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《 お客 》
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《 観客 》
《 お客 》
1.
俳優は自分に近すぎる台本を演じるのは下手だ。
ある種の響かない声を出す。
台詞の一部を自分のことだと思い、観客に向けられなくなるのだ。
信じ、同化するだけでは不十分、演技をしなければ。
（ ジャック・ルコック ）
（ Jacques Lecoq ）
2.
優れた講義は準備が四分の一、残る四分の三は観客である。
（ ゲイル・ゴドウィン ）
3.
劇は代理現実ではなくて現実そのものであり、
観客はそれを観察するのではなく体験するのである。
（ 寺山修司 ）
（ Terayama Shuuji ）
4.
私たち（＝俳優）を燃料とすれば、
お客さまはウチワです。
（ 森繁久彌 ）
（ Morishige Hisaya ）
5.
劇場というのは、神のようになった観客が、人生の織物と出会うところ。
生命の輝きが、その輝きを一段とますのを見るところ。
（ 井上ひさし ）
（ Inoue Hisashi ）
6.
われわれ観客・読者は、作家と逆の操作を行う必要があります。
作家の駆使する技法という回線を逆に辿(たど)って彼の魂の底に降り立つわけです。
このとき、われわれは観客・読者としての実力を問われます。
（ 井上ひさし ）
（ Inoue Hisashi ）
7.
観客はおそらく作者の「世界」を見に来るのではない、その世界がどのような「趣向」に乗っているのか、それを確かめに劇場へ足を運ぶのである。
（ 井上ひさし ）
（ Inoue Hisashi ）
8.
劇場に足を運ぶ観客には言わず語らずの部分を想像力で補う能力がある。
多くの人が劇場にひきつけられるのは、この〈神秘〉であり、それを解き明かしたいという願いのためなのである。
（ フセヴォロド・メイエルホリド ）
（ Vsevolod Meyerkhold ）
9.
選びぬかれた言葉があやなす、
まったく非日常的な虚構の世界、
（すなわち）小説に没入するのと違って、
映画は観客を、
見る以前とすこしも変わらない無傷の状態で（保ったまま）、
すでにそこでは対話がはじまってしまうのだ。
観客の優位さは、どうやら、
ここから生まれてくるようだ。
（ 吉田喜重 ）
（ Yoshida Yoshishige ）
10.
劇場の中には、さまざまの〈出会い〉が組織される。
それは俳優と役中人物との〈出会い〉、俳優と観客との〈出会い〉、観客と役中人物との〈出会い〉、観客と観客との〈出会い〉──と、限りなくあるのだが、従来の劇場の中での〈出会い〉として表出されていたのは、その中の観客と役中人物との〈出会い〉だけであった。
（ 寺山修司 ）
（ Terayama Shuuji ）
以上
【 観客 】
全部で、10件
　
　
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以下、ランダム名言コーナー
1.
ある時代において目新しいものは、その二世代前に流行ったものの復活版にすぎない。
（ ジョージ・バーナード・ショー ）
（ George Bernard Shaw ）
2.
自覚というのは自然承認。
理屈を考え、理由を説明する必要もなく、「ハハァーン、そうか」と心がうなずくのが自覚。
理解というのは人為承認。
教育がそれ。
（ 中村天風 ）
（ Nakamura Tenpuu ）
3.
野心がなくては何も達成できません。
動いている野心と言える行動が達成をもたらします。
（ サラ・バン・ブラナック ）
（ Sarah Ban Breathnach ）
4.
愛は、全ての徳のアルファにしてオメガである。
（ アンドレ・コント＝スポンヴィル ）
（ Andre_comte Sponville ）
5.
社会が変わろうと、
組織が変わろうと、
人間と人間との関わり合いの仕方が
物事を決め、動かしている
ということに変わりはありません。
（ 平岩外四 ）
（ Hirasawa Gaishi ）
6.
字とか絵とか生き方にさえ、
うまいへたなどありません。
（ ひろはまかずとし ）
（ Hirohama Kazutoshi ）
7.
この無限の空間の永遠の沈黙は、私に恐怖を起こさせる。
（ ブレーズ・パスカル ）
（ Blaise Pascal ）
8.
自分に自信を失うと、世界中が自分に敵対する。
（ エマーソン ）
（ Ralph Waldo Emerson ）
9.
相互信頼と相互扶助にて、
偉大なる行為はなされ、
偉大なる発見がなさる。
（ ホメロス ）
（ Homeros ）
10.
他人の現実を１００パーセント受け入れると、あなた自身の成長が促進される。
なぜなら、人を判断し批判する時、あなたは低次元に引き止められてしまうからだ。
（ スチュワート・ワイルド ）
（ Stuart Wilde ）
11.
情熱を持って
「私がやります」
「こうしてはどうですか」
と、手を挙げてくる人をどれだけ生み出せるかが、
将来につながる経営のポイントだといえる。
（ 伊藤昌壽 ）
（ Itou Yoshikazu ）
12.
冬の朝無色透明より始む
（ 半澤佐緒里 ）
（ Hanzawa Saori ）
13.
寒雷(かんらい)やびりりびりりと真夜(まよ)の玻璃(はり)
（ 加藤楸邨 ）
（ Katou Shuuson ）
14.
別れた後の未練は男と女でずれがある。
女はすっきり乗りかえる。
男は、去る者は追わずという格好をつけていても引きずる。
心が残る。
（ 齋藤孝 ）
（ Saitou Takashi ）
15.
尊大な態度は、昇進が人にねたみを起こさせる以上に敵を作る。
（ ルイ・ド・ボナール ）
（ Louis De Bonald ）
16.
おもしろいというだけで信じられているものもたくさんあるが、
実際には、
おもしろいという以外に有利な証拠はほとんどない。
（ バートランド・ラッセル ）
（ Bertrand Russell ）
17.
恋愛の真の価値は、人に一般的な生活力を増大させる所にある。
（ ポール・ヴァレリー ）
（ Paul Valery ）
18.
無理に変わろうとは思わないけれど、私はたえず変化し続けている。
多くのアーティストが同じような作品を繰り返し作っているのは、そのほうが安心だから。
でも私は違う。
（ マドンナ ）
（ Madonna ）
19.
苦しみに真正面からぶち当たること以外に、
苦しみから逃れる道はない。
（ 有田一寿［有田一壽］ ）
（ Arita Kazuhisa ）
20.
英霊をかざりぺたんと座る寡婦(かふ)
（ 細谷源二 ）
（ Hosoya Genji ）
21.
どちらが楽しいか、を、
判断基準にしてください。
（ 斎藤一人 ）
（ Saitou Hitori ）
22.
貞淑とは情熱の怠惰である。
（ ラ・ロシュフコー ）
（ La Rochefoucauld ）
23.
自由というのは、我々が欲しいと思うものを、かたっぱしから思う存分楽しむことによって得られるというものではなくして、むしろ欲望を抑制することによって得られるものである。
（ エピクテトス ）
（ Epictetus ）
24.
心に満足を得る者は十分報いを得ているものだ。
（ シェイクスピア ）
（ Shakespeare ）
25.
最初に生まれた心の動きが、
罪になったことは一度もなかった。
（ ピエール・コルネイユ ）
（ Pierre Corneille ）
26.
嘘で昼飯は食べられるが、同じように夕飯にはありつけない。
（ イエメンの格言 ）
27.
みんなが悪だと決めているものが、実は悪でなくて、本当に生きがいのある情熱かもしれない。
（ 岡本太郎 ）
（ Okamoto Tarou ）
28.
一人の人間はかけがえのない存在です。
それは唯一つの存在であり、一回きりの存在です。
（ ヨハネ・パウロ2世 ）
29.
”大和撫子”というのは、礼節をわきまえ、おごらず、引っ込みすぎず、出すぎず、謙虚でたしなみがある女性のことです。
そして優しさや思いやりがあり、それでいて芯の強さを持った女性が、大和撫子を名乗れるのです。
（ 美輪明宏 ）
（ Miwa Akihiro ）
30.
二十歳の人は先がありそれが豊かさだといっても、それは確かな豊かさじゃない。
三十で死ぬか四十で死ぬかわからないからです。
その点では、皆さんが、六十年、七十年生きてきたということはこれはもう確かなことなんです。
そして、その確かさこそが（→続きはクリック）
（ 森澄雄 ）
（ Mori Sumio ）
31.
怖れは、目覚まし時計のようなもの。
「起きる時間だよ」
「何かを見る時、行動する時だよ」
と知らせてくれているだけなのです。
（ バシャールの言葉 ）
32.
猫を飼うことはできても、
支配することはできない。
（ ケイト・サンボーン ）
33.
怒りの発するときは、後悔の始めである。
（ 仏教の教え ）
34.
あらすじも大事なんでしょうけど、
どうやって語るのか、
そこからどうやって削るかということは大事にしたいんですよ。
（ 伊坂幸太郎 ）
（ Isaka Koutarou ）
35.
諺は民衆の声であり、
したがって神の声である。
（ リチャード・C・トレンチ ）
（ Richard C. Trench ）
36.
言葉と同じように、
想像は十分つつしむべきなんだよ。
想像をかりそめにも、
怒りや悲しみや怖れはもちろん、
憎しみや妬みや、さらに貪欲や、
身のほどを忘れた不当、不正な希望というような、
人生を泥塗るような汚い毒汁で汚さないこと。
（ 中村天風 ）
（ Nakamura Tenpuu ）
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