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[ 名言 ]
もし風や光のなかに自分を忘れ世界がじぶんの庭になり、あるいは惚(こつ)として銀河系全体をひとりのじぶんだと感じるときはたのしいことではありませんか。

[ 出典 ]
宮沢賢治[みやざわ・けんじ]
(明治〜昭和初期の詩人・童話作家、1896〜1933)
「書簡 宮沢静六あて 封書」より

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[ 補足 ]
※惚(こつ)として=恍惚として。
物事に心を奪われて、うっとりとするさま。

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〈全文〉
われわれは楽しく正しく進もうではありませんか。
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苦痛を享楽できる人はほんとうの詩人です。
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もし風や光のなかに自分を忘れ世界がじぶんの庭になり、あるいは惚(こつ)として銀河系全体をひとりのじぶんだと感じるときはたのしいことではありませんか。
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