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銘々の眼玉が
銘々の流儀に従属して物ごとを見ている事は、 余り気附(きづ)かれていません。 誰でも銘々の眼玉で 確(しか)と物事を見ている筈(はず)です。 青山二郎[あおやま・じろう]
(美術評論家、骨董鑑定家、装丁家、1901〜1979) 随筆「眼の引越し」 『眼の哲学・利休伝ノート』
〈全文〉
ある年齢まで来ると 人の血の中に、 誰でも銘々の流儀が宿るようになります。 そうなると 自分でもモウ手が附(つ)けられないし、 人の言う事なぞも金輪際聞くものではありません。 後はただその円熟か破滅を待つばかりです。 __ Link __ 思想から芸事に到るまで、 結局銘々の流儀の源泉から生れないで、 何処(どこ)から本物が生れるでしょう。 __ Link __ ところが……銘々の眼玉が 銘々の流儀に従属して物ごとを見ている事は、 いゝ意味にしろ悪い意味にしろ、 余り気附(きづ)かれていません。 殊(こと)に現今に於(おい)て然(しか)りです。 誰でも銘々の眼玉で 確(しか)と物事を見ている筈(はず)です。 __ Link __
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