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誰かの言葉を聞いて不快に感じたとしたら、その言葉は聞くに値する。
オルドリッジ
(作者情報不詳) 人はとかく、他人の言葉を気にしてしまうものです。
その言葉が直接自分に向けられたものではなくても、まるで自分に対して投げかけられたように受け取ってしまいます。 そして、なるほどと思ったり、反発して憤ったりします。 ■他人の言葉を気にしてしまうのは、実は、自分の意見に絶対的な確信を持てないからです。 常に、その意見で正しいのかどうか自問自答しているから、他人の言葉につい耳が反応してしまうのです。 本当に自分の意見に自信と確信をもてるなら、人が何を言おうと気にならないはずです。 ■誰かの言葉を聞いて不快に感じたとしたら、それは自分の意見と異なることを言っている場合です。 よほど心の広い人で無いかぎり、人は自分と異なる他人の意見を素直に聞こうとはしないものなのです。 それは、討論番組を見ていれば一目瞭然です。 誰もが自分の意見を主張するばかりで、相手の意見を聞こうともしない。 その意見の中に真実が隠れているかもしれないのに、否定することにやっきになります。 見ている方からすれば、なんて大人気ないと思うのですが、当の本人達にとっては自分のプライドと体面を保つために必死なのです。 ■一方、自分と同じ意見を聞けば、ほとんどの人は嬉しく感じるものです。 自分以外にも同じ意見の人がいる。 自分の意見は正しかったと感じるからです。 一種の仲間意識とでも言うべきでしょうか。 会議や飲み会などで、自分と同じ意見を持つ人を見つけた時ほど嬉しいものはありません。 そのためか、自分と正反対の意見を持つ人とは、なかなか友達にはなれません。 もし、正反対の意見を持つ人と付き合っているとしたら、たいてい利害が絡んでいる場合が多いのです。 ■自分と異なる意見を聞くのはとてもつらいことです。 もしかしたら、自分が間違っていることに気づいてしまうかもしれない。 プライドの高い人にとっては、それは耐え難い屈辱です。 しかし本当は、間違った意見を持ち続けていることの方が、ずっと恥ずかしいことなのです。 ■では、どうしたら他人の意見を素直に耳を傾けられるでしょう? 「もしかしたら自分の間違いを見つけられるかもしれない」と思って聞くのは、いわば達人の領域です。 そこまで素直になれないという人にお薦めなのが、「自分の意見のさらなる補強に役立つ」と思って聞くことです。 自分とは違う意見の中に、理屈に合わない部分があれば、それは自分の意見にとって格好の「武器」となります。 これで、今後の議論をさらに有利に進めることが可能になるでしょう。 ■もちろん、他人の意見を聞いているうちに、心ならずも自分の意見の間違いや欠点に気づいてしまうこともあるでしょう。 そのことを「敗北」だとか「汚点」と感じて、自信喪失して落ち込んでしまうかもしれません。 しかし、こう考えたらどうでしょう? 自分で自分の意見の間違いや欠点に気づいた自分は「すごく賢い」のだと。 実際、「自分で間違いに気づく」ことは、賢い人にしかできないことなのです。 だから、決して自信を失ったり、落ち込んだりする必要などないのです。
(七瀬音弥:ななせおとや)
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( 武田信繁 )
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( 作者不詳 )
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( ノーヴォー )
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( アルトゥル・シュナーベル )
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( 映画『武士の一分』 )
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