったと主張したり、なかったことをあったと主張したりすること)が許されるのは小説家や劇作家ぐらいなもので、もともと作り話を書くのが免許だから仕方がない。
(
井上ひさし
)
14.
私は、私の作品と共に生きている。
私は、いつでも、言いたい事は、作品の中で言っている。
他に言いたい事は無い。
だから、その作品が拒否せられたら、それっきりだ。
一言も無い。
(
太宰治
)
15.
傑作意識を捨てなければならぬ。
傑作意識というものは、かならず昔のお手本の幻影に迷わされているものである。
だからいつまで経っても、古いのである。
まるで、それこそ、筋書どおりじゃないか。
(
太宰治
)
16.
文体は思想の衣
(
セネカ
)
17.
文章を書くことは、小切手を書くのに似ている。
思想がないのに文章を書こうとするのは、銀行に残高がないのに小切手を書こうとするようなものだ。
(
ユダヤの名言
)
18.
誰しもはじめは、お手本に拠(よ)って習練を積むのですが、一個の創作家たるものが、いつまでもお手本の匂いから脱する事が出来ぬというのは、まことに腑甲斐(ふがい)ない話であります。
(
太宰治
)
19.
これだけは、いい得る。
生きていることへの感謝の念でいっぱいの小説こそ、不滅のものを持っている。
(
太宰治
)
20.
どこまでも明確な言葉をもとめて、
言い切れるところまで言い切って、
なお言い切れない何かが一滴のこる。
その透明な一滴が言葉を光らせるのだ。
(
長田弘
)
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