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[ 名言 ]
敵と戦うに勝ちすぎては、
敵とって返して強く戦うものなれば、
初めの勝ちにて早くやめるが後に禍(わざわい)なし。
大いに勝たず、また大いに負くる事なし。
これ良将の兵法なり。

[ 出典 ]
貝原益軒[かいばら・えきけん]
(江戸時代の儒学者、1630〜1714)

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[ 意味 ]
敵と何度も戦って一方的に勝ちすぎると、かえって次の戦いでは敵が必死に戦うので、こちらが大敗する危険性も高くなる。
最初に勝った段階で早めに戦争を終結させてしまうのが、後に禍が生じることもなく、賢い戦略である。
勝ちすぎないこと、負けすぎないこと、それが良将の兵法である。

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〈全文〉
軍法は畏(おそ)るるをもって本とすべし、
畏るるとは暴勇を慎んで用心するをいうものなり。
臆病にはあらず。
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(一)兵戦ははやりすぎて勇むを貴ばず、
静まりて堪(こら)えるを貴ぶ。
敵に勝つ道は堪(こら)え忍ぶにあり。
先に動く者は負け、
後に起こる者は勝つ。
忍ぶはまことに一字千金の兵法なり。
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(二)勇者は外を焦らず、
良く定まってのち応ず。
外に気を動かして軽々しく躁(さわ)がしきは、
内に敵に応ずべき根(こん)なし。
人に勝ち難し。
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(三)敵と戦うに勝ちすぎては、
敵とって返して強く戦うものなれば、
初めの勝ちにて早くやめるが後に禍(わざわい)なし。
大いに勝たず、また大いに負くる事なし。
これ良将の兵法なり。
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