名言ナビ
→ トップページ
今日の
日本の文豪の名言
☆
9月24日
☆
← 前日の名言
→ 翌日の名言
1.
鏡は自惚(うぬぼ)れの醸造器である如(ごと)く、
同時に自慢の消毒器である。
(
夏目漱石
)
2.
愛の舞台に上って馬鹿らしい役割を演じるのは、いつでも男だ。
(
島崎藤村
)
3.
男が家庭を持ちたいってのは、思いきり阿呆になれる場所がほしいからだ。
(
川端康成
)
4.
牛になる事はどうしても必要です。
吾々(われわれ)はとかく馬になりたがるが、牛には中々(なかなか)なり切れないのです。
(
夏目漱石
)
5.
死んでも、ひとのおもちゃになるな!
(
泉鏡花
)
6.
旅じゃ有りませんか、誰だって人間の生涯は。
(
島崎藤村
)
7.
人間は好き嫌いで働くものだ。
論法で働くものじゃない。
(
夏目漱石
)
8.
勤労の裏づけのない富は、人間を誤る。
(
山本周五郎
)
9.
人間は、時として、充たされるか充たされないか、わからない欲望のために、一生を捧げてしまう。
その愚をわらう者は、畢竟(ひっきょう)、人生に対する路傍の人に過ぎない。
(
芥川龍之介
)
10.
そういう信仰家という者は世間にたくさんあるものだよ。
外では悪いことを仕て来ながら、家へはいるとすぐお念仏。
眼では悪魔のすることを捜しながら、お寺へ来ればすぐお念仏。
人を撲(なぐ)っても、後でお念仏さえいえば、罪障消滅、極楽往生、うたがいなしと信じている信心家だ。
こまるね、ああいうのは。
(
吉川英治
)
11.
自分でも何かのお役に立つのだ。
このことは喜びである。
この喜びは自分の一生が無意味でないことを示している。
このことを幸福に感じるのである。
(
武者小路実篤
)
12.
人間は理想が無くっては駄目です。
(
田山花袋
)
13.
五人と争わば、先(ま)ずその一人を倒せ。
然(しか)る後に他の一人、他の一人と。
斯(か)くすれば、他の二人は、戦わずして自ら潰(つい)えむ。
(
国木田独歩
)
14.
馬は走る。
花は咲く。
人は書く。
自分自身になりたいが為に。
(
夏目漱石
)
15.
善悪の区別は集団生活の約束から生まれたもので、「人間」そのものをつきつめて考えれば、そういう区別は存在しない。
(
山本周五郎
)
16.
ただ愛するのよ、そうして愛させるのよ。
そうさえすれば幸福になる見込は幾何(いくら)でもあるのよ。
(
夏目漱石
)
17.
もう愛してくれなくなった恋人は、電車のなかで人の足を踏んで空嘯(そらうそぶ)いている男のようなものである。
(
井伏鱒二
)
18.
人は新しく生きるために、絶えず告別せねばならない。
すべての古き親しき知己から、環境から、思想から、習慣から。
(
萩原朔太郎
)
19.
無理してよろこぶな
理屈でよろこぶな
自然によろこべる時に
よろこべ。
(
武者小路実篤
)
20.
人間は生きることが全部である。
死ねばなくなる。
(ver.1)
(
坂口安吾
)
← 前日の名言
→ 翌日の名言
→ トップページ