釈尊のいわれる愛するなという教えは、
愛するためにおこる執着にとらわれるなということであろう。 瀬戸内寂聴[せとうち・じゃくちょう]
(小説家・天台宗の尼僧、1922〜) 『愛の四季』 【 瀬戸内寂聴の名言 】
《類似》
いちばん強い煩悩、われわれが抗(あらが)いがたい煩悩というのは、(中略)実は、惚れたはれたの煩悩がいちばん辛い。 「あの人を好きになった。 それなのにあの人は好きになってくれない」 「亭主がまた(以下略)(瀬戸内寂聴) 《関連》 誰かを愛すると、その人を自分のものにしたくなる。 取りたくなる。 そして一緒にいたくなり、嫉妬に苦しむ。 悟るというのは執着を捨てて、それらの苦しみから逃れ去ることです。 (瀬戸内寂聴) 《関連》 エロスを伴った愛(=渇愛)は一見幸せそうに見えて決してそうではない。 人間は恋する相手ができたとたん、相手を独占したいという願望にとりつかれて、相手に執着を覚え、相手が逃げはしないか、誰か自分(以下略)(瀬戸内寂聴) 《関連》 仏教では愛を「渇愛」と「慈悲」にわけている。 渇愛は男女のエロスを伴った愛で、当然性的である。 咽喉(のど)が渇いた時、水をむさぼり飲みたがるように、いくら愛されても、もっとほしい、もっとほしい(以下略)(瀬戸内寂聴)
1.
( ながれおとや )
2.
3.
( 西洋の格言 )
4.
( アラブの格言 )
5.
( レイチェル・カーソン )
6.
( 村上春樹 )
7.
( ヴォルテール )
8.
( 太宰治 )
9.
( 田辺聖子 )
10.
( 作者不詳 )
|