私が映画館へ行く時は、よっぽど疲れている時である。
心の弱っている時である。 敗れてしまった時である。 真っ暗いところに、こっそり坐って、誰にも顔を見られない。 少し、ホッとするのである。 そんな時だから、どんな映画でも、骨身にしみる。 太宰治[だざい・おさむ]
(明治〜昭和の作家、1909〜1948) 『弱者の糧』 《 敗北の名言 》
〈全文〉
私が映画館へ行く時は、よっぽど疲れている時である。 心の弱っている時である。 敗れてしまった時である。 真っ暗いところに、こっそり坐って、誰にも顔を見られない。 少し、ホッとするのである。 そんな時だから、どんな映画でも、骨身にしみる。 __ Link __ 日本の映画は、そんな敗者の心を目標にして作られているのではないかとさえ思われる。 野望を捨てよ。 小さい、つつましい家庭にこそ仕合せがありますよ。 お金持ちには、お金持ちの暗い不幸があるのです。 あきらめなさい。 と教えている。 __ Link __ 世の敗者たるもの、この優しい慰めに接して、泣かじと欲するも得ざる也。 いい事だか、悪い事だか、私にもわからない。 1.
決意は崩れ易く、決心は守りにくいもの。 (松下幸之助) 2. たとえ内向的な人間であっても、責任を持つ立場にいれば人脈は増える。 (植西聰) 3. 人間は充実を求めているのであって、幸福を求めているのではない。 (サン・テグジュペリ) 4. 知識という名の島が大きくなればなるほど、不思議という名の海岸線も長くなる。 (ラルフ・ソックマン) 5. 事実というのは(意志の)弱い者につけ込む。現実的な(マイナスの)情報をこれでもか、これでもかと出してもくる。 (デイル・ドーテン) 6. 世の中の人って、何や知らんけど考え過ぎや。答えは、ほんまは素直なところににあるん違うか。答えは、いつも低次元のところにあるん違うか。答えは、頭がものすごくええ誰かが知っているものじゃなく、普通の人…… (田井中圭一) 7. 世界は人間なしに始まったし、人間なしに終わるであろう。 (クロード・レヴィ=ストロース) 8. 恋なんて、人生の中では一番無目的で、危なくて、自分を投げ出さなければできないことなんですもの。 (岡本敏子) 9. 国民が不安でおろおろ・おたおたするようになればなるほど、何かというと「断固たる措置」「決然たる態度」をとる統治権力が人気を得やすくなります。これを僕は「不安のポピュリズム」と呼んできているわけです。 (宮台真司) 10. おなじやるならば 本腰入れて やってごらん そのほうが つかれないで たのしいから (相田みつを) ![]() |