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今日の
日本の文豪の名言
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9月24日
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1.
香を嗅ぎ得るのは香を焚き出した瞬間に限る如く、酒を味わうのは酒を飲み始めた刹那に有る如く、恋の衝動にもこういう際どい一点が時間の上に存在しているとしか思われないのです。
(
夏目漱石
)
2.
やきもちやきの女とかけて何と解く。
闇におびえてたける子犬と解く。
そのこころは?
うるさい。
ばかばかしい。
腹が立つ。
ねむれない。
それでゐて不憫なのです。
(
佐藤春夫
)
3.
人生は戦争なり。
戦いを宣告した上は、征服するまで止(や)むべからず。
何物、何事、何人(なんぴと)に対しても討死(うちじに)の覚悟を以(もっ)て戦うべし。
死すとも勝つの覚悟あれ。
(
国木田独歩
)
4.
健康はもとより大切だが、
健康に見えるということはもっと大切だ。
(
三島由紀夫
)
5.
自分を信じて行かなければいけない。
教わるものは遠慮なく教わるがいいが、
自分の頭と眼だけは
自分のものにしておかなければいけない。
(
武者小路実篤
)
6.
実行せざる思い付きは空想と称し、また妄想と称す。
(
国木田独歩
)
7.
敵への怒りは、劣弱者が優勢者に対する権力感情の発揚である。
(
萩原朔太郎
)
8.
読書を廃す、これ自殺なり。
(
国木田独歩
)
9.
病気の時には自分が一歩現実の世を離れた気になる。
他(ひと)も自分を一歩社会から遠ざかったように大目に見てくれる。
こちらには一人前(いちにんまえ)働かなくてすむという安心ができ、向こうにも一人前として取り扱うのが気の毒だという遠慮がある。
そうして健康の時にはとても望めない長閑(のど)かな春がその間から湧(わ)いて出る。
(
夏目漱石
)
10.
人間は間際(まぎわ)で悪党になるものだ。
(
夏目漱石
)
11.
どんな女でもいいのです。
心底から私を有頂天にさせてくれる、
身も世も忘れさせてくれるような女なら、
どんな女でもいいのです。
(
永井荷風
)
12.
他人の位置に時々自分をおき、自分の位置に他人をおき、他人の気持ちを察し、小我をのさばらすな。
(
武者小路実篤
)
13.
酒は文明に対する一つの諷刺である。
(
萩原朔太郎
)
14.
人の光を藉(か)りて我が光を増さんと欲するなかれ。
(
森鴎外
)
15.
長い結婚は必ずしも出発に支配されない。
(
川端康成
)
16.
われわれは死者のことをなるたけ早く忘れたいのです。
憎まれ嫌われていた死者のことほど
早く忘れたいのです。
そのためにはほめるに限る。
ですから死者に対する賞讃には、
何か冷酷な非人間的なものがあります。
(
三島由紀夫
)
17.
不安こそ、われわれが若さからぬすみうるこよない宝だ。
(
三島由紀夫
)
18.
何のためにあなたたちは生きているのですか。
国のためですか。
家のためですか。
親のためですか。
夫のためですか。
子のためですか。
自己のためですか。
愛するもののためですか。
愛するものを持っておいでですか。
(
武者小路実篤
)
19.
およそ世の中に、家のために、女の子を親勝手に縁付けるほど惨たらしい事はない。
(
泉鏡花
)
20.
幸運を望む男よ、お前が三つしか事を為さないのに十の結果を望んでいる間は、幸運は来はしない。
(
山本周五郎
)
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