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今日の
文章の書き方の名言
☆ ９月１９日 ☆
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1.
これ（＝あったことをなかったと主張したり、なかったことをあったと主張したりすること）が許されるのは小説家や劇作家ぐらいなもので、もともと作り話を書くのが免許だから仕方がない。
（ 井上ひさし ）
2.
ああ、猫と同じくらいミステリアスな作品を書けたらいいのに…。
（ エドガー・アラン・ポー ）
3.
くだらない小説を書きてよろこべる
男憐(あは)れなり
初秋(はつあき)の風
（ 石川啄木 ）
4.
書きたいけれども書けなくなったというのは嘘で、
君には今、書きたいものがなんにも無いのでしょう。
書きたいものが無くなったら、
理窟も何もない、
それっきりです。
作家が死滅したのです。
（ 太宰治 ）
5.
全部、作家は、不幸である。
誰もかれも、苦しみ苦しみ生きている。
（ 太宰治 ）
6.
詩の本来の目的は（中略）、人心の内部に煽動する所の感情そのものの本質を凝視し、かつ感情をさかんに流露させることである。
（ 萩原朔太郎 ）
7.
悲しみは分母が大きいから、人を泣かせる物語を作るのは簡単です。
与えて奪う、これを繰り返せばよい。
（ 黒鉄ヒロシ ）
8.
絵にしろ、彫刻にしろ、文章でもテレビでも、それを売って食うためにやるなんてことは空しいと思うんだ。
（ 岡本太郎 ）
9.
近頃の作家は、インクに水増しをして書いている。
（ ゲーテ ）
10.
青年（＝青年作家）の仕事はこの（書く自我と書かれる自我との）分裂の過程を写すものであるだけに、一生のうちで一番困難な仕事だと思われる。
書く自我が確立される前に、書く自我と書かれる自我との分裂を書かねばならないのだから。
（ 三島由紀夫 ）
11.
腹ができて立派なる人格を持ち、疑うところなき感想文を、たのしげに書き綴るようになっては、作家もへったくれもない。
世の中の名士のひとりに成り失(う)せる。
（ 太宰治 ）
12.
ドロ水を飲料水にするための濾過装置があるでしょう。
濾過装置の中で、残ったドロと飲料水になる水とあるけど、残ったドロがいらないもので、捨てちゃっていいものかというと、ぼくはそうじゃない。
それが現実なんだ。
現実を避けることはできないね。
（ 三島由紀夫 ）
13.
墓は立てて欲しくない。
私の墓は、私のことばであれば、充分。
（ 寺山修司 ）
14.
自分で名言を吐く以外の最善の方法は、引用することである。
（ エマーソン ）
15.
言葉にならないということは、言語絶するということではない。
言葉にだしたら嘘になってしまうということです。
（ 長田弘 ）
16.
私が物を書くためには孤独が必要だ。
世捨て人のような孤独ではなく、死人のような孤独が。
（ フランツ・カフカ ）
17.
文章（=文章家）で一番大事なことは、いかに瑞々(みずみず)しい文章を、ずっと書き続けられるか、それだけだから。
老練とか、枯れてるとか、そんなものは全然必要ない。
（ 伊集院静 ）
18.
美しい感情を以(もっ)て、
人は、悪い文学を作る。
（ 太宰治 ）
19.
作家って何でもあり、
小説って何でもあり、
真っ白なカンバスに好き勝手に絵を描けばいい、
と思っていたのです。
作家は“全能の神”で、
登場人物は作家が思った通りに動くんだ、
って考えていました。
でも、それは間違っていましたね。
（登場人物は）作家の思い通りには動かないのです。
（ 池井戸潤 ）
20.
真に個性的であるためには、
個性を小出しにしたりしないことである。
（ 外山滋比古 ）
21.
名詞とは逆に、動詞がだんだん貧しくなっている。
ありあまる名詞ばかりの世にはばかる動詞は、一つだけだ。
名詞の次に「する」をくっつけた動詞だ。
つまり、名詞があらわしていることをするという動詞だ。
言葉のほとんどが、ただもう名詞でしかなくなっている。
（ 長田弘 ）
22.
文章は格闘技だと思う。
書いているときは体もくたくたに疲れるけれど、全身で勝負しなければ、小手先では勝てないんです。
（ 椎名誠 ）
23.
かはせみの一句たちまち古びけり
（ 黒田杏子 ）
24.
賦(ふ)は、対象に対して詩的表現をもってこれを描写し、はたらきかけるもので、そのことがまた、そのまま言霊(ことだま)的なはたらきをよび起すという古代の言語観にもとづくものである。
その表現の方法を賦といい、そのような表現方法による文辞(ぶんじ＝文章の言葉)を賦という。
（ 白川静 ）
25.
飛行機が滑走していて、
地面からはなれられないような時、
まだ詩は生れない。
しかし地面からはなれた時、
詩になる。
（ 武者小路実篤 ）
26.
書き出しの巧いというのは、その作者の「親切」であります。
（ 太宰治 ）
27.
筆に霊(れい)あり。
（ 日本の古いことわざ ）
28.
肩の力を抜いて目の前にいる親しい人に語りかけるつもりで書いてください。
いい文章を書いて唸らせてやろうなどと意識すると、途端に肩に力が入り、解りにくい(伝えにくい)文章になります。
（ 志茂田景樹 ）
29.
企画書に魅力的な一行があれば
それは大きな武器となる。
相手の心につきささる一行が
企画を実現に結びつけるのだ。
（ 野地秩嘉 ）
30.
文章は技術だと思っている人が多いけれど、違うんだよね。
技術じゃないんだ、ふだん何を考えているかなんだよ。
（ 嵐山光三郎 ）
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