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［ 名言 ］
古傷にじんわり沁みてくる夕焼
［ 出典 ］
金子敦［かねこ・あつし］
（俳人、1959〜）
『セレネッラ』（第8号・2016年6月号）収載
【 金子敦の名言 】
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※「夕焼け」は夏の季語
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1.
存在せよ！
この言葉の最高の意味で、
見かけだけであることをやめよ。
実体そのものとなるべく努めよ！
これが、すべての実践的哲学の最高の要請である。
（ シェリング ）
（ Schelling ）
2.
わが鬱の淵の深さに菫(すみれ)咲く
（ 馬場駿吉 ）
（ Baba Shunkichi ）
3.
皆が同じように考えている時は、
誰も深く考えていない。
（ ウォルター・リップマン ）
（ Walter Lippmann ）
4.
ええ（＝私は情熱的）。
でも常に情熱的というのは無理。
とても、とても疲れる。
情熱というのは、コントロールできないものだから。
（ カトリーヌ・ドヌーヴ ）
（ Catherine Deneuve ）
5.
批判の過程としての
本来の目的と正当化から離れてしまえば、
思想と言論の自由は
自明で必要なものではない。
（ ウォルター・リップマン ）
（ Walter Lippmann ）
6.
三日月の頃より待(たい)し今宵かな
（ 加賀千代女 ）
（ Kagano Chiyojo ）
7.
多かれ少なかれ誰だって傷は付くんだ。
大きな傷を受けた人間が特別強いわけじゃないし、傷ついたからって弱いわけじゃない。
乗り越える事が大切なんだよ。
（ 漫画『雨の中』 ）
8.
人間は男でも女でも、本当に「生きる」ためには、自由でいきなきゃいけない。
だからぼくは「結婚」なんて枠にはまりたくないんだよ。
（ 岡本太郎 ）
（ Okamoto Tarou ）
9.
私が新宗教を否定するのは、結局、教団の金もうけになっているからなのね。
（ 瀬戸内寂聴 ）
（ Setouchi Jakuchou ）
10.
病んでも、苦しんでも、
信仰を医師の代用品に使用してはなりませぬ。
病いは恩師なり。
（ 中村久子 ）
（ Nakamura Hisako ）
11.
夢は行動という現実へ移る。
行動から再び夢が派生する。
この相互依存が最高の生き方を生み出す。
（ アナイス・ニン ）
（ Anais Nin ）
12.
どんと自信を失って冴えない顔だねえ。
これもやろう、あれもできると背負いすぎたんだよ。
途中で息があがって重荷になった。
だから、重荷と一緒に自信も下ろしたの。
軽くすればまた一緒に自信も背負えるだろ。
ときにはね、自信を失うことも必要なの。
（ 志茂田景樹 ）
（ Shimoda Kageki ）
13.
私はその人柄の中に老人的なものを幾らか持っている青年を好ましく思う。
同じように青年的なものを幾らか持っている老人を好ましく思う。
このような人柄の人間は体が年をとっても心が老いることは決してない。
（ キケロ ）
（ Cicero ）
14.
いろいろ問題のあることがむしろ望ましい。
経営者としては瞬時も休めるときがないという時代こそ、生きがいを感じるときである。
（ 松下幸之助 ）
（ Matsushita Kounosuke ）
15.
私は木のことを考える。
木がどんなにあっさりと手放すか、
つまり季節の実りを落とすかを。
また、どんなふうに悲しむことなく
それらを捨て去り、
生まれ変わり眠るために
深く根を張るかを。
（ メイ・サートン ）
（ May Sarton ）
16.
犬は所有できるが、
猫には餌をあげることしかできない。
（ スニーキー・パイ・ブラウン ）
17.
愛しなさい、
一度も傷ついたことがないかのように。
（ アルフレッド・D・スーザ ）
（ Alfred D. Souza ）
18.
国を建てるには千年の歳月でも足りない。
だが、それを地に倒すのは一瞬で充分である。
（ バイロン ）
（ George Gordon Byron ）
19.
愛らしさのない美は、餌のない釣り針である。
（ エマーソン ）
（ Ralph Waldo Emerson ）
20.
青りんご宇宙の端に置かれあり
（ 小澤克己 ）
（ Ozawa Katsumi ）
21.
成人したこと自体で、進歩があったわけじゃない。
けれども、道標にはなった。
（ ニコルソン・ベイカー ）
22.
何を言ってやがる。
手足の揃ったおまえにできないことはひとつもない。
人間はできないと思ったら、まっすぐに歩くことだってできやしねえんだ。
（ 浅田次郎 ）
（ Asada Jirou ）
23.
一度結婚してしまうと、善良であること以外には何事も、そう、自殺でさえも残されていない。
（ ロバート・ルイス・スティーヴンソン ）
（ Robert Louis Stevenson ）
24.
好きな仕事をしてだよ、それで金が貰えるなんて、そりゃないよ。
それじゃ、泥棒だよ。
（ 永六輔 ）
（ Ei Rokusuke ）
25.
益は上(かみ)を損して下(しも)を益す
（ 『易経』 ）
（ Ekikyou ）
26.
生涯出会い、生涯夢、生涯感動。
（ 筒井修 ）
27.
誰もが、あえて出る釘になる決意をしなければ、時代はひらかれない。
（ 岡本太郎 ）
（ Okamoto Tarou ）
28.
アーティストにとって家庭は死と同じ。
（ 映画『影と霧』 ）
29.
もしもある物語の真の意味が伝わらずに、単なるあら筋だけが伝わるのだとしたら、それは随分つまらないことになるだろう。
（ 北杜夫 ）
（ Kita Morio ）
30.
彼のことを聞いてみたくて目を薔薇に
（ 今井千鶴子 ）
（ Imai Chizuko ）
31.
死は人を恐怖に陥れる存在だが、
死を抜きに人は生きられない。
死は生きる勇気ももたらし、
どう生きるべきかも考えさせる、
せっぱつまった思いの中で。
（ 司修 ）
（ Tsuka Osamu ）
32.
そら豆はまことに青き味したり
（ 細見綾子 ）
（ Hosomi Ayako ）
33.
跫音(あしおと)のいづくへ去りし雛納め
（ 秋元不死男 ）
（ Akimoto Fujio ）
34.
人間とは何か？
愚かな赤ん坊だ。
無駄に努力し、戦い、いらだち、何もかも欲しがりながら、何ものにも値せず、小さな墓をただ一つ得るだけだ。
（ トーマス・カーライル ）
（ Thomas Carlyle ）
35.
所謂(いわゆる)「旅行上手」の人は、
その乗車時間を、楽しむ、とまでは言えないかも知れないが、
少なくとも、観念出来る。
この観念出来るということは、
恐ろしいという言葉をつかってもいいくらいの、たいした能力である。
（ 太宰治 ）
（ Dazai Osamu ）
36.
（刃物を使う人が）刃を研ぐ時間もないほど、忙しくなることはあり得ないし、（車を運転する人が）ガソリンを入れる時間もないほど、運転に忙しいこともあり得ない。
（ スティーブン・Ｒ・コヴィー ）
（ Stephen R. Covey ）
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