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今日の
日本の文豪の名言
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9月25日
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1.
無神論も、徹底すれば徹底するほど、唯一神信仰の裏返しにすぎぬ。
無気力も、徹底すれば徹底するほど、情熱の裏返しにすぎぬ。
近ごろはやりの反小説も、小説の裏返しにすぎぬ。
(
三島由紀夫
)
2.
青春ほど死の翳(かげ)を負い、死と背中合せな時期はない。
(
坂口安吾
)
3.
死の恐怖を味わうことは、その人がまだ生きてしなければならない仕事をしていないからだ。
(
武者小路実篤
)
4.
社交の秘訣は、真実を語らないということではない。
真実を語ることによってさえも、相手を怒らせない技術である。
(
萩原朔太郎
)
5.
人間の不安は科学の発展から来る。
進んで止(とど)まる事を知らない科学は、
かつて我々に止まる事を許して呉(く)れた事がない。
徒歩から俥(くるま)、俥から馬車、馬車から汽車、汽車から自動車、それから航空船、それから飛行機と、
何処迄(どこまで)行っても休ませて呉れない。
(
夏目漱石
)
6.
何かにつけて青春が未来を喋々(ちょうちょう)するのは、ただ単に彼らがまだ未来をわがものにしていないからにすぎない。
何事かの放棄による所有、それこそは青春の知らぬ所有の秘訣だ。
(
三島由紀夫
)
7.
人間は、自分の内面を包むのに、礼儀正しくなければならない。
(
三島由紀夫
)
8.
老夫妻の間の友情のようなものは、
友情のもっとも美しい芸術品である。
(
三島由紀夫
)
9.
結婚前の女と結婚後の女は同じ女ではない。
(
夏目漱石
)
10.
人は境遇と交友とに由(よ)りて、知らずともよき事まで知り、感得すべからざる事までも感得す。
(
国木田独歩
)
11.
貧乏と、屈辱と、嘲笑と、そして明日の望みのなくなったときこそ、はじめて我々は人生に触れるのだ。
(
山本周五郎
)
12.
何でも空想で考えず、物に当たって活発にやるがよい。
その時に出てくる知恵は、空想でこねまわしたものより、ぐっと生々(いきいき)している。
(
田山花袋
)
13.
山の動く日きたる
かく云(い)えど
人これを信ぜじ
(
与謝野晶子
)
14.
生徒があやまったのは心(しん)から後悔してあやまったのではない。
只(ただ)校長から、命令されて、形式的に頭を下げたのである。
商人が頭ばかりさげて、狡(ずる)い事をやめないのと一緒で生徒も謝罪だけはするが、いたずらは決してやめるものではない。
よく考えてみると世の中はみんなこの生徒の様なものから成立しているかも知れない。
(
夏目漱石
)
15.
人生は、美しい人は若くして死ぬべきだし、そうでない人はできるだけ永生きすべきであろう。
ところが九十五パーセントまでの人間はその役割をまちがえる。
美人が八十何歳まで生きてしまったり、醜男が二十二歳で死んだりする。
まことに人生はままならないもので、生きている人間は多かれ少なかれ喜劇的である。
(
三島由紀夫
)
16.
自分で自分を裁くのは高慢だ。
本当に謙虚な人間なら、他人をも裁きはしないし、自分を裁くこともしないだろう。
(
山本周五郎
)
17.
創作は常に冒険である。
所詮(しょせん)は人力を尽した後、
天命に委(ま)かせるより仕方はない。
(
芥川龍之介
)
18.
私たちの夫婦関係は毎日毎日新季蒔直(まきなお)しを試み、毎日毎日以前にない新しい愛の生活を築き上げているのです。
(
与謝野晶子
)
19.
人間はとしをとるにつれて、一種のあきらめ、自然の理法にしたがって滅んでゆくものをたのしむといった風な心境がひらけてきて、しずかな、平均のとれた生活を欲するようになるのですね。
(
谷崎潤一郎
)
20.
女はとかく多弁でいけない。
人間も猫くらい沈黙であるといい。
(
夏目漱石
)
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