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私たちは、今、現に、身に受けているものの有難さ、不可思議さを感ずる心を失ったままで、外に外にと、生き甲斐を求めているわけです。
しかし、有難さを不思議さを感ずる心がないままに、いくら外に求めても、それはちょうど、底のないザルで水を掬(すく)おうとしているようなものです。

[ 出典 ]
宮城[みやぎ・しずか]
(真宗大谷派の僧侶、1931〜2008)
『浄土論註・聞書寸言』

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〈全文〉
現代生活において、私たちが失っている最大のもの、それが不可思議さを感ずる心だと思います。
今、生きているということに不可思議さを感ずる心は、言いかえれば、今、現にこの身にたまわっているものに不可思議さを感ずるのです。
不可思議さという言葉を有難さという言葉におきかえてもいいでしょう。
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私たちは、今、現に、身に受けているものの有難さ、不可思議さを感ずる心を失ったままで、外に外にと、生き甲斐を求めているわけです。
しかし、有難さを不思議さを感ずる心がないままに、いくら外に求めても、それはちょうど、底のないザルで水を掬(すく)おうとしているようなものです。
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今、現に身に受けているものをあたりまえと思う心ならば、新しくなにかを手に入れることができて、有頂天になったとしても、しばらくすれば、あることがあたりまえになってしまうからです。
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