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1.
世の中には、忙しい人間が一番怠けているということがよくある。(「忙しい、忙しい」と言う人が)いつまでも忙しい状態を続けるのは、自分が真正面から立ち向かわなくてはならない(別の大切な)問題を避けるた……
2.
経験豊富な人ほど、どんな時でもむきにならず、はぐらかすのがうまい。いい意味のとぼけ方ができない人は、人の上には立てない。
3.
計画の段階では、悲観的に構想を見つめ直す必要があります。悲観的とは、どのくらい難しいのかを慎重に、小心に考え尽くすことです。
4.
過ちを改むるに、自ら過ったとさへ思ひ付かば、夫(そ)れにて善し、其(その)事をば棄て顧みず、直(ただち)に一歩踏出す可(べ)し。
5.
悪が栄えるのは、善人が何もしないからです。
6.
せんじつめて言えば、そのもっている欠点を長所にする。これがプロの芸ということになるのです。
7.
教へ子はよきかなビール林立す
8.
読んでおしまいというのではなく、読み終えたところからはじまる本があります。ふりかえってみて、そこが入り口だったという本です。
9.
論ずる物は中から取れ。
10.
鯛焼の溌刺(はつらつ)たるを咬み得たり
11.
今日という日は二度と来ない。今という時は生涯決して二度と帰ってはこない。その二度と帰らぬ所に、わたしたちは日々立たされているわけだが、そうした意識を持って生きている人は実に少ない。
12.
暗い心を持つものは暗い夢しか見ない。もっと暗い心は夢さえも見ない。
13.
骨おしみの横着もので、つまり、自身の日常生活に自惚れているやつだけが、例の日記みたいなものを書くのである。それでは読者にすまぬと、所謂(いわゆる)、虚構を案出する、そこにこそ作家の真の苦し……
14.
失敗とは、より聡明に再出発するための唯一の機会である。
15.
自分より強い相手と対等に応対するには、相手の目を見ず、眉間を見よ。
16.
朝顔やすでにきのふとなりしこと
17.
気をつけたほうがいいのだ、何事もきっぱりと語るひとには。 です。であります。なのであります。語尾ばかりをきっぱりと言い切り、本当は何も語ろうとしていない。
18.
相当な暮しの家に育った子供が、急にその家を失った場合、世間というものの本当の姿を見せつけられます。
19.
いま、ここ、の、一歩を 具体的に、しかも確実に出すことだ この小さな一歩の連続が 富士山へもヒマラヤへも つづくんだから
20.
君の人生を考えることが出来るのは君だけだ。君の夢がなんであれ、それに向かっていくんだ。なぜなら、君は幸せになるために生まれてきたんだ。
21.
だまされたものの罪は、ただ単にだまされたという事実そのものの中にあるのではなく、あんなにも造作なくだまされるほど批判力を失い、思考力を失い、信念を失い、家畜的な盲従に自己の一切をゆだねるよ……
22.
他人の子どもは、たったの数時間を一緒に過ごすだけだから楽しいのだ。これが自分の子どもだったらそういうわけにはいかない。特に新生児などは二十四時間みっちりのケアが必要だ。
23.
山櫻散るを惜しめとひらひらと
24.
母の日や老いても母の恋しくて
25.
うまくしゃべるほど、ウソになってしまうなぁ。
26.
あなたは心から変化を願い、誕生以来、あなたの潜在意識に植えつけられた古い陳腐な概念や思考を変えることによって、自分の運命を変えることができるのです。
27.
結局私は、「生」の方向からでしか「死」を考えられない人間で、「死」というものは、「生」の方向から考えても「考えるのは無駄だよ」という答しかくれないものかと思うのでした。
28.
目をとじて触れてみる。この手、この腕、これが僕だ。見ようとしなければ、ぼくは本物のぼく自身に触れることが出来るだろう。そしてその手ごたえが、なによりも生きてるってことの証(あかし)になってくれるのさ。
29.
係累がある、ということは、大なり小なり、この人生で忍耐を学んでる、ということですから、そういう修養を積んだ人とは、つきあいやすい。
30.
どんな人でも、最終的には自分で選択・決断したいと思っている。あまり押しの強い言い方をすると、相手は強制されているような印象を持ってしまうので逆効果だ。
31.
地におちてひびきいちどのわくらばよ
32.
ホロコーストとその実行者にかんする知識から得られる戦慄の結論は、「これ」が場合によってはわれわれにも起こるかもしれないということでなく、われわれもこれを行いうるということである。
33.
現在の世の中は、経済価値は、喜びを与えた人間が豊かになるようになっているんだよ。
34.
大成功や大失敗だけが人生における体験ではない。平穏な日々の中でも、心の持ち方いかんでは、大いに体験を積むことができる。
35.
愛などと言うと、甘ったるいもののようにお考えかも知れませんが、むずかしいものですよ。愛するという事は、どんな事だか、私にはまだ、わからない。めったに使えない言葉のような気がする。自分では、たいへん……
36.
恋心なくはなしてふ芽吹き急
37.
計画と希望の一致ほど、人と人の絆を固く結びつけるものはない。
38.
人生が低俗ではなく神聖であることを願う。一日が百年のように重みがあり、よい香りががすることを願う。
39.
消息を淋しめば空(そら)風花(かざはな)す
40.
イザという時? 俺は一年中イザという時だよ!
41.
落?(おちぜみ)をひとつだけ弔(ともら)ひにけり
42.
なにもかも天麩羅(てんぷら)にする冬の暮
43.
魚は水がなくなると死ぬが、人は礼儀がなくなると死ぬ。
44.
若いときの絶望は新たな希望に向かわせるためのハードルに過ぎない。老年になってからの絶望は越すに越されぬハードルになる。
45.
にちにち出会う なんでもない あたりまえの人を ひそかに 拝めるような 私になりたい
46.
腹は立て損、喧嘩は仕損。
47.
自分の国で苦しんでいる人がいるのに他の国の人間を助けようとする人は、他人によく思われたいだけの偽善者である。
48.
真理は、笑いながら語っても真理だ。
49.
知者は学問を軽蔑し、愚者は学問を崇拝する。識者は学問を活用する。
50.
人はまことを求める。真理を求める。ほんとうの道を求めるのだ。人が道を求めないでいられないことはちょうど鳥の飛ばないでいられないとおんなじだ。
51.
たそがれて人ごゑを聞く案山子(かかし)かな
52.
旅人よ、道はない。歩くことで道は出来る。
53.
百年たてば 自分の子や孫もなくなり 泥まみれの私の生涯を 知る人もなくなるだろう 然(しか)しそこに 草が繁り 虫が生きていたら 私はうれしいな
54.
虹仰ぐとき相似たりをとめご等
55.
男憎しされども恋し柳散る
56.
依存している人(=相手)に対する敵意、これはしつこいです。
57.
質の高い学びのために、点数評価は多くの場合逆効果である。学びに成績がからむと、私たちは実りある学び以上に、楽をしていい成績を取ることを考えるようになる。
58.
ああ、お金が無くなるという事は、なんというおそろしい、みじめな、救いの無い地獄だろう。
59.
幸福は自分の家庭にあり、他人の庭で探すものではない。
60.
仕事が(我々に)刺激を与えるのは、(我々が)成長を期しつつ、自ら興奮と挑戦と変化を生み出すときである。これが可能となるのは、(我々が)自らと仕事の双方を新たな次元で見るときである。
61.
人は、温かい食べ物を食べると、温かい気持ちになれる。
62.
国家のためにとか、何かのためにという大義があるところには、ユーモアって生まれにくい。
63.
あなたは此(こ)の世を去られました。しかし同時にあなたは残った我々の心の中に生きはじめる時です。
64.
喪に居る者は悲(かなしみ)をあるじとし、酒を飲(のむ)ものは楽(たのしみ)をあるじとす。
65.
だいじょうぶ、死にやしないんだから。
66.
(願いや夢に関する)言葉を口に出すということは、必死になるため、その気になるためのいちばんの方法です。
67.
独身男は知っている。真珠貝にはめったに真珠が入っていないということを。
68.
複雑なものはうまくいかない。
69.
ヘルマン・ヘッセも書いている。ユーモアが大切なんだ。ユーモアのわからない人間が戦争を始めるんだってね。
70.
ぼうぼうと燃ゆる目刺を消しとめし
71.
和歌というものは、人の耳をよろこばしめ、素直に人の共感をそそったら、それで充分のもので、高く気取った意味など持たせるものでない。
72.
湯ざましが出る元日の魔法瓶
73.
人は動物だが、単なる動物ではなく、渋柿の台木に甘柿の芽をついだようなもの、つまり動物性の台木に人間性の芽をつぎ木したものといえる。それを、芽なら何でもよい、早く育ちさえすればよいと思って育てている……
74.
「幸福の七か条」 第七条 目に見えない世界を信じる。
75.
忘れゐし寒さといふはとつぜんに
76.
私は感覚の喜び全てを経験するのが、自分の描いた設計図の一部だと考えた。
77.
あまりにも長く辛いことが続くと、人は疑い深くなります。
78.
ひとたび生きがいをうしなうほどの悲しみを経たひとの心には、消えがたい刻印がきざみつけられている。それはふだんは意識にのぼららないかもしれないが、他人の悲しみや苦しみにもすぐ共鳴して鳴り出す……
79.
風船の空にぶつかるまで昇る
80.
欲求を規制する社会的規範それ自体もまた、究極的には、人間の現実的な欲求に根を持っており、欲求から活力を引き出している。
81.
無茶には二通りある。やって後悔する無茶と、やらずに後悔する無茶だ。
82.
石の上につくねんとある思想(おもい)かな
83.
道徳の善悪よりも、感覚の好き嫌ひに依(よ)って世の中の人たちはその日常生活に於(お)いて互いに罵(ののし)り、または罰し、または賞し、または服しているものだ。
84.
庭の梅よりはじまりし梅見かな
85.
すでに分かっている生徒にとっては、宿題は無駄な作業。(中略)宿題を出すのであれば教師は、「分からないところをやっておいで」と声掛けしなければいけないはずです。
86.
現代の悲劇は、(物事の判断基準が)あまりにも視覚中心であり、外観に気を取られることである。
87.
けふからは日本の雁(かり)ぞ楽に寝よ
88.
人は他の何ものを知るよりも先に、自己自身を知ることを学ばなければならない。
89.
人間は鉄よりも強く、ハエよりも弱い。
90.
ためらっている奴が貧乏になる。
91.
むかし、古事記の時代に在っては、作者はすべて、また、作中人物であった。そこに、なんのこだわりもなかった。日記は、そのまま小説であり、評論であり、詩であった。
92.
当社の目的は、大きい会社になることではなく、お客様に喜んでもらえるよい会社になること。
93.
人間は火のついた線香じゃ。それに気がつけば誰でも何時(いつ)かは奮発する気になるじゃろう。老若誠に一瞬の間じゃ、気を許すな。
94.
子供の肉体は母親が与える食事や健康管理によって成長する。精神のほうは、母親が家庭の中に作り上げた温かい雰囲気を吸って豊かになる。
95.
春なれや軒端(のきば)雀の見舞受く
96.
やんはりと叱られてゐるおでんかな
97.
憎しみをいくらぶつけ合っても、誰にも笑顔は生まれない。
98.
悪魔を追い出すよりも、悪魔を内に入れないほうがよい。
99.
幸せになるには、三つの鍵が要る。それは「自分が誰かを知ること」 「自分の大好きなことを追いかけること」 「自分と周りの人を愛して、愛されること」。
100.
他者とのあいだに意識の尋常ならざる緊張関係を生みだし、それによって自我の拡張という幻想を獲得しようとする衝動こそ、奇想追求の奥深い動機をなしていると思われる。
101.
「なぜ」という問い。ものの不思議をたずね、辛抱づよく考えぬくこと。探求は、たくましい頭を必要とする労働だ。耳で考え、目で考え、足で考え、手で考えるのだ。
102.
悲しみが生々しいうちは、気晴らしを勧められても、むしゃくしゃするだけ。
103.
食事というのはからだの健康だけではなく、その人の心のあり方にも深く結びついているんです。
104.
腰高の兄よ水母(くらげ)を海に飼い
105.
人間は、一人ひとりが個性も能力も、興味も関心も異なっている。そうした多様な人々が集まって、互いに補い合って活動する。それが、自立の本来の姿ではないだろうか。
106.
【回文】 世界を崩したいなら、泣いた滴を活かせ! (せかいをくずしたいならないたしずくをいかせ)
107.
イノベーションというのは、1000の可能性に「ノー」と言うことだ。
108.
人は、ある種の外的活動を必要とする。なぜなら、内側は不活発だからである。
109.
トラウマへの意識が、自分がこれからどうするかという志向を、束縛する。
110.
疑いもなしに生き、伸びて行こうとするもののさまを見つめるとき、後ずさりし、言葉を交わさずにその場を立ち去りたいと思う。自分に疑いを持っている者は、疑いを持たない者とは対等に話すことなどできない……
111.
(1ドルを稼ぎ出すのに比べて)1ドルを節約することは、瞬く間にできてしまいます。なんといっても、ただ不必要な出費を減らすだけでいいのですから。
112.
何か、こう、金とか富とか力とか、あるいは健康とかいうものが、自分に与えられたら、すぐ幸福がやって来るように思っている。とんでもない。
113.
冬一日火に親しみて暮れにけり
114.
苦しみによって、精神は新しい深さに達します。
115.
人生は よろこばせごっこ
116.
時間のある人とない人の差は、集中力の差と言っても過言ではありません。
117.
無頓着はひとつの生き方だ。
118.
いつかまた会ふ日が来るよてんぼ蟹(がに)
119.
まずは人間を創れ、魂を磨け、さすれば幸福は向こうからやってくる。
120.
正義? 所謂階級闘争の本質は、そんなところにありはせぬ。
121.
「“悪くはない”と思える人生」も悪くはないけれど、どうせなら「“最高”と思える人生」にしようじゃないか!
122.
今日のトップマネジメントは、現場のマネジメントの延長線上にある。だが明日のトップマネジメントは、現場のマネジメントとは異質の機関となる。それは事業全体のための機関となる。
123.
夜長の灯人の一生読み了(おえ)る
124.
過酷な条件で苦労したり、負けた数が多いほど、人は強くなる。
125.
真摯さは修得できない。仕事についたときに持っていなければ、あとで身につけることはできない。
126.
経営は「ああいう風にやれ、こういう風にやれ」と遺言を書いてわたすようにして引き継ぐのはよくない。何もいわなくても立派にやっていける。そういう人間を養成しておくことが大切だ。
127.
長い間、プロの棋士を続けてきて、スランプや行きづまり……人間はそれを口にしてはならん。その一語に尽きます。
128.
長年、「野球のたとえ話であれこれ説明する大人になってはいけない」と心に決めてきたのだが、先日、うっかり使っていたのを指摘され、昨日から落ち込んでいる。ボール球に手を出して三振してしまった気……
129.
学生の真理探究の態度は多情でなくてはなりません。無節操でなくてはなりません。無節操というと誤解を招くかもしれませんが、常により正しからんとして、いつでも態度を改めるように用意していなくてはなり……
130.
私たちにできることは、何か呼び声が聞こえたときに、それにすぐ応じることができるように、耳をすましながら、用意することである。
131.
自分自身に対する責任こそ、すべての責任の根だ。
132.
学校が(学ぶ)「手段」の一つにすぎないことは、教師こそが理解すべきだと考えます。それができれば、不登校は世間で騒がれているほど深刻な問題にはなりません。
133.
人は誰でも、その人その人の学び方がある。
134.
文明の形は税制によってつくられる。国家の運命──人びとが豊かになるか貧しくなるか、自由な立場を得るか隷属的な立場を得るか、幸せになるかみじめになるか──の大部分は税制によって決まるのだ。
135.
現代数学の発展の難しさは、新しい考え方に慣れにくいことによるのではなく、古い考え方を捨てにくいことによるのである。
136.
宗教と理性とは世界が異っている。簡単にいうと、人の悲しみがわかるというところに留まって活動しておれば理性の世界だが、人が悲しんでいるから自分も悲しいという道をどんどん先へ進むと宗教の世界へ入ってし……
137.
苦しみを乗り越えようとして乗り越えられなかったら、いっそ受け入れてしまえばいい。すると、楽になるもので、それまでが悪あがきであったことに気づく。苦しみは乗り越えようとすると、その根を深くし……
138.
自分のやりたいことを我慢して、自分のすべてを犠牲にして子供を育てる親が、立派な親なのだろうか? そんな親を見て育った子供の心には、親への感謝以上に、負い目や後ろめたさが残ってしまう。
139.
才能がある者は、その才能の奴隷になるべし。
140.
起業家の人生は、決断の人生といってもいい。次から次へと決断をしていかなければいけない。それも情報が不十分な状態でだ。
141.
ギリギリまで自分を追い込めば仕事力が磨かれて、それが閉塞状況を打ち破る武器になる。
142.
誰だって、いつもと違うことをやらなければならない状況に置かれたら、特別な考え方をしなきゃならない。もっと想像力を働かせ、創造的にも革新的にもなって、冒険をしなきゃならない。
143.
他人との比較の中でしか自分の能力を測れない人は「自分の基準」がもてない。どんな戦いも、実は自分との戦いです。だから自分に勝てない人は人にも勝てない。
144.
私はこの海で まいにち 小舟を漕いでいます ゆく先はわからぬが わからなくともよいのです
145.
貧困問題の現場で活動しつづけて感じるのは、いま、ぼくたちが感じている生きづらさには、「経済の貧困」と「関係の貧困」が大きく影を落としているということだ。
146.
人が死ぬほど恥かしがっているその現場に平気で乗り込んで来て、恥かしくありませんかと聞ける奴あ悪魔だ。
147.
天才が作るものはすべて、熱心さが作り出すものだ。
148.
朝早く起きて毎日三十分前に会社に出る。そうすれば必ず成功する。そう私は考えて居(お)ります。毎日早く行って居るという所に世の中の予期しない問題が起こって来るものです。
149.
現代は他人の短所はわかっても長所はなかなかわからない。そんな風潮が支配している時代なのだから、学問の良さ、芸術の良さもなかなかわからない。
150.
数字重視でハッパをかけるだけの上司の下では、部下のやる気はなくなる。
151.
どんな仕事も、コツコツやっていけば実るはずなんだ。
152.
我々は、他人の欲求よりも、自分自身の欲求のほうを、一層よく心得ている。自分自身に奉仕するのは、政治の節約というものだ。
153.
ある程度複雑化した社会には、他人に見られない振る舞いがいっぱいあります。もし人が見ていなければ何でもアリになるようであれば、複雑な社会は到底存続できません。
154.
(人は)現状を色々と指摘されると怒るんですね。でも実際には現状にしがみついている。
155.
今の子供たちの最大の不幸は、日常に自分たちの意思で何かが出来る、余白の時間と場所を持てないことだ。
156.
人は、生活に破れかけて来ると、どうしても何かの予言に、すがりつきたくなる。
157.
不可能に思えることには、できるだけ(不可能を)無視の姿勢で臨むこと。
158.
人はいくつになっても、何かをやり遂げたときの達成感から、すばらしい快感を得ることができる。この快感は、次の仕事や興味への、新たなチャレンジ力を生む。ものごとを中断することは、そういう快感や気力をみ……
159.
すべての木からパイプを彫ることはできない。(ver.0)
160.
蟻の国の事知らず掃く箒(はうき)哉(かな)
161.
投資とは、消費を延期することです。いまお金を出して、あとでもっと大きなお金になって戻ってくるわけです。ほんとうに大事な問題はふたつだけです。ひとつは、どれだけ戻ってくるか、もうひとつは、いつ戻って……
162.
西行は感情があふれるままに歌い捨てたので、時には意味のわからない歌もあるが、それはそれなりに西行の中では完結していた。ほかに表現の仕様がなかったからで、生きた言葉とはそういうものだと思う。
163.
ラテン語に“メメント・モリ(死を思え)”という言葉があるように、自分が死すべき存在であることを忘れなければ、本来的な自分の存在のあり方を考えるようになる。それによって、できるだけいまを充実さ……
164.
日を寒(さむ)み水も衣(きぬ)きる氷かな