勇気の5つの心得──2.よく考えてみれば、失望落胆して壁に行き当たった人の多くが、立派にそれを乗り越えてきているのだ。
他人にできたことが自分にもできぬはずがない。 デール・カーネギー
(20世紀前半の米国の自己啓発権威・講演家・著述家、1888〜1955) 「D・カーネギー名言集」─勇気の5つの心得(2) 【 デール・カーネギーの名言 】
〈全文〉
勇気ある人間になりたければ、以下の五つの心得をしっかり守ることだ。 何事に出合ってもびくともしない人間になること請合いである。 1.本当に勇気があるかのように振舞う。 こうすれば元気が出てきて、「自分だって、あれくらいのことはできるのだ」という気になるから妙だ。 2.よく考えてみれば、失望落胆して壁に行き当たった人の多くが、立派にそれを乗り越えてきているのだ。 他人にできたことが自分にもできぬはずがない。 3.人間の生命力は、リズムにしたがって盛んになったり衰えたりしている。 意気消沈して人生に立ち向かう意欲を失えば、どん底まで落ち込んで這い上がれなくなる。 だが、あくまで勇気を失わなければ、今まで自分を抑え続けてきた力を一転して、失意から抜け出す力に転化できる。 4.昼間より夜のほうが気が滅入るものだ。 勇気は太陽と一緒にやってくる。 5.勇気は、人の偉大さをはかる物差しである。 自分の理想像のレベルに達するまで頑張ることだ。
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