弓は使う時には引き絞るが、使わぬ時は緩めておくものだ。
(ver.0) ヘロドトス
(紀元前5世紀・古代ギリシャの歴史家) 『歴史』 【 ヘロドトスの名言 】
弓を使わない時でも、弦(つる)を強く張った状態にしておくと、弦が伸びてしまって、いざ使う時に役に立たなくなる。
弓を使わない時は、弦はゆるめておくことである。 それは、人間についても言えることである。 絶えず緊張した状態でいると、また働き通しでいると、心身ともに伸びきってしまい、弾力性つまり瞬発力が失われてしまう。 その結果、ここぞという時に、力を発揮できなくなる。 人間だって、肉体も精神も、休むべき時をしばしば設けて、完全にゆるませる必要がある。 そうすることによって、人間も弓同様に、弾力性を失わずに、長持ちするのだ。 《 疲れ・疲労の名言 》
《類似》
弓は、使うときだけ引き絞る。 絶えず引き絞っていたら、つるが切れてしまうだろう。 人間の場合も変わらない。 いつもまじめ一方、勤勉一方で、冗談や馬鹿げたことには一顧も与えずにいれば、知らず知らずの(以下略)(ヘロドトス) 《関連》 弓づるはかけっ放しにしておくと弾力がなくなって役に立たなくなる。 (中野重治)
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