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耳ある者に甘露の門は開かれたり。
己がさかしらの心を捨て去って、 清き耳を持つべし。 『法句経』（ほっくきょう）
［ダンマパダ、ダムマパーダ、ダマパダ］ （仏教聖典、原始仏典の一つ） 【 『法句経』の名言 】
仏の教えや説法に対して、素直に聞く耳を持つ（耳を傾ける）者だけに、悟りの境地への門は開かれる。
利口ぶった心を捨て去り、清くけがれなき耳を持つように心がけよ。 ※甘露（かんろ）＝生死の恐れを越えた境地、すなわち悟りの境地。
または、仏の教えのたとえ。 ※賢しら（さかしら）＝利口ぶること。 いかにもわかっているというふうに振る舞うこと。 また、そのさま。
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